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びわいち(12/14-15)報告

 1泊2日のびわいち(自転車での琵琶湖一周)を無事終えることができました。最後までたどり着けるか、一番心配であったのは私ですが、若い方々のリードによって、何とか、最後まで走ることができました。
 守山でレンタサイクルをし、高島市マキノ町で一泊し、守山に帰るというコースをとりました。
 一日目、天気予報では晴れのち曇りで、降水確率も高くなかったため、予定通り出発したのですが、長浜を過ぎたあたりから、ポツリポツリと降り始め、途中から、激しい雨と、猛烈な北風の逆風の中を進むことになりました(ゆっくりしか進めません)。雨が強く、靴や手袋が水浸しとなり、冷たさが体にしみました。大型トラックとすれ違う際には、これまで経験したことのないようなスプラッシュを浴びせかけられることになりました。
 このような状態で2時間ほど走りました。神の逆鱗に触れたかのような悪天候の中、私は茫然自失として、しかし、もはや笑うしかないような状況の中で、ほぼ心が折れかけていたのですが、ひたすら若い方々のあとをついて行きました。
 午後5時には真っ暗になり、街灯もほとんどない暗闇の道を2時間ほど走ったのですが、的確にコースの判断をし、恐れることなく突き進む学生たちには、あらためて感心しました。今時の若い人たちは、本当に立派です!
 おかげで、わたしも何とか宿舎までたどり着いたのですが、初心者にとっては、かなりハードルの高い初日となりました。7時過ぎに着いたとき、さすがの若者たちも、宿泊先の階段を這って登らざるを得ないほど、足が疲れていたようです。
 私の場合、足だけでなく、お尻も手も肩も、全身が痛く、これほどの全身疲労は何十年ぶりかのことでした。
 体が冷え切っていたため、すぐにお風呂に入り、それから食事をして、ようやく体に元気が戻ってきました。夕食を共にしながら、一日を振り返りましたが、一生忘れられない思い出になった、学生生活の中で一番の思い出になった、という言葉を聞いて、やり切れば、つらい経験も、かえって忘れがたい美しい記憶になっていくのだなと思いました。私自身にとっても、心と体に刻み込まれた忘れがたい思い出となりました。
 食事のあと、何と、卒論指導を予定通り行いました。学生も先生もエライ! 12月20日が締め切りで、待ったなしの状況でしたので、あらかじめ、卒論の原稿をチェックし、それを持参して、卒論指南をしました。
 この日、疲れのためにすぐ眠れるだろうと思っていたのですが、全身が痛すぎて、なかなか眠れませんでした。
 翌日は、天気がかなり回復し、午前中、北風は強かったものの、気持ちよく走ることができました。一日目がんばった分、時間に余裕があったため、近くの(といっても5キロほど離れていますが)メタセコイア並木に立ち寄りました。朝早かったのですが、たくさんの観光客がいて驚きました。
 2日目午後は天候に恵まれ、日が落ちるまでにゴールインすることができました。温泉に入り、食べ放題レストランで夕食をしました。皆さん、驚くほどたくさん食べられていました。
 びわいちが終わった翌日から、痛い体を引きずりながら、卒論・修論指導を中心とする、たまっていた仕事に取りかかり、結果、1週間報告することができませんでしたが、ようやく、簡単に文章としてまとめることができるようになりました。
 途中、大いに後悔しつつも、終わってみると、貴重な経験となりました。大学での日常的な学習環境は、冷暖房が効いた、快適なものですが、オフキャンパスで、自然の美しさ、自然の荒々しさ、予期せぬ事態に触れることは、心身に刻まれる経験となります。あのレベルの悪天候はあまり経験したくはありませんが、今後も、オフキャンパスでの学びや経験の可能性を追求していきたいと考えています。

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