アジアとヨーロッパを結ぶボスポラス海峡に地下トンネルを作り、地下鉄を通すマルマラ・プロジェクトにおいて中心的な役割を担った大成建設の話を現地で聞きました。複雑な潮流のある水中で、巨大トンネルを寸分の狂いもなくドッキングさせるという、その技術力の高さに驚かされました。
　その後、実際にその地下鉄に案内され、巨大な排気ファンや排気ダクト、管制室などの裏舞台も見せていただき、地下鉄に乗車しました。
　ボスポラス海峡を海底トンネルでつなぐという長年の夢が実現されたのが、いかに画期的なことであるかを実感することのできた貴重な体験でした。