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世界キリスト教情報 第1576信(2021.04.05)

  • 「復活の聖なる徹夜祭」=教皇「主と共にガリラヤから再び始めよう」と説教
  • 教皇フランシスコ、復活祭メッセージと祝福
  • バイデン米大統領、イースター・メッセージで国民にワクチン接種促す
  • ニューヨーク「イースターパレード」は今年もバーチャル開催
  • 韓国の新規コロナ感染者が再び400人台半ばに増加
  • 米国で「教会に属する人」の割合、初めて50%を下回る=ギャラップ社調査
  • 《メディア展望》

◎「復活の聖なる徹夜祭」=教皇「主と共にガリラヤから再び始めよう」と説教
 【CJC】カトリック教会は、4月3日、「聖土曜日」の日没と共に、「復活の主日」(イースター)に入った。
 教皇フランシスコは、バチカンの聖ペトロ大聖堂の司教座の祭壇で、2021年度の「復活の聖なる徹夜祭」を祝った。
 バチカン・ニュースは、「あらゆる徹夜祭の母」と呼ばれる「復活の聖なる徹夜祭」は、キリスト教の本質を表す豊かな象徴で満ちている、と「徹夜祭」の情景を描き出した。
 この式では、火の祝別や復活の大ろうそくを掲げた行列、「エクスルテット」(復活賛歌)の朗唱、救いの歴史における神の御業を思い起こすと共に、キリストの復活を告知する豊かな朗読などが行われた。
 「徹夜祭」の特徴の一部である洗礼式は、昨年に続き行われなかったが、参列者はここで洗礼の約束を新たにした。
 教皇は説教で、先を歩むイエスの招きに応え、わたしたちもガリラヤに向かい、主と共にそこから再出発しようと、信者を励ました。


◎教皇フランシスコ、復活祭メッセージと祝福
 【CJC】2021年度の復活祭を迎えた4月4日、教皇フランシスコは、ローマと全世界に向けてメッセージと祝福を送った。
 教皇は、同日午前、「復活の主日」の日中のミサを聖ペトロ大聖堂の司教座の祭壇で司式した。
 正午に、教皇は同大聖堂から、復活祭メッセージと、ローマと全世界に向けた教皇祝福「ウルビ・エト・オルビ」を送った。
 教皇、復活祭メッセージで、パンデミックはいまだに収束せず、社会と経済の危機は大きく、それは特に貧しい人たちに深刻な影響を与えていること、この複雑な現実のただ中で、復活の知らせは、短い言葉の中に決して失望させることのない希望を与える出来事を伝えている、と指摘した。
 教皇は、復活されたキリストが、パンデミックのためにいまだ苦しむすべての人々、病者や、親しい人を失った人々の希望だとし、主が医師や看護師たちの労苦を支え、慰めを与えてくださいますように、と願い、すべての人が助けを必要とし、必要なケアを受ける権利を持っているとし、皆がパンデミックとの闘いへの参与を呼びかけ、ワクチンがそのための本質的な手段の一つとなっている今この時、「ワクチンの国際主義」の精神において、全国際共同体がワクチンの供給の遅れを克服し、特に貧しい国々との分配を推進するために、協力を呼びかけた。


◎バイデン米大統領、イースター・メッセージで国民にワクチン接種促す
 【CJC】バイデン米大統領は4月4日、ジル夫人とともに復活祭(イースター)を祝うメッセージの動画をツイートし、国民に新型コロナウイルスワクチンの接種を進んで受けるよう呼び掛けた。
 米有力メディア、CNNが伝えるところでは、カトリック教徒のバイデン氏は、教皇フランシスコがワクチン接種を「道義的責任」とした発言に同意するとコメント、自分自身が接種を受け、周囲にも促すことによって、「私たちはウイルスに打ち勝つだけでなく、祝日を一緒に祝える日を早めることができる」と語った。
 疾病対策センター(CDC)は3日、24時間の接種回数が400万超と過去最多を記録し、7日間の平均も300万回を超えたと発表した。
 CDCによると、全米でこれまでに少なくとも1回の接種を受けたのは約1億6500万人。人口の18・5%にあたる6100万人が接種を完了している。
 ハリス副大統領も同日、イースターに合わせてメッセージ動画を公開、「希望」をテーマに、ワクチンを接種した人が増え、子どもたちが1年ぶりに登校し、祖父母は1年ぶりに孫たちを抱き締めることができると語った。


◎ニューヨーク「イースターパレード」は今年もバーチャル開催
 【CJC】ニューヨークで4月4日、イエス・キリストの復活を祝う「イースターパレード・アンド・ボンネットフェスティバル」が行われた。
 しかし仮装した人々が5番街を練り歩く恒例のパレードは昨年に続き、今年も行われず、インターネット上でのバーチャル開催となった。
 聖パトリック大聖堂では、収容人数を50%に抑えてイースターのミサが行われた。


◎韓国の新規コロナ感染者が再び400人台半ばに増加
 【CJC】韓国の中央防疫対策本部は3月30日、同日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から447人増え、累計10万2582人になったと発表した。市中感染が429人、海外からの入国者の感染が18人だった。韓国の聯合ニュースがソウル発で報じた。
 1日当たりの新規感染者数は、6日ぶりに300人台に低下した前日(383人)から64人増え、再び400人を超えた。300~400人台で推移した後、27日(505人)は36日ぶりに500人を上回った。28日(482人)と29日(383人)は連続で減少したが、これは週末で検査件数が少なかったことが影響したとみられる。
 春の行楽シーズンに加え、4月4日に復活祭、7日にはソウル市と釜山市で市長補欠選の投開票を控えており、政府は感染の拡大を警戒している。


◎米国で「教会に属する人」の割合、初めて50%を下回る=ギャラップ社調査
 【CJC】米ギャラップ社が3月28日発表した世論調査では、アメリカ人で教会、シナゴーグ、モスクなど宗教組織に属するいわゆる「教会員」の割合は減少が続き、2018年は50%と半々になり、2020年には47%とついに半数を切った。同社が1937年に調査を開始した時は73%で、その後60年間は70%近くで推移していたが、21世紀に入った頃から減少の一途だった。
 調査は、3年ごとに米国の成人6000人以上のデータを用いて、さまざまなグループごとに推移を分析している。
 自分の「宗教的な選択」を明らかにしない人が増え、1998~2000年の調査では8%に過ぎなかった比率が、2008~2010年には21%に増加した。「教会員」割合減少の一部は、このような傾向と関係していると見られる。また「宗教的な選択」を明らかにしていても、正式な「教会員」となっていない人が増加している可能性もある。
 世代間の違いも大きい。1946年以前に生まれた世代は66%が「教会員」で、64年までに生まれたベビーブーマー世代も58%が「教会員」だが、80年代序盤までに生まれた世代では「教会員」が50%、90年代中盤までに生まれたミレニアル世代が同36%となっている。
 ミレニアル世代は「特定の宗教に所属している」と認識している人でも、「教会員」になる人の割合は大きく減少している。


《メディア展望》
 =カトリック新聞(4月4日)=http://www.cwjpn.com/cwjpn/
"わたしは復活しあなたと共にいる"主が私に語り掛ける(松浦信行神父=大阪教区/東京カトリック神学院院長)
教皇の一般謁見講話=孤独な人に寄り添う聖母
教皇フランシスコ=実際に支える教会に=『愛の喜び』家庭年
東日本大震災から10年=有志のネットワーク「カリタスみちのく」が始動
喜びも悲しみも言葉にして=俳句で神を賛美=ホトトギス社名誉主宰=稲畑汀子さん
 
 =KiriShin(4月1日)=http://www.kirishin.com
【東日本大震災特集】それぞれの10年=『裁かれなかった原発神話』=かき消された不安の声(松谷彰夫=元高校教諭、福島生業訴訟原告)
【東日本大震災10年】日本基督教団東北教区=片岡謁也氏「共に嗚咽する神」
東日本大震災国際神学シンポ=青年の部オンラインで開催
教皇、初のイラク訪問=シーア派のシスタニ師と会談
同性間のユニオン祝福の可能性にバチカン教理省は否定的
 
 =クリスチャン新聞(4月4日)=http://クリスチャン新聞.com
エチオピアで30万人国内避難=感染対策・日常生活の危機=FHEが緊急支援
在住外国人問題ミーティングで支援牧師ら現状報告=「入管収容者の現状知ってほしい」=JEA宣教委員会異文化宣教ネット
日本CGNTVが一般社団法人化=「日本宣教の強い土台できた」
「東北ヘルプ10周年 感謝と祈りの会」開催=「支援」終わっても「関係」続く
福島で10年の記憶を語る会=感謝と愛分かち合う

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