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    <title>世界キリスト教情報</title>
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    <updated>2010-07-27T05:02:15Z</updated>
    <subtitle>世界の各地で、今、何が起こり、何が問われているのでしょうか？　様々な情報を共有することは、わたしたちの課題を明確にするためにも大いに役立つでしょう。</subtitle>
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    <title>世界キリスト教情報　第1018信（2010.07.26）</title>
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    <published>2010-07-27T05:00:00Z</published>
    <updated>2010-07-27T05:02:15Z</updated>

    <summary>キリル総主教は多くの問題で教皇に同意ルーテル世界連盟大会、新会長にムニブ・ヨウナ...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>キリル総主教は多くの問題で教皇に同意</li><li>ルーテル世界連盟大会、新会長にムニブ・ヨウナン監督</li><li>ルーテル世界連盟がアナバプテスト迫害に大会で許し求める</li><li>香港でＹＭＣＡ世界大会、根源のキリスト教確認</li><li>米ＹＭＣＡのブランド戦略は米国だけのもの、と世界同盟が声明</li><li>米国で学生キリスト教運動が復活へ</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎キリル総主教は多くの問題で教皇に同意</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】７月２０日から８日間の日程でウクライナを訪問しているロシア正教会の最高指導者キリル総主教は、訪問を控えた１９日、同国メディアとの会見で、教皇ベネディクト１６世とは、直面している倫理問題の多くで、真剣に取り組める、と語った。インターファクス通信が報じた。</div><div>　「現教皇の立脚点は、楽観につながると言うべきだ」と語った総主教、教皇が「西側の自由主義的な神学者やメディア」からその見解をしばしば批判されていることを指摘した。</div><div>　「しかし、公共問題や倫理問題について教皇の姿勢は完全にロシア正教会の態度と合致している。このことは、カトリック教会と共にキリスト教的な価値観を説く機会が得られることだ。特に国際機関や、国際的な場所でそう言える」と語った。</div><div>　また総主教は、最近のプロテスタントが「非常に危険な様相」を呈しているとして、「この世の罪に満ちた要素を、それらが世俗社会によって提供されたものであるにしても、内的な世界に持ち込み、それを正当化し」、その結果として「世俗哲学の自由主義的な語句がプロテスタント教会の内部で繰り返され、宗教的な思考の中に根付いている」ことを理由にあげた。</div><div>　このようにして、「人権という世俗的な概念が神学、教会の慣行と結びついた」時に、女性聖職問題が西側に出現した、と言う。「もう一つ、同性愛に対する態度も同じだ。神の言葉が世俗的な自由の基準に適合するように歪められている。それが罪であることは明確に記されている」と総主教は語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ルーテル世界連盟大会、新会長にムニブ・ヨウナン監督</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ルーテル世界連盟は６年に１回開く大会（第１１回）を７月２０日から２７日までドイツのシュツットガルトで開催した。主題は「わたしたちに必要な糧を今日与えてください」。</div><div>　大会では２４日、マーク・ハンソン会長の後任にパレスチナのムニブ・Ａ・ヨウナン監督（５９）を選出した。全世界７０００万人のプロテスタントを擁する組織の会長としては最初のアラブ人。</div><div>　「世界の癒しを進める。宣教、加盟教会への奉仕、エキュメニズム、世界の正義のために働く」と言う新会長、自分がＬＷＦと最初に関係を持ったのは、難民として、エルサレムのマーティン・ルーサー学校でチョコレート・ミルクを飲んだ時のことで、教会宣教活動に入るよう刺激された、と言う。また「今回の選出がドイツで行われたことは、自分にとって意義があり、感動的だ。わたしの教会は聖地でのドイツ・ミッションの活動から生まれ成長したからだ」と語った。</div><div>　ヨウナン氏の所属するヨルダン福音ルーテル教会は会員３０００人で、ＬＷＦ加盟教会の中では最少の一つ。</div><div>　「わたしがアラブキリスト者であることが他のキリスト者によって、他の信仰の人たちとの対話の際に役立つことに意味がある。それでわたしたちは全ての人のためになる対話が出来る」と、選出直後、ＥＮＩ通信に語っている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ルーテル世界連盟がアナバプテスト迫害に大会で許し求める</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ルーテル世界連盟は独シュツットガルトで開催した大会で７月２２日、「アナバプテスト」に対してルーテル派が１６世紀に行った迫害について許しを求めた。「再洗礼派」と呼ばれるアナバプテストは異端とされ、米国に自由を求めて渡った人も多い。現在、アミッシュ、フッタライト、メノナイトなどの集団を形成している。</div><div>　マーク・ハンセン会長はメノナイト派との合同礼拝の席上、「わたしたちは、アナバプテスト・キリスト者が苦難と迫害を経験したこと、わたしたちの最も尊敬している改革指導者がこの迫害を信仰の名のもとに擁護したことを憶えている」と語った。</div><div>　メノナイト世界会議のダニサ・エンドゥロブ会長は、「これで終わりだと言ったら単純だろうと思う。わたしにとっては、始まりだ。皆が取り組まなければならない過程だ。それぞれ新しい世代に伝えて行かねばならない」とＥＮＩ通信に語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎香港でＹＭＣＡ世界大会、根源のキリスト教確認</b></div><div><br /></div><div>　【香港＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】世界各地のＹＭＣＡから集まった代表１０００人以上が７月１９日、２４日までの日程で、香港文化センターを会場に世界大会を開催した。会議では、世界のＹＭＣＡがグローバリゼーションの否定的な影響への取り組みが数多くなされている中で、「地球市民」づくりを目指している現状が明らかにされた。</div><div>　新たに総主事に任命されたヨハン・ヴィレルム・エルトヴィク牧師（ノルウェー教会＝ルーテル派）は、ＹＭＣＡが「教会そのものではないこと、わたしたちの持っている資源と神の言葉を分かちあうことで、苦難の中にある人々と出会うために、外に出て行き最前線に立つことが出来る」ことを意識している、と語った。世界のＹＭＣＡが「ユースをわたしたちの全活動の焦点として推進すること、そして、世界中の若者のための重要な組織でありたい」と言う。</div><div>　全世界の１万２０００の地域ＹＭＣＡから集まった代表は、飢餓、貧困、失業、人権、グローバル化の課題への取り組みについて討議する。</div><div>　「すべての人を一つにしてください」（ヨハネによる福音書１７・２１）から採られたＹＭＣＡ世界同盟のモットーを想起して、マーティン・マイスナー会長は、開会講演で、「地球市民」への努力を指摘した。「わたしたちは、それぞれの経験、さまざまな背景や文化を持ってここにいる。「地球市民」とはこれら全てを共有することを意味している。わたしたちは、アイデアを共有し、わたしたちの運動の未来を見据え、そして祝うために、ここにいる。若い男女の間に救い主イエス・キリストを伝え広げるために、わたしたちに与えられている業の一致の中の多様性の豊かさに感謝しよう」と言う。</div><div>　開会式に先立ち同盟は、記者会見で、ＹＭＣＡ運動のキリスト教アイデンティティを強調した。バーソロミュー・シャハ前総主事は、「ＹＭＣＡがエキュメニカル（教会一致）運動の一部であり、その歴史の中で、キリスト教指導者を数多く育ててきた」とメディアに語った。しかし、すべてのその開放に反するという事実を運動の根源がキリスト教であることは、宗教、人種、性別を問わず全ての人に開かれていることと決して矛盾するものではない、とシャハ氏は指摘している。</div><div>　ＹＭＣＡは、グローバル化の集中的なプロセスに対応するため、「ボデー（体）」「マインド（知性）」「スピリット（心）」のためのプログラムを通し、また若い人たちとその共同体のために備えることで活動を続ける、としてシャハ氏は、ＹＭＣＡが、今日人類が直面しているさまざまな危機に直面する若い人たちを力づけ、ＹＭＣＡ運動は、若い人たちの世界的な正義への関わりを強化するよう備える、と語った。</div><div>　世界同盟ユース委員会のマリア・クリスティーナ・ミランダ委員長は、世界大会の前に、若手メンバーの声を聞くためユース・フォーラムを開催したことの重要さをメディアに語った。さらに世界同盟内に若い人たちの参画とリーダーシップを維持するために組織のメカニズムを利用し続けることが重要だ、と指摘した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米ＹＭＣＡのブランド戦略は米国だけのもの、と世界同盟が声明</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米ＹＭＣＡが７月１２日、新しいブランド戦略を発表したことに、ＹＭＣＡ世界同盟（本部ジュネーブ）は１４日、この戦略が米国の運動にだけ適用されるもので、全世界のＹＭＣＡ運動に対するものではないことを断言したい、とする声明を発表した。米国の新ブランド戦略の中にＹＭＣＡから『ザ・Ｙ』への名称変更があったことに内外の反響が大きかった。声明は要旨、次の通り。</div><div>　世界規模のＹＭＣＡ運動が各国１２５の自立ＹＭＣＡ運動から成り立っており、それぞれの地域の事情や会員制度などについて独自のコミュニケーション、ブランド戦略を立てている。</div><div>　１８４４年に創設、４５００万人の会員を擁するＹＭＣＡは、世界最古、最大の青年運動の一つであり、その活動は社会正義と平和のため、特にユース（青年）に力を入れている。</div><div>　世界同盟の働きは、能力開発、コミュニケーション、青年育成プログラムなどの中で、青年や地域に対する地域や国単位のＹＭＣＡを支援することにある。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米国で学生キリスト教運動が復活へ</b></div><div><br /></div><div>　【ニューヨーク＝ＣＪＣ】米国の学生キリスト教運動（ＳＣＭ）は４０年間休眠状態だが、この１０月に再出発する。米教会協議会（ＮＣＣ）の通信が７月２１日報じた。</div><div>　『米学生キリスト教運動』（ＳＣＭＵＳＡ）が１０月８日からジョージア州アトランタのモアハウス大学で創立総会を行う。主題は、「暴力克服＝過去と出会い、現在に関わり、未来に力を」。</div><div>　２０世紀前半には、『合衆国大学キリスト教運動』（ＵＣＭ）と呼ばれた米国の組織が、民権と平和への証しすることで知られていた。ただメンバーが別な形のキリスト教運動へ転向したことから、４０年前に解散した。</div><div>　今日の倫理的社会的危機に対する応答するため新組織への期待が高まっていることで、全米のＳＣＭ学園分会に学生が結集するようになった。１０月に、大学や現存するＳＣＭ分会の代表が集まり、全国運動を発足させる。</div><div>　世界学生キリスト教連盟（ＷＳＣＦ）のルチアーノ・コヴァックス北米地区幹事は「学生たちは、進歩的なキリスト者の懸念に向けて、それぞれの信仰を集団として行動に導く方法を、共に論議するために集まる。ＳＣＭＵＳＡは、米国のエキュメニカルな学生運動を組織し、米国の学生を世界組織につなぐ役を果たすことになろう」と語る。</div><div>　今回の動きは、２００９年１月、ＷＳＣＦがサンフランシスコで「新しい預言者の起用、運動の発生」と呼ばれる地域会と協議を行った時から始まった。それが『世界学生キリスト教連盟北米地区』（ＷＳＣＦ・ＮＡ）の正式立ち上げとなり、新たなＳＣＭＵＳＡ設立を準備する委員会発足にまで進んだ。</div><div>　学生キリスト教運動には、青年キリスト者が、危機や現実の事柄に、信仰の基盤から応答出来るようにすることに深く関わって来た歴史がある。</div><div>　その「応答」は、第二次世界大戦の間にドイツの告白教会でもなされた。１９５０年代、６０年代には米国の公民権運動で教会や学生キリスト者の形成や行動でも「応答」が行われた。今日でも抑圧、荒廃、不正、戦争、嫌悪などの諸問題への「応答」がなされている。</div><div>　エキュメニカル運動の現在の指導者も、学生キリスト教運動の「遺産」に負うことが大きいと認識している。その豊かな「遺産」は、１００年以上にわたって若い指導者を育てたことにある。その中にはマーチン・ルーサー・キングやディートリッヒ・ボンヘッファーといった人たちも含まれる。</div><div>　学生たちは、「イエス・キリストの徹底的な生涯に従う運動を打ち立てるために、闘い、死ぬこともあった。彼らが道を開いたのだ」と、「同窓生」でもあるアリス・ハージュマンＷＳＣＦ米国常議員会共同議長は言う。</div><div>　１８９５年に設立されたＷＳＣＦは、世界各地域で活動している１００以上の国レベルの運動のネットワーク。世界教会協議会（ＷＣＣ）成立の先駆けとなり、現在はその「助言者」の立場にある。また国連やユネスコでは「協議資格」を得ている。</div><div>　米国の学生キリスト教運動は、ＷＳＣＦとの連携のもとに、設立されたもの。学生が主導する、キリストに根ざす「草の根」組織。学生や若者が、自らの声を上げ、指導力を磨き、関係性の変革的なネットワークを形成出来るように、正義と平和を積極的に求め、権力に対して真実を語り、地域、国、世界的なレベルで、社会にある抑圧を克服するために活動する。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽ルーテル世界連盟は、負担金収入などは堅調だが、構造的な赤字に陥っており、本部経費の見直しが必要、と財務担当者。</div><div>▽世界キリスト教コミュニケーション協会（ＷＡＣＣ＝本部トロント）の新総幹事にカリン・アクテルステッター牧師（ルーテル世界連盟コミュニケーション担当）が任命された。１１月から執務を開始する。</div><div>▽中国・陝西省延安補佐司教にモンシニョール・ジョン・バプティスト・ヤン・シャオティン（４６）が任命された。バチカン、中国政府双方の承認を受けてのこと。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世が執筆している『ナザレのイエス』は、苦難と復活を扱った第２巻が現在出版準備中だが、教皇はさらに、最終の第３巻の執筆を始めた、とバチカン放送が伝えた。キリストの少年時代を取り上げている、と言う。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は１１月にスペインを訪問する際、アントニオ・ガウディの『聖家族教会』（サグラダ・ファミリア）を「バシリカ」と宣言する。バルセロナ大司教のルイス・マルティナス＝シスタッチ枢機卿が明らかにした。「バシリカ」は、種々の特権を付与された上位の教会堂として扱われる。</div><div>▽バチカン紙『ロッセルバトレ・ロマノ』は１７日、バロック期のイタリア人画家カラヴァッジオの未発表絵画『聖ロレンツォの殉教』がローマで発見された可能性があると報じた。修道会イエズス会の聖職者が所有していたものだが、カラヴァッジオの作品かどうかは鑑定の必要がある。</div><div>▽バチカン市国の２００９年度決算は９８０万ドル（約８億８７００万円）と、３年連続で赤字を計上した。大規模改修、設備改善、不況などが影響した。</div><div>▽バチカン市国で、２００２年の欧州共通通貨ユーロ導入後初めて、教皇ベネディクト１６世の肖像が刻まれた５０セント・ユーロ硬貨の流通が始まった。バチカン市国のユーロ硬貨は通貨導入以来、発行されたものの実際には流通していなかった。最初は故ヨハネ・パウロ２世の肖像が刻まれていた。</div><div>▽ノーベル平和賞受賞者デズモンド・ツツ主教は、この１０月に７９歳を迎えるのを機会に公的立場から離れる意向であることが分かった。</div><div>▽カナダ・トロントでは、トラッパーと呼ばれるシェパード犬が、聖公会聖ペテロ教会で聖体のパン（ウエファー）を受けたというので、話題になっている。「牧師は歓迎してくれたし、良いことではないか」と飼い主のドナルド・キ－ス氏。</div><div>▽米情報システムの専門家アヌーラ・グルージ氏が１４００年以降のローマ教皇の年齢を調べた所では、教皇ベネディクト１６世の８３歳は７番目の高齢者。第１位は１９０３年に９３歳で死去したレオ１３世。</div><div>▽米国でゾンダーバン社が発行する現代英語訳聖書ＮＩＶの電子ブックが、アマゾン社の『キンドル』やアップル社の『ｅＢｏｏｋ』などの売り上げで、５月半から６月半に掛けて、本格装丁の書籍よりも好調だった。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（７月２５日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★中高生が永井隆関連書の感想文＝韓国如己の会＝入賞者に長崎大司教賞</div><div>★日本カトリック保育施設協会＝「育ちあうよろこび」テーマに＝講演と現場報告に学ぶ</div><div>★バチカン＝児童性的虐待の対応規範改定＝加害司祭の懲戒迅速化</div><div>★教皇の自発教令＝教会法条文に５つの修正</div><div>★教皇＝「休暇中も困窮者の支援を」</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（７月２４日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★インタビュー＝韓国・長老会神学大学総長　張永日氏に聞く＝"苦難があればこそ"</div><div>★「韓国併合」１００年で日・韓・在日教会関係者ら集う＝終わらない歴史、共通の課題</div><div>★東京「君が代」裁判　第三次訴訟で原告ら意見陳述＝"戒め守る「信仰」与えられた"</div><div>★聖書図書館３０周年＝「書林浴」味わって</div><div>★オランダの神学者がルーテル派へ　「反ユダヤ」教義修正を提起</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（７月２５日）＝http://jpnews.org</div><div>★参院選挙で民主党大敗＝土肥隆一議員＝「大連立に活路」</div><div>★ＪＥＡ女性委員会２０年＝神からのＣａｌｌｉｎｇを生きる＝のびのび女性が「１％」の壁を破る</div><div>★同性愛問題で揺れる聖公会＝米に２人目の同性愛主教誕生で対立激化</div><div>★米聖公会総裁主教は同性愛主教容認＝「強権」「植民地政策的」と非難</div><div>★高齢者・障碍者　共に歩む福祉＝キングス・ガーデン合同協力牧師会が注目</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） http://cjcskj.exblog.jp/</div><div>　☆記事検索は『教会と神学』（小原克博氏制作）をご利用ください</div><div>　　　　　　　　　　　 ........................... http://www.kohara.ac/church/</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1017信（2010.07.19）</title>
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    <published>2010-07-19T17:53:54Z</published>
    <updated>2010-07-19T17:56:14Z</updated>

    <summary>バチカンが聖職者の「重大な犯罪」に関する法規の改正を発表アルゼンチンで同性カップ...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kohara.ac/news/">
        <![CDATA[<div><ul><li>バチカンが聖職者の「重大な犯罪」に関する法規の改正を発表</li><li>アルゼンチンで同性カップルの結婚合法化</li><li>英国国教会の女性主教が一致への大きな障害、とファレル司教</li><li>独ルーテル教会のイェプセン監督が、性的問題処理で引責辞任</li><li>米ＹＭＣＡの名称変更はブランド戦略の一環</li><li>中国のキリスト者作家、温家宝首相の批判本出版強行の構え</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎バチカンが聖職者の「重大な犯罪」に関する法規の改正を発表</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】バチカン（ローマ教皇庁）教理省は７月１５日、『教理省に保留される重大な犯罪についての法規の改正』を報道事務所を通じ発表した。バチカン放送（日本語電子版）が報じた。</div><div>　この改正には、聖体の秘跡、ゆるしの秘跡に対する犯罪、また聖職者による未青年虐待などの重大な犯罪における教理省の介入と措置がまとめられている。</div><div>　特別に重大な犯罪を教会法に従って裁く上で、その管轄を教理省下に定めた教皇ヨハネ・パウロ２世の２００１年の自発教令『サクラメントールム・サンクティタティス・トゥテーラ』を補足・刷新し、諸問題により効果的に対応することを目的としたもの。</div><div>　改正文書は本質的規則について述べる第１部と、裁判上の規則を記す第２部からなり、教皇ベネディクト１６世により今年５月２１日に承認され、各国の司教協議会に宛て、送付されていた。</div><div>　改正の意義について、バチカン広報事務所長のフェデリコ・ロンバルディ神父は、「教会が特別に重大とみなし、教理省の法廷の管轄に保留されるすべての犯罪について扱った文書の中で、未成年に対する聖職者の性的虐待に対する教会法上の規則がより組織化・今日化した形で記された。未成年への性的虐待に対する法規は、特に緊急で重大な状況に迅速かつ効果的に対応できるよう配慮している。また、時効は１０年から２０年に延ばされ、事理弁識能力のない人への虐待を未青年への虐待と同様に扱い、未成年ポルノの犯罪にも対応している。未成年への聖職者による、あるいは教会系組織内の虐待問題に関する方針が、より厳しく、一貫性を持ち、効果的なものであるように、教理省は司教らに対する指示についても準備を進めている」と指摘した。</div><div>　今回の「改正」の中に、女性の聖職への叙階を、小児性愛と同等の「最も重大な犯罪」として、教理省が取り扱うとしたことは、内外の困惑を招いている。</div><div>　バチカン側は、女性の聖職叙階が、聖職者の性的虐待と同一文書内で取り扱われても、それが教会の観点から同等だ、としたわけではない、と説明している。</div><div>　ただ、米国に本拠を置く『女性叙階会議』は今回の決定を「何と中世的」とし「脅し戦術」と反発、「教会内で女性の平等を求める声が高まっているのに、それを打ち消そうとしている」と指摘している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎アルゼンチンで同性カップルの結婚合法化</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】アルゼンチン上院が７月１５日、同性間の結婚を認める法案を、１５時間に及ぶ審議の末、賛成３３、反対２７、棄権３で可決した。同性カップルの結婚合法化は中南米では初めて。</div><div>　国民の９割がカトリック信徒の同国で、教会は激しく反発、法案の是非を国民投票で問うよう政府に要求していた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎英国国教会の女性主教が一致への大きな障害、とファレル司教</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】バチカン（ローマ教皇庁）キリスト教一致推進評議会局長のブライアン・ファレル司教は７月１５日発表されたインタビューで、英国国教会（聖公会）の女性主教任命がキリスト教一致の「大きな障害」になる、と語った。</div><div>　「最初のミレニアム（千年紀）、カトリック、東方教会、正教会などすべての教会は、男性のみが叙階されうる、と定めた。これら諸教会は、女性叙階を真正な伝統の不当放棄と見ている」と言う。</div><div>　「この点について、アングリカン・コミュニオン（聖公会共同体）は、その初めから、教会の本質的な伝統とわたしたちが考えているところから離れてしまったことが悲しい。しかし、このプロセスは長時間前に始まった」。</div><div>　「わたしたちは、物事をあるがままに受け入れる現実認識を持ってエキュメニカル（教会一致）な対話を続ける。その道のりは長く困難なことは認めている」、と同司教。「しかし、対話がキリストご自身によって課され、聖霊の憐れみ、キリストの教会の魂によって支えられていることを知っている」と言う。</div><div>　ファレル司教はまた、対話とは別に、聖公会共同体に対して、個人としていつでもカトリック教会に受け入れられることを強調した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎独ルーテル教会のイェプセン監督が、性的問題処理で引責辞任</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】独ルーテル教会ハンブルグ教区のマリア・イェプセン監督が、性的問題の処理について批判され、信用が傷つけられた、として７月１６日辞任した。女性監督として世界のルーテル派では最初に監督に選出されたのは１９９２年だった。</div><div>　８０年代にアーレンスブルグの町で聖職者が少年少女に性的虐待を加えていたことを、同監督はこの５月までは、知らないと述べていた。ところがその発言に疑念が出されたことから「これでは福音をもう広めることは出来ない」という。</div><div>　ドイツの教会指導者が辞任に追い込まれたのは、ドイツ福音教会（ＥＫＤ）議長のマルゴット・ケースマン監督の飲酒運転発覚、児童殴打を訴えられて辞任したカトリック教会のヴァルター・ミクサ司教に次いでのこと。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米ＹＭＣＡの名称変更はブランド戦略の一環</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米ＹＭＣＡが『ザ・ワイ』（Ｔｈｅ　Ｙ）と呼ぶことになったことは、ニューヨーク・タイムズ紙が報じて以来、欧米各国のメディアの関心を呼んでいる。</div><div>　米国では、メキシコ湾の重油流出事故で有名になったＢＰのように企業名の略称化が進んでいる。、最近、『米国公共ラジオ』も『ＮＰＲ』と改名した。</div><div>　ただ米ＹＭＣＡは、単なる略称化ではなく、名称変更により、「青少年育成、健康な生活、社会的責任」の各方面で活動しているＹＭＣＡの存在を社会に印象付けようとするブランド戦略を立てた。ただ正式名称としての「ＹＭＣＡ」は残ると見られる。</div><div>　副会長兼マーケティング担当のケイト・コールマン氏は「暖かさ、純粋、歓迎」といったＹＭＣＡの特徴を訴えたい、と言い、「もう何年も『ザ・ワイ』と呼ばれて来た。それを正式なものにしたかったのだ」と７月１２日、ワシントンのナショナル記者クラブでの会見で語った。</div><div>　「リブランディング」と呼ばれる今回の名称変更は、ロゴマークからネット・サイトの改変、さらには公共奉仕の発表方法にも及んでいる。</div><div>　ニール・ニコル会長は、『ザ・ワイ』の使命（ミッション）が変わったわけではない、として「私たちのやっていることを短く簡潔に語りたい。呼び名もそうだ」という。</div><div>　ＹＭＣＡは１８４４年、ロンドンでジョージ・ウィリアムズら１２人の青年キリスト者によって、青年に対する啓蒙および生活改善のための奉仕団体『キリスト教男子青年会』として創立された。</div><div>　今回の変更は、１５００人を対象に行った調査を、２年以上にわたって分析した結果、多くの人が、ＹＭＣＡの働きを理解していないことが分かったため、という。ただ、その経過が知らされておらず、突然の発表だったことが、メディアの関心を呼んだ、と見られる。</div><div>　全米各地のＹＭＣＡでは、「キリスト教」を強調するプログラムに今後も力を入れようとするところもある。「わたしたちのミッション（使命）は、全ての人に健全な「スピリット、マインド、ボディ」を育成しようとするプログラムに、今後もキリスト教原則を生かすことだ」と、オハイオ州ニューアークの『リッキング・カウンティ・ファミリーＹＭＣＡ』のエド・ボーレン総主事は、現地紙『アドヴォケイト』に語っている。</div><div>　カナダ・バンクーバーのＹＭＣＡが５月３日に中心街のバラードストリートに開設したセンターには、この２カ月で、５０００人が会員登録をした盛況ぶり。ブランド変更に水を差すような動きだ。サービス・マネジャーのケリー・ウォーカー氏は、「ＹＭＣＡはただのジムとしてではなく、コミュニケーションを図る場として多くに人に利用してほしい」と利用を呼びかけている。</div><div>　世界ＹＭＣＡ同盟は、今回の米ＹＭＣＡの動きに、リブランディング戦略は米国独自のもので、全世界のＹＭＣＡ運動を左右するものではない、とする立場。１２５国のＹＭＣＡによって構成されている同盟としては７月１４日、「それぞれのＹＭＣＡは独自のコミュニケーションとブランド戦略を持っており、それはその国の独自性と会員制度と結びついている」と、米宗教専門ＲＮＳ通信の取材に答えている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎中国のキリスト者作家、温家宝首相の批判本出版強行の構え</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】中国のキリスト者作家、ユー・ジエ（余杰＝３６）氏が、『中国最優秀俳優：温家宝』と題した著作を出版しようとしたところ、中国本土では出版禁止となったため、香港の出版社と交渉を進めている。それに対しても、北京警察から脅迫されたが、香港での出版を諦めていない、と７月１０日、ＥＮＩ通信に電話で語った。</div><div>　同氏は５日、警察に呼び出され、「温家宝は普通人ではなく、温家宝批判は国家機密と国益を害する」として著書出版断念を求められた。</div><div>　「国家指導者に対する批判は合憲だ」と、非公認の「家の教会」のメンバーでもあるユ氏は主張したが、「出版を主張するなら、何年も獄中生活を送ったリュー・シャオボ（劉暁波）のようになるぞ」と言われたという。リュー氏も作家兼活動家で、民主化と共産党支配反対運動で、２００９年末に懲役１１年の刑を言い渡されている。</div><div>　著作は香港で、今秋にも出版される。ユ氏は、温首相が本質的に政治改革に興味はないものの、「俳優のように」自分の関心を示す振る舞うので、タイトルをアカデミー賞にひっかけて付けたと言う。</div><div>　国際人権擁護団体『アムネスティ・インターナショナル』の２０１０年報告によると、中国当局は「表現の自由に関する規制の強化を続けて」いる。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽バチカン（ローマ教皇庁）がサイバー攻撃の対象にされた。７月１７日、グーグル検索で入力の際に英語でバチカンと打ち込むと、《www.pedofilo.com》というサイトに誘導された。バチカン報道事務所長のフェデリコ・ロンバルディ神父がグーグルに連絡、１８日朝には正常になった。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は聖座（バチカン）の国連常駐オブザーバーにインド・ケララ州出身のヨルダン・イラク駐在教皇庁使節、フランシス・アッシシ・チュリカット大司教を任命した。セレスティノ・ミグリオーレ現オブザーバーの駐ポーランド使節への転任に伴うもの。</div><div>▽ローマの北郊にあるバチカン放送局の電波塔が出す電磁波の影響で近隣住民の発がんリスクが高まっている。&nbsp;</div><div>▽ルーテル世界連盟は７月２０〜２７日、「今日、私たちに毎日のパンを与えてください」を主題に、独シュトゥットガルトで第１１回大会を開催する。</div><div>▽独ルーテル教会ハンブルグ教区のマリア・イェプセン監督が、性的問題の処理について批判され、信用が傷つけられた、として７月１６日辞任した。</div><div>▽ナチス・ドイツが崩壊して、ポーランドに共産主義政権が設立される過程で、駐カナダ・ポーランド使節団が「極秘」文書の１０％を大使館から盗み出し、オタワにあった教皇庁使節館に預けたことが明らかになった。</div><div>▽ベルギー・カトリック教会ロジェ・ファンゲルーエ司教の甥に対する性的虐待は８年に及んでいた。</div><div>▽ワールドカップ決勝戦の中継中にウガンダの首都カンパラで爆発事件があり、７４人が犠牲になった中に、米国人の教会援助活動家も。</div><div>▽米大衆伝道者テッド・ハガード牧師が自宅で始めたセント・ジェームズ教会の礼拝は第１回が出席者１６０人だったが、急成長し、最近では２４５人に増加した。場所も移動する。&nbsp;</div><div>▽米の著名なメガチャーチ『クリスタル・カテドラル』の創設者ロバート・Ｈ・シュラー牧師が引退との報道は誤り、と長女のシーラ・シュラー・コールマン氏。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（７月１８日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★教派超え宣教考える＝日本宣教学会全国研究会＝岡田大司教が基調講演</div><div>★「聖母マリアへの祈り」＝改訂に向け検討の準備</div><div>★和解と協働の道を＝韓国併合１００年＝外キ協がシンポジウム</div><div>★ＷＹＤマドリード大会＝教皇が参加登録一番乗り</div><div>★母国語のミサに集まって＝長野・上田＝１２年続くブラジル人共同体</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（７月１７日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★ＮＣＣ飯島信総幹事が辞任＝後任未定　代行は輿石議長が兼務</div><div>★教会襲撃は逆恨みが動機？＝逮捕された容疑者は信仰熱心＝牧師の渡米で「裏切られた」</div><div>★日本クリスチャンアカデミー　宗教対話プログラム＝「穢れと浄め」めぐり仏教者と</div><div>★『公共福祉という試み』出版記念で稲垣久和氏＝「友愛と連帯」考える出発点に</div><div>★「静岡」に続き「千葉」も＝１６番目の地方説教塾</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（７月１８日）＝http://jpnews.org</div><div>★キリスト戦士プロ野球に旋風＝阪神好調の陰に協力助っ人＝マット・マートン選手　ジェイソン・スタンリッジ選手</div><div>★青山学院院長に山北宣久氏＝キリスト者条項を堅持＝深町前院長辞任から２年＝仕え合い一つに</div><div>★ハンセン病行政は終わっていない＝国の責任「消滅」させない＝「基本法成立後の今からが正念場」＝藤崎陸安・入居者協事務局長</div><div>★登戸学寮に初の女子寮＝５０年の伝統変えてみたら...男子学生の態度良くなった</div><div>★ものみの塔内部告発＝レイモンド・フランズ氏死去</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） http://cjcskj.exblog.jp/</div><div>　☆記事検索は『教会と神学』（小原克博氏制作）をご利用ください</div><div>　　　　　　　　　　　 ........................... http://www.kohara.ac/church/</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1016信（2010.07.12）</title>
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    <id>tag:www.kohara.ac,2010:/news//3.1967</id>

    <published>2010-07-13T04:31:23Z</published>
    <updated>2010-07-13T04:34:23Z</updated>

    <summary>ルーテル派の「反ユダヤ」教義修正をオランダの神学者が提起世界学生キリスト教連盟が...</summary>
    <author>
        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>ルーテル派の「反ユダヤ」教義修正をオランダの神学者が提起</li><li>世界学生キリスト教連盟が経済・社会・環境問題に取り組む若者助成</li><li>『キリスト軍団』を管理する教皇代理に聖座財務部長パオリス大司教</li><li>クリスタル・カテドラルのシュラー牧師引退</li><li>米ＹＭＣＡが「ザ・ワイ」に、とＮＹタイムズ紙</li><li>マーラー生誕１５０年、バチカン紙がワルターのエッセイ再録</li><li>ゴスペル・シンガー、ウォルター・ホーキンス牧師死去</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎ルーテル派の「反ユダヤ」教義修正をオランダの神学者が提起</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】マルチン・ルターの教義の核心である信仰義認は、「反ユダヤ」に結びつくとして、公式修正が必要だ、とオランダのユダヤ系神学者ルネ・シュス氏が問題提起している。</div><div>　義認教義は、罪人の義を宣言する神の行いであり、救いはイエスを信じることのみで達成されるというもので、いわゆる「宗教改革」の根幹をなしている。「この義認教義と呼ばれる堅固な岩こそキリスト教教義全体の中核」とするルターの主張が「反ユダヤ」につながる、という見方は、プロテスタント教会として無視出来ない。世界教会協議会（ＷＣＣ）系のＥＮＩ通信が取り上げたのも、そこに注目したもののようだ。</div><div>　ルターはカトリック教会の反ユダヤ主義に抗議していたが、ユダヤ人がキリスト教に改宗しないことに失望したルターは、１５４３年に反ユダヤ主義のパンフレット『ユダヤ人と彼らの嘘について』を発表した。シュス氏の『ルターの神学的証言。ユダヤ人とその嘘について』の初刷りは２００６年に発行されたが、それにはルターの１５４３年の著作のオランダ語訳も含まれている。</div><div>　シュス氏は、ルターは晩年だけでなく生涯を通じて反ユダヤだった、と言い、さらにルターのユダヤ人観とナチス・ドイツのホロコーストが直結していると言う。「わたしの目的は、ルターの反ユダヤ文書をお蔵入りさせ、わたしたちユダヤ人を脅かさないようなキリスト教の自己理解に立った教義の展開を求めること」と、６月に発売された著書の第２刷で述べている。</div><div>　ユダヤ系の父とルーテル派信徒の母を持つシュス氏はオランダ改革教会の隠退牧師。現役時代は１９８４年から９９年に掛けて首都アムステルダム市内と近郊の教会に仕えた。９９年にキリスト教を離れ、ユダヤ教徒になった。オランダ改革教会はプロテスタント教会に統合した３教派の中では最大。</div><div>　１９８４年、ルーテル世界連盟（ＬＷＦ）は、正式にルターの反ユダヤ文書を放棄した。これらの著作がナチス・ドイツに利用されたことが放棄の遠因になっている。</div><div>　ただシュス氏は、ルターの著作がナチスによって誤用されたとするＬＷＦの見解に対しては、ルターの著作は彼の意図をその通りに表わしたものだ、と主張する。</div><div>　２００８年、オランダ・プロテスタント教会内のルーテル派大会は、シュス氏との関係を断った。ルーテル派のヨープ・ブンデルマーカー教授の著作を痛烈に批判したのを受けてのこと。プロテスタント教会としてはルーテル派の動きを支持した。</div><div>　しかし、同年、シュス氏は、プロテスタント教会と密接な関係にあるイスラエル支持組織『協会とイスラエルへの訴え』の年次会議の基調講演者を務めてもいる。アムステルダムで開催された会議の主題は「ルターと彼の嘘＝キリスト教神学の核心にある反ユダヤ主義」だった。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎世界学生キリスト教連盟が経済・社会・環境問題に取り組む若者助成</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】世界学生キリスト教連盟（ＷＳＣＦ）は７月９日、経済・社会・環境問題や社会正義に取り組む若者を助成するため『ミラン・オポチェンスキー記念ファンド』を設立する、と発表した。名称に取り入れられたオポチェンスキー氏はチェコの神学者でエキュメニズム（教会一致運動）に貢献、１９６７〜７３年にＷＳＣＦの欧州担当幹事を務めた。</div><div>　『ミラン・オポチェンスキー記念ファンド』は、教派を問わず若いキリスト者がそれぞれの学校、地域、国家で、経済・環境・社会的な不義と戦うことを支援するもの。オポチェンスキー氏のかつての同僚や友人が主導してファンドが実現した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『キリスト軍団』を管理する教皇代理に聖座財務部長パオリス大司教</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は７月９日、信心会『キリスト軍団』（レギオナリ・ディ・クリスト）を管理する教皇代理に、聖座財務部長のヴェラシオ・デ・パオリス大司教を任命した。</div><div>　『キリスト軍団』は、マルシャル・マヒエル神父が１９４１年、メキシコで創設した団体。マヒエル神父は、幼児性愛、神学生への性的虐待で告発されたものの、２００４年まで軍団を支配した。０８年に８７歳で死去したが、さらに愛人と令嬢がいることも報じられた。</div><div>　教皇代理は、『キリスト軍団』を管理し、現在の指導者はその指示に従うことになる。会則検討委員も任命される。</div><div>　『キリスト軍団』は世界２２カ国にいる約８００人の司祭と２５００人以上の神学生が会員。信徒運動である『レグヌム・クリスティ』の会員は約７万人と見られる。</div><div>　教育に力を入れ、小神学校、神学校を含め学校、大学をメキシコ、ベネズエラ、コロンビア、チリ、ブラジル、アイルランド、仏、独、カナダ、米国、フィリピンなどで運営している。</div><div>　総資産は２５０億ユーロ（約３兆円）とイタリアのニュース週刊誌『レスプレッソ』は評価している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎クリスタル・カテドラルのシュラー牧師引退</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米カリフォルニア州ガーデングローブに『クリスタル・カテドラル』を建設、米国でも著名なメガチャーチ（巨大教会）を作り上げ、世界規模にテレビ伝道「力の時」を展開したロバート・Ｈ・シュラー牧師（８３）が７月１１日、５５年にわたる伝道活動を長女のシーラ・シュラー・コールマン氏（５９）に譲り、引退すると発表した。今後は新設されるクリスタル・カテドラル教会会議議長に就任する。</div><div>　シュラー氏は１１日朝の礼拝で、「シーラがカリフォルニア大学アーヴァイン校で博士号を取得し、大学から優秀卒業生賞を授与されたことを誇りに思う」と語り、長女への期待を明らかにした。</div><div>　２年前、意見の違いから子息が教会を離れて以来、シーラ氏への移行は予想されていた。</div><div>　会員数１万人といわれるクリスタル・カテドラルだが、不景気による献金減少などで負債が５５００万ドル（約５０億円）に達するなど課題も大きい。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米ＹＭＣＡが「ザ・ワイ」に、とＮＹタイムズ紙</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米国は略称が盛んな国だが、ＹＭＣＡもついに「ザ・ワイ」（Ｔｈｅ　Ｙ）と呼ぶことになった、とニューヨーク・タイムズ紙が報じている。</div><div>　ＹＭＣＡは１８４４年、ロンドンでジョージ・ウィリアムズら１２人の青年キリスト者によって、青年に対する啓蒙および生活改善のための奉仕団体『キリスト教青年会』として創立された。英語の名称から、「ＹＭＣＡ」と呼ばれて１６６年、内部では「Ｙ」とも呼ばれて来た。</div><div>　ケイト・コールマン副会長兼マーケティング担当は「暖かみ、純粋、歓迎」といったＹＭＣＡの特徴を訴えたい、としている。</div><div>　ニール・ニコル会長兼ＣＥＯは「私たちのやっていることを短く語りたい。呼び名もそうだ」と言う。</div><div>　こうなると、あの有名な「ＹＭＣＡの歌」はどうなるか。米国では、企業名の略語化が盛んだが、ついには非営利団体にも及んで来たとして、タイムズ紙は略称辞典が必要になると予測している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎マーラー生誕１５０年、バチカン紙がワルターのエッセイ再録</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】作曲家、指揮者として活躍したグスタフ・マーラーの生誕１５０年を迎え、バチカン（ローマ教皇庁）の機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』が、これも著名な指揮者ブルーノ・ワルターが１９３６年に発表したエッセイを再録した。</div><div>　マーラーもワルターもユダヤ教からカトリックに改宗している。マーラーは、ウイーンでの活動にからんで３７歳の時に改宗、一方でワルターは晩年の改宗。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ゴスペル・シンガー、ウォルター・ホーキンス牧師死去</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】１９８０年にグラミー賞を受賞したゴスペル・シンガー、ウォルター・ホーキンス牧師が７月１１日、膵臓癌のため米カリフォルニア州リポンの自宅で死去した。６１歳。</div><div>　同州オークランド生まれ、カリフォルニア大学バークレー校で神学を修めた。１９７２年に最初のアルバム「ドゥ・ユア・ベスト」を録音した。翌年、牧師になり、オークランドに『ラブ・センター・チャーチ』を設立した。受賞作のほかにもグラミー賞候補には９回挙げられている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽インド・ケララ州で、イスラム教過激派と見られる集団が、７月４日、カトリックの大学教授Ｔ・J・ジョセフ氏を襲撃、手を切断した。試験の出題にイスラム教を侮辱する記述があったから、という。&nbsp;</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は７月７日、水曜日恒例の正午の接見の後、バチカンからローマ東南の夏の離宮、カステルガンドルフォに入った。９月まで滞在の予定。</div><div>▽ミクサ・アウグスブルグ司教の後任に、ゲルリッツのコンラート・ダルサ司教。</div><div>▽ブリュッセルの引退大司教ゴッドフリード・ダンニールス枢機卿が、検察当局の尋問を受けていることが明らかになった。「性的虐待事件の少なくとも５０例については知っていた」とされている。</div><div>▽英国国教会聖アルバンス教会のジェフリー・ジョン主任司祭が、サウスワーク主教の候補者の１人となっていることが分かり、教区内に混迷が広がったが、結局は指名されなかった。同司祭は同性愛者で、２００３年には、それを理由にレディング教区補佐主教任命を辞退するよう圧力がかかっていた。</div><div>▽ニューヨーク・タイムズ紙が７月９日の社説で教皇を批判。</div><div>▽米長老教会（ＰＣＵＳＡ）の教勢は２００９年に２０７万７１３８人と前年比３％減少した。最大だった１９６５年の４２５万人の半数以下に低下している。</div><div>▽米カリフォルニア州サクラメント教区で１９７９年から９３年まで司教を務めていたフランシス・クイン氏が、『第３バチカン公会議』の開催を呼び掛けた。人間と性に関する教義を検証しようというもの。</div><div>▽キューバ・カトリック教会は、釈放が予定される「政治犯」をまず１７人と想定している。１１月までに釈放されると見られるのは５２人。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（７月１１日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★ハンセン病＝過去知り差別なくそう＝仙台で「市民の集い」結成</div><div>★２０１０年平和旬間＝司教協会長が談話発表＝「日本の植民地政策」＝真摯に振り返ることが大切</div><div>★名古屋教区＝初の社会福祉セミナー＝２０余りの団体が連携深める</div><div>★平和節＝６月２３日〜８月１５日＝正平協仙台協議会　今年から実施＝高校生ら体験基に発表</div><div>★教皇、捜査方法を批判＝ベルギー警察＝枢機卿の墓も</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（７月１０日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★聖書配布で「配慮」欠く？＝"保護者、学校、市教委が困惑"と佐賀新聞</div><div>★日本エキュメニカル協会＝エディンバラ２０１０　宮本憲氏が報告＝"全教会的一致への意気込み"</div><div>★ルーテル学院大学×東京神学大学＝隣同士が旧約研究会</div><div>★国際飢餓対策機構＝一般財団法人として新たに始動＝「ハンガー・ゼロ」で西アフリカ支援</div><div>★日本長老教会社会委セミナーで住田裕氏＝"環境問題は人間の罪"</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（７月１１日）＝http://jpnews.org</div><div>★沖縄６・２３慰霊の日＝６５年目の「戦後」いつまで</div><div>★ハンガー・ゼロ・アフリカ目指す＝一般財団法人７月スタート＝日本国際飢餓対策機構</div><div>★喫茶店で劇・賛美・講演＝交わり通して福音伝える＝東京・京橋「サロンＩＴＣＮ 大山」がキックオフ</div><div>★主事の待遇改善、務めの意識改革の体験語る＝第３回アドミニストレータの集い</div><div>★飯島信ＮＣＣ総幹事辞任＝輿石議長が代行を兼務</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ 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    <title>世界キリスト教情報　第1015信（2010.07.05）</title>
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    <published>2010-07-05T07:11:49Z</published>
    <updated>2010-07-05T07:14:24Z</updated>

    <summary>世界教会協議会総幹事がロシア正教会のキリル総主教と会談キリスト教一致推進評議会議...</summary>
    <author>
        <name>小原克博</name>
        <uri>http://www.kohara.ac/</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kohara.ac/news/">
        <![CDATA[<div><ul><li>世界教会協議会総幹事がロシア正教会のキリル総主教と会談</li><li>キリスト教一致推進評議会議長にスイスのクルト・コッホ司教</li><li>キリスト教一致推進評のコッチ新議長就任をＷＣＣ総幹事歓迎</li><li>教皇、『新福音評議会』の設置を発表</li><li>『改革派教会世界共同体』は本部を南半球に？</li><li>ベルギー聖職者の性的虐待問題で捜査妨害行為</li><li>セブンスデー・アドベンチスト派総会参加者が一時行方不明</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div><div><br /></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎世界教会協議会総幹事がロシア正教会のキリル総主教と会談</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】世界教会協議会（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ＝トゥヴェイト総幹事は６月２７日から３０日までロシアを初訪問した。同総幹事は２８日、モスクワでロシア正教会の最高指導者、モスクワと全ロシアのキリル総主教と会談した。</div><div>　トゥヴェイト総幹事は訪問最終日の３０日、記者会見で、ＷＣＣとしては、同性間の結婚、女性聖職などの問題を正面から取り上げることは難しい、と語った。</div><div>　同性間の結婚、女性聖職に関するロシアのジャーナリストの質問に、トゥヴェイト総幹事は、ＷＣＣ内部に様々な意見があり、合意に達するまでは特定の立場を表明出来ない、と答えた。</div><div>　「ＷＣＣは３５０教派・教会が加盟しており、合意成立に向けて活動している。議論されて来なかった、また合意に達するところまで議論していない問題については、ＷＣＣとしての意見は持たない。質問されたどちらの問題についても意見を持っていない」と語った。</div><div>　ＷＣＣは対話を奨励し、諸教会が様々な意見を持っている問題を討議する場を設ける役割がある、として、「これらの問題のどちらについても、ＷＣＣが近い将来に統一見解に達するとは思えない」と語った。</div><div>　同総幹事は、ロシア正教会がホストを務めたＷＣＣの『一致の協働常置委員会』の開会に際してモスクワを訪問したもの。同委員会は、ＷＣＣの諸活動に対する正教会の参画について討議した。</div><div>　トゥヴェイト氏自身、この１月に総幹事に就任以来、正教会の参画を重視する姿勢を示して来た。ＷＣＣには３４９教派・教会が加盟しており、その中でロシア正教会は最大規模。</div><div>　２００９年に、キリル総主教の後任として、ロシア正教会対外教会部門の責任者となったヒラリオン府主教は、同性愛や女性の役割などの問題でプロテスタント諸教会が自由化傾向を強めていることから、ＷＣＣ内部で正教会とプロテスタント加盟教会の多くとの関係が危機に直面している、と発言している。</div><div>　ただ今回のトゥヴェイト氏の訪問は、ロシア正教会からは好意的に受け止められた。２８日の会見の際、キリル総主教は、キリスト教をこの世界で守り、他の文明との対話でＷＣＣの果たす可能性に言及した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎キリスト教一致推進評議会議長にスイスのクルト・コッホ司教</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は６月３０日、教皇庁司教省長官・ラテン・アメリカ委員会議長に、カナダ・ケベック教区大司教マルク・ウエレット枢機卿を任命した。ジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿の定年引退を認めた。</div><div>　教皇は７月１日、教皇庁キリスト教一致推進評議会議長ウォルター・カスパー枢機卿の定年による同職からの引退を認め、後任にスイス・バーゼル教区のクルト・コッホ司教を大司教として任命した。</div><div>　また、教皇は６月２８日に創設を発表した新評議会『新福音化推進評議会』議長として、教皇庁立ラテラン大学学長サルヴァトーレ・フィジケッラ大司教を任命した。これに伴い、教皇はラテラン大学の新学長に、教皇庁立サレジオ大学教授、教皇庁神学アカデミー会員エンリコ・ダル・コヴォロ神父（サレジオ会）を任命した。</div><div>　さらに、教皇は教皇庁立生命アカデミー会長として、イグナシオ・カラスコ・デ・パウラ司祭を任命した。</div><div><br /></div><div>※注＝『新福音評議会（仮訳）』を、カトリック中央協議会の訳に合わせ、『新福音化推進評議会』とします。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎キリスト教一致推進評のコッチ新議長就任をＷＣＣ総幹事歓迎</b></div><div><br /></div><div>　【ジュネーブ＝ＣＪＣ】『世界教会協議会』（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ＝トゥヴェイト総幹事は、バチカン（ローマ教皇庁）のキリスト教一致推進評議会新議長にクルト・コッチ司教が就任したことを知って、歓迎の意向を表明した。</div><div>　「教会の目に見える一致に向けて共に前進したい。コッチ司教は、エキュメニカル（教会一致）問題に公明さを持ちつつ深く関わってきた。エキュメニカル運動での信頼出来るパートナーと思う。前任者のワルター・カスパー枢機卿が強調していた霊的なエキュメニズムを継承することになろう」と語った。</div><div>　コッチ氏は、スイス・バーゼル司教として、２００２年以来、同評議会のメンバーだった。今回の議長就任と同時に大司教となった。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、『新福音評議会』の設置を発表</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は６月２８日、『新福音評議会（仮称）』を設立する、と発表した。折から『聖ペテロと聖パウロ使徒祭』の前夜式がローマ城壁外の聖パウロ大聖堂（バジリカ・サン・パウロ）で行われるところから、そこでの発表となった。</div><div>　教皇は、厚いキリスト教基盤がありながら、今では「神の不在」が感じられ、世俗化が進んでいる国々に革新された福音を推進する作業を新評議会に与えたい、と語った。教皇は、前任者であるヨハネ・パウロ２世が、その昔に福音を受けた国々に新たな福音を宣べ伝えようとしていたことに言及した。</div><div>　新評議会は、福音が何世紀も前に告げられたものの、今では人々の日常生活には浸透していない諸国への宣教が課題となる。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『改革派教会世界共同体』は本部を南半球に？</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】『改革派教会世界共同体』（ＷＣＲＣ）は発足したばかりだが、本部をこれまでならスイスのジュネーブに置くところを、余りの物価高から見直すべきだ、との声が出ている。</div><div>　米改革派教会（ＲＣＡ）のウエスレー・グランバーグ＝マイケルソン総幹事も６月２４日の会議で、「経済的な特権」を享受している都市に本部を置きながら、全世界の正義について改革派が語ることの不自然さを指摘した。本部を南半球に移転すれば、それは今では急成長している「南」の教会との連帯を示すことにもなる、と言う。</div><div>　ジェリー・ピレイ初代会長も、２４日の選出後、記者団に無駄な支出は削減する必要がある、と語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ベルギー聖職者の性的虐待問題で捜査妨害行為</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ベルギー・カトリック教会の聖職者による児童への性的虐待問題を、警察が捜査し始めたのは、昨今のことではない。ただ警察が捜査の一環として、司教会議が行われている現場を捜索し、コンピュータや書類を押収し、枢機卿の墓まで捜査対象としたことは、バチカン（ローマ教皇庁）の強い反発を呼んだ。</div><div>　一方で調査は予想しない展開を見せている。警察は、情報提供者や参考人、さらには検察当局者までが脅迫された、という点も捜査対象に加えているという。検察の広報担当は、その調査が進行中であることを確認した。</div><div>　６月２４日の捜索は、教会が自主的に設置した虐待問題委員会の事務所に対して行われたもので、その際、高位聖職者を９時間拘束した。警察は、聖職者の携帯電話を押収したが、それはスタッフやバチカンと連絡させないためだった。</div><div>　メヘレン大聖堂では、証拠書類を求めて、前枢機卿の墓の内部まで捜索したという。当局はまた隠退大司教ゴッドフリード・ダンニールズ枢機卿の居宅も捜索、書類とコンピューターを押収した。</div><div>　自主調査委員会は、警察の捜査に抗議して活動を停止した。記録を押収されては調査が出来ない、としている。</div><div>　社会学者ヤン・ヘルトーゲン氏（６３）は２９日、聖職者の性的虐待の被害者として、調査委員会で秘密証言した内容が当局に伝わり、その結果が事務所の捜索につながったとして、プライバシー侵害と抗議した。</div><div>　バチカン（ローマ教皇庁）国務長官のタルジチオ・ベルトーネ枢機卿は２７日、ベルギー法務省や警察の教会事務所などへの捜査は「共産党政権下にもなかった」やり方だ、と述べた。ただベルギー政府は、司教が会議中に、警察が捜査したことヘの批判を退けている。</div><div><br /></div><div>※関連速報</div><div>▽米連邦最高裁は６月２８日、カトリック教会聖職者による未成年者の性的虐待問題で、バチカン（ローマ教皇庁）を訴訟の対象から除外するように、との要請を却下した。理由は明らかにしていない。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎セブンスデー・アドベンチスト派総会参加者が一時行方不明</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米ジョージア州アトランタで開催されたセブンスデー・アドベンチスト派総会に、南米ベネズエラ沖のオランダ領アルバから参加したイヴォンヌ・ラモナ・マルシャルさん（５３）が６月２７日に行方が分からなくなった。</div><div>　警察が捜査したところ、７月３日朝、発見された。警察は、「脱水症状があるものの、状況は良い。ただ自身は何があったか憶えていない」と発表したが、発見までの経緯を明らかにしていない。</div><div>　セブンスデー・アドベンチスト教会のジョージ・ジョンソン・ジュニア副会長は、「マーシャルさんが家族と再会出来るようになり、喜びをもって神を賛美している」と語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽マルコス政権下に、人権擁護に強力に発言していたフランシスコ・クレーバー神父が７月２日死去した。８１歳。</div><div>▽インドネシアのイスラム教９組織が６月２７日、ジャワ島西部地区開いた会合で、各地のモスク内に軍事組織を設置、人々をキリスト教に改宗させる運動に対抗するため『布教センター』を設置する、と発表した。</div><div>▽ロンドンのウエストミンスター大聖堂が献堂１００周年を迎え、６月２８日、記念式典を行った。</div><div>▽英メソジスト教会は、パレスチナ自治区内のイスラエル入植地の全産物をボイコットする方針を打ち出した。</div><div>▽英調査団体『イングリッシュ・ヘリテッジ』によると、イングランド地方の教会堂やシナゴーグで、建築的に優良・合格点が付けられるのは８９％で、残り１１％は危険な状態にある、という。</div><div>▽バチカン（ローマ教皇庁）は６月２８日、ロシアのニコライ・サドチコフ大使が提出した信認状を接受した。ロシアとは１９９０年に外交関係を樹立したが、大使級に関係を上げたのは昨年１２月。モスクワ駐在のアントニオ・メンニニ大司教も近く「教皇使節」としてセルゲイ・ラフロフ外相と会談の予定。</div><div>▽世界教会協議会（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ＝トゥヴェイト総幹事は、このほど発足した『改革派教会世界共同体』（ＷＣＲＣ）に歓迎の意を表明、福音派組織がＷＣＣに参加するよう助力して欲しい、と語った。</div><div>▽映画『教皇ヨアン』がイタリアで人気上昇中。９世紀に男になりすまして女性がローマ教皇に選出されたという伝説に基づいたもの。カトリック教会の批判が逆に評判を呼んだと見られる。&nbsp;</div><div>▽サッカー・ワールドカップ南アフリカ大会で話題になった民族楽器「ブブゼラ」は、『ナザレ・バプティスト・チャーチ』創始者イサイア・シャンベ牧師が約１００年前に発明したことで、ブブゼラの製造メーカーの一つと合意したという。同教会はキリスト教とズールー教が混合したもので、信徒４００万人。</div><div>▽米放送伝道団体『フェイス・カムズ・バイ・ヒアリング』によると、ポッドキャストを使って聖書を聞ける言語が４００に達した。</div><div>▽米ギャラップ調査社によると、教会出席率は２００９年は４３・１％と前年比微増となった。</div><div>▽米カリフォルニア大学ヘイスティングス法学部が、キリスト教学生グループの公認団体を取り消したことで、連邦控訴裁は６月２８日、同性愛者や非信仰者を入会させないのは、信教の自由に反するとして、大学側の公認団体取り消しを認めた。</div><div>▽米『ペアレンツ・テレビジョン評議会』（ＰＴＣ）やキリスト教団体が、ポルノ関係のコムキャスト社とＮＢＣ・ユニバーサル社との合併に異議を唱えている。ＮＢＣ社が放送事業者である所から、連邦通信委員会が「公共の利益」基準を適用すべきだ、と言うもの。</div><div>▽米最高裁は６月２８日、自宅での銃所持を事実上禁じたシカゴ市などの法令は違憲だとする判決を下した。武器携帯の権利を認めた米憲法修正２条は、州や市の法令よりも優先するとの判断。</div><div>▽米司教協議会のヘレン・オスマン広報担当は、医療改革法案に関し行われたフランシス・ジョージ枢機卿の演説を、独立カトリック報道機関ＣＮＡ通信が不正確に報道した、と非難した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（７月４日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★「今日　沖縄と心一つに」＝"慰霊の日"に平和巡礼＝那覇教区　押川司教、魂魄の塔で</div><div>★０９教会教勢＝総信者数０・５％減＝成人洗礼は微増</div><div>★ローマ＝地下墓地で画像発見＝４世紀の使徒崇敬示す</div><div>★難民移住移動者委＝中南米の人と働く司牧者ら＝「課題」「前進」分かち合う</div><div>★バチカン高官＝医薬品の平等供給促す＝国際条約＝最貧国は「実現遠い」</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（７月３日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★日基教団根津教会＝地元劇団が教会舞台のサスペンスを上演＝満員御礼　礼拝堂が劇場に</div><div>★大貫隆氏が連続講座＝日本クリスチャンアカデミー＝「いま、聖書を読むとは」＝「経験」する歴史的主体への肉薄を</div><div>★改革派２大組織　ＷＡＲＣ×ＲＥＣ＝「世界共同体」の結成で合意</div><div>★日基教団西東京教区＝弁護士招き「裁判員制度」考える＝１年経てもなお賛否</div><div>★好善社「ハンセン病」講演会で藤崎陸安氏＝"司祭の言葉が人生訓"</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（７月４日）＝http://jpnews.org</div><div>★首相交代＝「なぜ励まさなかった」＝与党クリスチャン議員＝旧政権を回顧、新政権へ祈り要請</div><div>★貧しい子どもに助けの手を＝韓国の民間援助団体「コンパッション」</div><div>★英エジンバラで世界宣教会議１００年を記念＝正教会〜ペンテコステ＝多彩な背景から参集</div><div>★日本フォースクエア福音教団６０周年＝聖霊に励まされて前進</div><div>★草の根女性活動家を奨励＝「やより賞」募集</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） http://cjcskj.exblog.jp/</div><div>　☆記事検索は『教会と神学』（小原克博氏制作）をご利用ください</div><div>　　　　　　　　　　　 ........................... http://www.kohara.ac/church/</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1014信（2010.06.28）</title>
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    <published>2010-06-29T06:30:42Z</published>
    <updated>2010-06-29T06:32:38Z</updated>

    <summary>『世界共同体』は平等重視、性差縮小へ『世界共同体』初代会長に南アのジェリー・ピレ...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>『世界共同体』は平等重視、性差縮小へ</li><li>『世界共同体』初代会長に南アのジェリー・ピレイ氏</li><li>レバノンのキリスト教女性が新たなガザ援助船計画</li><li>ドイツ・カトリック教会の「紛争」が深刻化</li><li>ベルギー教会を警察が捜査、教皇が異例の非難</li><li>米ミシガン州でキリスト教伝道者がアラブの祭典妨害で逮捕</li><li>ペテロやパウロの最古の肖像がローマで発見</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div><div><br /></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎『世界共同体』は平等重視、性差縮小へ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】新たに結成された改革派教会の連合組織『世界共同体』は、プロテスタント８０００万人を擁することになるが、意思決定機関『常議員会』の構成員の半数は女性に割り当てることにした。世界改革教会連盟（ＷＡＲＣ）と改革派エキュメニカル協議会（ＲＥＣ）が合併設立した『世界共同体』には、１０８カ国の２２７教会団体が加盟。</div><div>　６月１８〜２６日に開かれた創立総会の冒頭、１時間半にわたる討議の後に、教憲草案の修正を決めたもの。今後、加盟教会は、常議員会に出席する議員を４人以上選出する場合、半数は女性とすることになる。</div><div>　草案委員会の原案は、「少なくとも３分の１」を女性にする必要がある、と決めていた。</div><div>　総会審議の席上、「私たちは、聖餐を共にする交わりの中で、男女が完全なパートナーシップになるように決意した。事実上、女性が代表の５０％を割らないように、ということだ」と、米長老教会（ＰＣＵＳＡ）のロビナ・ウインバッシュ牧師（同派エキュメニカル担当）は発言した。</div><div>　一方、草案作成に当たっていた、ピーター・ボーグドーフＲＥＣ会長は、原案が、男女間のバランスなどの問題については、「加盟教会の自由を制限しないように」して決めたものだ、と語った。</div><div>　さらに執行機関である常置委員会の半数を女性にしようという提案も出されたが、３分の２の賛成を得られなかった。</div><div>　合併組織の一方のＷＡＲＣは、人種や性に関する正義の実現に努めて来た。その姿勢は新組織でも維持したいとしている。</div><div>　「これまで私たちは、女性の役割と地位に関し多くの進歩を見て来た。私たちは引き下がるわけにはゆかない」と、キューバ長老改革派教会のドーラ・アルス・バレンティン牧師は、総会前の女性会議で語った。</div><div>　総会代議員に配布された同会議の声明は、新常置委員会が「共同体と加盟教会の意思決定機関と決定の過程で女性を平等に参加させるよう、要求している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『世界共同体』初代会長に南アのジェリー・ピレイ氏</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】『世界共同体』（ＷＣＲＣ）は６月２６日、米ミシガン州グランラピッズで開催した創立総会を終えた。初代会長には南アのジェリー・ピレイ氏が選出された。ピレイ氏は閉会礼拝で「神のこの世界においての存在は私たちに、もうこれまで通りのビジネスは受け入れられないことを示している」と語った。</div><div>　創立総会で討議された諸課題と取り組むため、戦略計画委員会を設置する。</div><div>　「神の言葉」への応答として、ＷＣＲＣは、ソマリア、スーダン、ミャンマー、北朝鮮、キューバなどの諸国の人権に触れた声明を多数発表した。また代議員など７０人が入国ビザが出なかったことに抗議する声明を圧倒的多数で採択した。</div><div>　重要声明の一つは、ＷＣＲＣが世界各地の先住民と「預言者的な連帯」を図り、神の憐れみに頼り、癒しを必要としている世界全ての人と手を取り合うよう求めている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎レバノンのキリスト教女性が新たなガザ援助船計画</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】イスラエルに封鎖されているガザへ救援船「マリアム」号を送り出そう、とレバンのキリスト教女性が準備を進めている。乗り組むのは全員女性で、イスラエル軍も手を出せないだろう、というところからの動き。</div><div>　リマ・ファラー広報担当は、イスラエル当局がガザ封鎖措置を緩和すると発表しており、自分たちの祈りが聞かれたと思う、として「参加者は事態を進展させようとしているが、その武器は処女マリアとヒューマニティだけだ」と語った。</div><div>　参加者はキリスト教とイスラム教双方の女性で、２０００年前に教えを説いていたイエスをマリアが待っていたと伝えられるマグドゥシェの町にある洞穴に集まり祈りを捧げた。</div><div>　欧州の活動家やジャーナリストと一緒に、女性たちは、医療品を積み込んだ援助船でガザに向かう予定という。イスラム教過激派ヒズボラや他の政治団体とは無関係としているが、出発の正確な日程は明らかにしていない。</div><div>　イスラエルのエフード・バラク国防相は、マリアム号に乗船した女性に危害があっても、それはレバノンの責任だ、と警告した。</div><div>　同船にカトリック修道女も数十人乗船する計画があることが分かり、イスラエル外務省は、バチカン（ローマ教皇庁）が修道女に思いとどまるよう説得することを求めている。また国連安全保障理事会にもガザへの入港を阻止する権利を行使する、と通告した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ドイツ・カトリック教会の「紛争」が深刻化</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ドイツ・カトリック教会の「紛争」が深刻化している。アウグスブルク教区のヴァルター・ミクサ司教（６９）は、未成年者へ暴力を振るった疑いと教会資金の不正使用などの批判を受けて、問題沈静化のため５月に辞意を表明したが、さらに未成年者へ性的虐待を犯していた疑いが明らかになった。「同司教がアイヒシュテット司教時代（１９９６〜２００５年）、未成年者へ性的虐待を犯していた疑いが出てきた」と報じられたのだ。</div><div>　ミクサ司教が、辞表取り消しの意図を明らかにしていたことも問題を複雑にした。ドイツ司教会議会長のロベルト・ツォリッチ・フラアイブルグ大司教とラインハルト・マルクス・ミュンヘン大司教が辞任させよう、と教皇ベネディクト１６世に不正確な情報を伝えた、と言う。教皇が異例の速さで辞表を受理したことの内幕を明らかにした形。</div><div>　ミクサ司教は、アウグスブルクの司教館に戻った。どこにも住む場所がないから、と語っている。</div><div>　ドイツのメディアは、教皇が、ミクサ司教のアルコール問題に関する『秘密ファイル』を受け取っている、と報じた。同司教は飲酒すると、現実が分からなくなる、と記されており、昔の性的違法行為についても触れられている、という。</div><div>　ミクサ司教は、教皇との会見を求めており、バチカンのフェデリコ・ロンバルディ報道担当は、会見設定は可能だが、それで辞任問題が取り上げられることはない、と語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ベルギー教会を警察が捜査、教皇が異例の非難</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は６月２７日、聖職者の性的虐待問題でベルギー警察が立ち入り捜査をしたことを「驚いており、残念」と批判した。個人的な発言自体が極めて稀なことであり、しかも国家を批判するのも異例。</div><div>　教皇は教会自身が捜査する「自治」を強調、ベルギー警察の「嘆かわしいやり方」を批判した。警察が司教を拘留、ファイルを押収、ブリュッセル北方のメヘレン＝ブリュッセル大司教区の大聖堂では枢機卿の墓にまで立ち入ったことを非難して、ベルギーの聖職者と司教会議議長のアンドレ＝ヨセフ・レオナール大司教との「親近さと連帯」を表明した。</div><div>　ベルギー・カトリック教会は、聖職者の性的虐待問題が相次いで明るみに出て、調査委員会を設置するまでになった。</div><div>　６月２４日、ルーベン警察が委員会の調査を指導している精神科医のペーター・アドリエンセンス氏の事件関係ファイルやコンピューターも押収した。教会とバチカンは、被害者のプライバシーが侵害された、と抗議した。</div><div>　同日、メヘレンでも司教会議議長の前任者ゴッドフリード・ダンニール枢機卿が事務所としていた所を捜索、資料やパソコンを押収している。枢機卿自身が捜査の対象になっているか、は不明。</div><div>　２６日、法務相は、捜査は「正当に」行われた、と教会側の主張を否定した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米ミシガン州でキリスト教伝道者がアラブの祭典妨害で逮捕</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米ミシガン州ディアボーン警察は、郊外のアラブ人居住区で行われていた文化祭で妨害行為を行っていたキリスト教宣教師４人を６月１８日逮捕した、と発表した。４人は保釈金を納め、釈放された。</div><div>　これらの宣教師は、数年にわたり、祭典の際にキリスト教への改宗を呼び掛け、紛争の種になっていた。文化祭には３日間で３０万人以上が集まるという。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ペテロやパウロの最古の肖像がローマで発見</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】バチカン（ローマ教皇庁）は、ローマの下町の８階建ての近代的なオフィスビルの地下にあるカタコンベで、使徒ペテロとパウロの肖像としては最古と見られるものを発見した、と発表した。</div><div>　４世紀後半のものと見られる肖像は、墓の修復の際に天井部で見つかったもので、ヨハネやアンデレのものと見られる肖像もあった。天井画を損なうことなく、上塗りされていた白色の炭酸カルシウム（石灰）を最新のレーザー技術で除去して発見したもの。</div><div>　バチカンの考古学参考者ファブリジオ・ビスコンティ氏は、昨年に発見された聖パウロの肖像が独立したものではなく、良き羊飼いキリストの肖像を取り巻くペテロ、ヨハネ、アンデレなどの肖像と共に方形の天井画の一部であったことが分かった、としている。「これらは使徒たちの肖像としては最初のものだ」と言う。</div><div>　修復作業にレーザーを利用したのは初めて。総費用は２年間で６万ユーロ（約７５０万円）。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽インドのバンガロールで、６月２３日、アセンブリーズ・オブ・ゴッド派の牧師２人が、ヒンズー過激派に襲撃され、殴打された。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は、教皇庁東方教会援助会議（ＲＯＡＣＯ）の関係者と会見した。同会議は、東方教会省に属する組織として１９６８年設立。今回開催した定例会議で、聖地の教会の状況や、諸宗教対話への取り組み、今秋開催の中東特別シノドスなどについて意見交換した。</div><div>▽イタリア・ナポリ大司教のクレセンジオ・セペ枢機卿が福音宣教省長官時代の２００４年、ローマ市内の不動産処理で不正行為があったとしてイタリア警察の取り調べを受けた、と現地メディアが６月２０日報じた。</div><div>▽クレセンジオ・セペ枢機卿は６月２１日、不動産売買にからむ数十億ユーロもの収賄容疑を否定、警察の捜査を「十字架」として受け止める、と記者会見で語った。</div><div>▽バチカン外務局長のドミニク・マンベルティ大司教がキューバを訪問、６月２０日、ラウル・カストロ大統領と会見した。帰国前、空港での記者会見で、同大司教は「とても前向きな会見だった」と語った。大統領は異例のスーツ姿だった。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（６月２７日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★２０１０年度　定例司教総会＝各委員会役員が交替＝典礼関係の諸議題を検討</div><div>★仙台教区＝教会委員長の集い　開く＝問題や経験、分かち合い＝連携の力を実感</div><div>★初のフォーラム開催＝日本カトリック大学連盟</div><div>★上智大学キリスト教文化研究所・連続講演会＝「平和に貢献する宗教」</div><div>★一般公開に２２０万人＝「聖骸布」、日本の巡礼団も</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（６月２６日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★アングリカン・コミュニオン＝"一元管理は植民地政策"＝ショリ総裁主教が書簡で非難</div><div>★キリスト教学校教育同盟総会＝「私学へ期待される教育とは？」＝仏教系、非宗教系学校ともシンポで議論</div><div>★日本カトリック大学連盟　初のフォーラム＝「教養とキャリア」再確認＝小林陽太郎氏</div><div>★現代新宗教と精神文化における平和と癒し＝芳賀学氏「正義と平和」調和も反発も＝上智大学キリスト教文化研究所講演会</div><div>★『十九世紀のドイツ・プロテスタンティズム』＝深井智朗氏が「奨励賞」受賞＝日本ドイツ学会</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（６月２７日）＝http://jpnews.org</div><div>★幼子の目で描く戦争の記憶＝オランダ人抑留体験者の手記『母への賛歌』邦訳出版</div><div>★未伝の地に福音を＝日本ＣＣＣが茨城の教会未設置地域にトラクト配布</div><div>★エチオピア政治弾圧で難民化＝国際人権ＮＧＯなどは強制送還を懸念</div><div>★フィンランド福音ルーテル教会初の女性監督誕生へ＝イルヤ・アスコラ牧師９月１日就任式</div><div>★千葉県流山市の公立小中学校に「星野富弘文庫」設置</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） 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    <title>世界キリスト教情報　第1013信（2010.06.21）</title>
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    <published>2010-06-21T08:14:06Z</published>
    <updated>2010-06-21T08:19:23Z</updated>

    <summary>プロテスタント８０００万人を１組織にハイチの「建設」を、ＷＣＣ総幹事が訴え北米ア...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>プロテスタント８０００万人を１組織に</li><li>ハイチの「建設」を、ＷＣＣ総幹事が訴え</li><li>北米アングリカン教会が新たに２教区設立</li><li>バチカンとイスラエル関係改善協議進む</li><li>教皇、ローマ教区会議で講話「聖体の力」を指摘</li><li>米南部バプテスト連盟、会員数減少に奮起</li><li>反アパルトヘイトの白人牧師ニコ・スミス氏死去</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎プロテスタント８０００万人を１組織に</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】プロテスタントの２大世界組織「世界改革教会連盟」（ＷＡＲＣ）と「改革派エキュメニカル協議会」（ＲＥＣ）が、新組織『改革派教会世界共同体』（ＷＣＲＣ）結成を６月１８日、合意した。</div><div>　聖書エフェソの信徒への手紙４・３の「平和のきずなで結ばれて、霊による一致を保つように努めなさい」を主題に、米ミシガン州グランラピッズのキャルヴィン大学で開催された会議には両組織の代表４００人以上が参加した。</div><div>　新組織には、長老派、改革派、合同教会などの各派、世界１０８国、２３０教会、信徒８０００万人が加盟することになる。</div><div>　ＷＡＲＣのクリフトン・カークパトリック議長は、合意を「分裂し紛争の絶えない世界」にあって達成されたもの、と地元紙『グランラピッズ・プレス』に語った。</div><div>　ＲＥＣのリチャード・ヴァンホーテン総幹事は、「教会生活を含め、分裂と不和の時代に、二つの世界的教会組織が、高度なレベルで一致することが必要だ」と会議に先立ち、ＥＮＩ通信に語っている。</div><div>　ＷＡＲＣのセトリ・ニョミ総幹事は、「共同体」（コミュニオン）という語が新組織の名称に採用されたことについて、「活動する関係の新しい形」を目指したものだ、と指摘している。「"共同体"として、私たちは共通の洗礼、主の食卓を共に囲むことを認め、それによって、より良い証と実際的な世界変革を目指す」と言う。</div><div>　両組織の代表はまず１８日にそれぞれ会合を開き、その後、新組織発足に先立って合同礼拝を行った。会場には米国先住民の太鼓が鳴り響いた。礼拝実施に協力した現地の先住民牧師マイク・ピータース氏は「太鼓を持ち込んだのは、世界に一致を発信しようという目的があったから」で、霊的覚醒の始まりになれば、と願ったものだ、と言う。</div><div>　会議組織者は、先住民の存在強調は、その文化を片隅に押しやり、不当に扱ってきた教会の歴史的役割を想起させるためのものだとしている。</div><div>　ＷＡＲＣ太平洋地域代表のジュディ・フィッシャー副議長は、「世界の先住民、特に北アメリカの声を聞くことは、今私たちは彼らの土地で客として招かれて会合しているのであり、それは私たちへの挑戦でもあり、私たちを激励するものでもある」と語った。</div><div>　キリスト教一致を目指す連合組織『世界教会協議会』（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ＝トゥヴェイト総幹事も「改革派諸教会の一致、平和、正義への貢献を強める。神の教会の目に見える一致の新たな表現であり、神の賜物であると共に希望のしるしでもある」と歓迎している。</div><div>　ＷＡＲＣの起源は１８７５年に設立された改革派諸教会の連合と、１８９１年に初会合した国際コングリゲーショナル評議会にまで遡る。人種や性的差別の撤廃、環境保護、新国際経済秩序などに取り組んでいる。</div><div>　ＲＥＣは１９４６年、ＷＡＲＣ非加盟の改革派諸教会の組織として発足した。霊的革新と教理順守に力を入れている。ただ６０年代以降、双方に加入する教会も出ている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ハイチの「建設」を、ＷＣＣ総幹事が訴え</b></div><div><br /></div><div>　【ジュネーブ＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】世界教会協議会（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ＝トゥヴェイト総幹事は６月１４〜１６日に、同協議会訪問団と共に地震被害地のハイチを訪問したが、世界各国政府と教会に、ハイチの市民がなお地震がもたらした破壊的な被害の苦難の下にあることを憶えるよう要請した。</div><div>　「今ではカメラのレンズにも捉えられなくなったものの、ハイチの人びとを忘れてはならない。私たちがハイチの人たちと一致と連帯することが重要だ。再建に当たってこのことが大事だ。人々は今もテント生活を余儀なくされており、その人たちを本格的な住宅に移動させなければならないのだ」と言う。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎北米アングリカン教会が新たに２教区設立</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】同性愛者同士の「結婚」などをめぐって、米聖公会を離脱、独自に結成された『北米アングリカン教会』（ＡＣＮＡ）には約８００教会が加入しているが、新たに３２教会が加わり２教区を構成することになった。オハイオ、ミシガン、インディアナ各州の１２教会で構成されるグレートレークス教区と、アラバマ、ジョージア、ノースカロライナ、サウスカロライナ、テネシー各州の２０教会で構成されるサウス教区。</div><div>　両教区とも、「正統派」の教会と聖職者の集まりで、世界聖公会共同体を構成している『北米アングリカン・コンボケーション』（ＣＡＮＡ）に属している。ＣＡＮＡは２００５年、米聖公会の活動や決定に同調出来ず、疎外されていた教会を「聖公会」の枠内に留めるためナイジェリア聖公会が設立したもので、２００９年６月の『北米アングリカン教会』創設にも関与している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎バチカンとイスラエル関係改善協議進む</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】聖座（バチカン）とイスラエルが関係改善に向けた協議を進めている。６月１５日にバチカン（ローマ教皇庁）で行われた作業委員会は「相互理解の雰囲気」の中で行われた。</div><div>終了後に発表された共同声明は、「前回の全体会議以降、『作業レベル』委員会では前進が達成された」とし、「最終合意に向けての次の段階に進む」ことへ同意した、と述べている。</div><div>　ただ声明は同意の詳細を明らかにしていない。会合が「全てが同意されるまでは何も同意されていない」との原則の下に運営されているからだ、と言う。</div><div>　聖座とイスラエルは、外交関係樹立に関する「基本合意」が１９９３年に成立して以来、双方で免税、教会の財産権などについて協議を進めてきた。次回全体会議は１２月６日に、イスラエル外務省で開催する。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、ローマ教区会議で講話「聖体の力」を指摘</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】カトリック教会ローマ教区は６月１５日、教皇ベネディクト１６世の出席のもと教区会議を開催した。</div><div>　３日間にわたるこの会議には、ローマ教区内の小教区やその他の共同体の代表者が参加し、「主日のミサと愛（カリタス）の証し」をテーマにこの１年間の司牧を検証しながら、今後の目標や方向付けを話し合った。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇は初日、ローマの司教座大聖堂であるラテランの聖ヨハネ大聖堂で、祈りと講話をもって会議を開幕した。</div><div>　「聖体は単なる人々の集まりを教会共同体として形作る」と述べた教皇は、人々を個人主義から解放し、職業や国籍を超えた一致した共同体を作り出す聖体の力を指摘した。そのためにも、ミサを心をこめてとり行うと同時に、聖体礼拝のもたらす豊かさをすべての信者に再発見させるよう司祭たちに要請した。</div><div>　さらに、キリストのからだに養われた私たちは神のいのちを受け入れることで、自分たちもまた神の恵みと無償性を受け継ぐ、と教皇は話し、神の愛を証しし、人々の心に働きかけながら愛によって社会を変えていかなくてはならないと呼び掛けた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米南部バプテスト連盟、会員数減少に奮起</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米南部バプテスト連盟はフロリダ州オーランドで６月５日、年会を開催した。ジョニー・ハント議長は、会員に対し、「安全地帯」に留まるのではなく、そこを出て伝道し、洗礼数の低下と戦う道を新たに探るよう、呼び掛けた。</div><div>　「教勢が退潮している教会の会員であることはもうたくさんだ。十代の若者をイエス・キリストに向かわすことに重きを置かないのはもうたくさんだ。イエスの名の下に使命を果たすことではなく、カネの問題で悩むことはもうたくさんだ。皆がもっと献金をしたくなるようなビジョンを持とうではないか」と言う。</div><div>　ハント議長の指摘は、『復活タスクフォース委員会』報告をめぐって２時間以上にわたる討議の後に出された。</div><div>　報告は、同派の十代受洗者数が１９７０年の１４万人から２００８年には７万５０００人にまで減少しており、また会員の平均献金額が年収の２・５％である、と指摘している。</div><div>　反対派は、報告が、常置委員会の予算削減や、州レベルの活動に内国宣教部会を関与させるなど悪影響を及ぼす、と指摘していた。今回で任期を終えるモリス・チャプマン常置委員会議長も強硬な反対派。「構造的な問題ではなく、機構改革では解決出来ない」として、私たちの思いを主イエス・キリストのみ旨に沿わせることがまず必要だ、と言う。</div><div>　報告は結局過半数で採択された。</div><div>　ハント議長の後任には、ジョージア州マリエッタのブライアント・ライト牧師（５）が他の３人の候補を抑えて選出された。放送・インターネット伝道に力を入れている『ライト・フロム・ザ・ハート・ミニストリーズ』の創設者。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎反アパルトヘイトの白人牧師ニコ・スミス氏死去</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】南アがアパルトヘイト（人種隔離政策）実施時代に、政治的影響力を発揮していた白人系オランダ改革派教会牧師でありながら、アパルトヘイトに反対、黒人居住区に夫人と共に移住したニコ・スミス氏が、心臓発作のため６月１９日死去した。</div><div>　スミス氏は、プレトリアで開かれた友人の誕生日パーティーに参加したところ倒れ、病院に運ばれる途中死去した。長女のマリタ・ラウブシャー氏が２０日明らかにした。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽北朝鮮の朝鮮中央通信は、韓国の市民団体幹部、韓相烈牧師が６月１２日、平壌を訪問したと伝えた。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は７月４日、イタリア・アブルッツォ州スルモーナを司牧訪問する。教皇聖チェレスティーノ（ケレスティヌス）５世の生誕８００年を機会として行う。</div><div>▽ノーベル賞受賞者３人も含む英国のトップクラスの科学者や教育者が、学校教育で進化論を含め科学教育を推進するよう政府に呼び掛けた。</div><div>▽サッカー・ワールドカップ熱はアフリカでも高まっているが、ソマリアのイスラム教反政府勢力は、市民に観戦しないよう警告している。サッカーの起源がキリスト教伝統に基づいたものだからだ、と言う。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（６月２０日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★司祭年　閉幕＝教皇　ミサで性的虐待に謝罪＝不祥事は「清めへの呼び掛け」</div><div>★国内各地でも閉幕ミサ＝大阪教会管区＝全５教区が共に</div><div>★広島教区＝３姉妹教区　交流１０年＝三末司教叙階２５周年とともに祝う</div><div>★浜松に司牧センター＝横浜教区とサレジオ会＝外国籍の人多い地域</div><div>★韓国総人口の１０％＝信者５００万人超す</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（６月１９日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★亡命したエチオピア人が難民の現状語る＝"教会の絆は家族と同じ"＝日本の制度は「閉鎖的」</div><div>★東奥義塾＝解職の江原元塾長が提訴＝「神の義」が行われますように＝教会員有志が「支える会」</div><div>★全国自死遺族連絡会シンポジウム＝「二次被害者」の保護目指す</div><div>★三原康可さん『ヤコブの梯子』＝"闇から光へ魂の姿を音に"</div><div>★英エディンバラで「世界宣教会議」１００周年＝「今日、キリストを証する」</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（６月２０日）＝http://jpnews.org</div><div>★「生きていればいいよ」＝サイト訪問者と本音の交流から＝「死にたい気持ち」に寄り添いたい</div><div>★信仰の軌跡をたどる旅＝メノナイトブレザレン創立１５０年＝ドイツで</div><div>★日本福音同盟第２５回総会＝ＪＣＥ５後の計画を展望＝竿代輝夫宣教委員長「危機を逆手に取る協力を」＝新理事長に原田憲夫氏</div><div>★迫害、移住、信仰復興の歴史学び未来の宣教ビジョンへ＝ＭＢ１５０年記念大会</div><div>★ＪＯＣＳ５０年で中村哲氏講演＝ 「みんなで生きる」世界へ医療協力</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） 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    <title>世界キリスト教情報　第1012信（2010.06.14）</title>
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    <published>2010-06-14T06:12:26Z</published>
    <updated>2010-06-14T06:14:27Z</updated>

    <summary>米聖公会総裁主教がカンタベリー大主教を植民地政策的と非難世界聖公会の指導者がエキ...</summary>
    <author>
        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>米聖公会総裁主教がカンタベリー大主教を植民地政策的と非難</li><li>世界聖公会の指導者がエキュメニカル対話で米聖公会を「停止」</li><li>教皇が『司祭年』終了のミサ、１万５０００人参加</li><li>米改革派教会が『ベルハル告白』を採択</li><li>行方不明の米「ボーンアゲイン」一家の少女、無事を確認</li><li>エンパイアステートビルがマザーテレサのライトアップ拒否</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎米聖公会総裁主教がカンタベリー大主教を植民地政策的と非難</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米聖公会のキャサリン・ジェファート＝ショリ総裁主教は、同派の同性愛者（ゲイとレズビアン）受け入れの姿勢を強く擁護、『聖公会共同体』（アングリカン・コミュニオン）の中に見られる権力集中的また強権的な均一化への動きを６月２日非難した。</div><div>　英国国教会（聖公会）は、強力な聖職者ではなく各国の共同体の方針に沿うべきだ、と同主教が、米聖公会の会員２００万人に宛てた書簡で主張したもの。５０年に及ぶ議論の後、米聖公会は、同性愛者が『神の良い創造』であり、『洗礼を受けた指導者、聖職に叙階された人のように、教会の中で、備えられたリーダーシップの良い健全な手本』と確信するに至った、と述べている。</div><div>　この５月、米聖公会ロサンゼルス教区は公然同性愛者のメアリー・グラスプール氏を補佐主教に選任した。２００４年のジーン・ロビンソン氏のニューハンプシャー教区主教就任に続き、公然同性愛者の主教選任は２人目。同性愛を罪とみなしている構成者もいるアングリカン・コミュニオンの緊張を強めることになる、との警告を無視した形だ。</div><div>　英国国教会の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏は５月２８日、アングリカン・コミュニオンに向けて厳しい姿勢の声明を発表、公然同性愛者の主教容認について、米聖公会に属する人たちは、アングリカンの交わりから外れており、エキュメニカルな対話や教義上の議論に参加しないように、と批判した。</div><div>　ウィリアムズ氏は、アングリカン・コミュニオンの霊的指導者ではあるが、その力は限られている。しかし同氏や他の英国国教会指導者は、近年、聖書が同性愛について語っていることをどう解釈するかについての不一致を克服するために権威の集中を図ってきた。</div><div>　ＲＮＳ通信によると、米メリーランド州フレデリックのフッド大学で宗教史を講じているデビッド・ハイン教授は、アングリカン・コミュニオンは、世界の様々な地域で成長するに伴い、５０年以上にわたり信仰と教義上の問題でより大きな一致に向かって進んできた、と言う。</div><div>　しかし独立志向の米聖公会は、その流れに常に沿おうというよりは、自らが許容出来る信仰と実践の「境界」の拡大に努めてきた。</div><div>　ジェファート＝ショリ氏は、アングリカニズムが、さらには聖公会が、確立されたヒエラルキー（教会組織）の強力な支配を逃れようとしたキリスト者によって始められたのだとして、権力と規律の集中推進を拒否している。「一元的な管理はアングリカニズムの特徴ではない。むしろ交わりとコミュニオンの多様性にこそある」と言う。</div><div>　２日の書簡で同氏は、世界中の７７００万人の聖公会信徒を一律に管理することは、大英帝国の支配の上に共同体を建設した植民地政策的な宣教の「精神的な暴力」と「文化的行き過ぎ」を繰り返す危険性を冒すもの、と指摘している。「私たちは、植民地政策的な態度が続いていることに重大な懸念を抱いている。特に、多彩なコンテキストや文化に単一の見解を課そうとしていることが問題だ」と言う。</div><div>　ジェファート＝ショリ氏はまた、米聖公会に対する批判が、アングリカン・コミュニオンの中でも、女性司祭や主教を禁じているところから発せられている、として、他にも非公式な暗黙の同意の下に同性愛主教を認めている聖公会が存在している、と指摘した。</div><div>　革新派はジェファート＝ショリ氏の書簡を、米聖公会の方針を全面的に守るものであるとして歓迎している。「これは控えめではあるが独立宣言だ」と『エピスコパル・カフェ』というブログの編集者ジム・ノートン氏は言う。「総裁主教は、もはや議論の枠組みの確定をカンタベリー大主教にゆだねてはいない」。</div><div>　ジェファート＝ショリ主教の、聖公会の歴史再検証は、外部には当たり障りのないもののように見えるかもしれない、と、教会史専門家のダイアナ・バトラー＝ベース氏。しかしその民主主義的アングリカニズムを強力に守ろうとしていることは「戦争への召集」だと指摘する。「彼女は、『これが自分たちの伝統であり、あなたはそれを破っている』と言っているが、それはウイリアム氏を帝国主義者と非難することだ」。</div><div>　ウィリアムズ氏とジェファート＝ショリ氏は、各管区の自治と中央の権威の問題をめぐる、非常に古くからの議論を行なっているとも見られる。バトラー＝ベース氏によると、両者はアングリカニズムの理解に関しては両極端で、一致の可能性は極めて低い。</div><div>　「ウィリアムズ氏は、アングリカンの一貫したアイデンティティを模索し、それをトップダウンで強制しようとする。ジェファート＝ショリ氏は、自分たちは常に民主主義的であり、地域に根ざしている、と言う」が、その論争も限界点に近づいた、と見ている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎世界聖公会の指導者がエキュメニカル対話で米聖公会を「停止」</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】聖公会共同体（アングリカン・コミュニオン）の指導者が、エキュメニカル対話に米聖公会が参加することを「停止」した。米聖公会ロサンゼルス教区が、カンタベリー大主教の要請を無視して、同性愛者を主教に任命したことを受けてのもの。</div><div>　アングリカン・コミュニオンのケネス・キアロン事務局長が、米聖公会指導者に宛てた書簡で、今後エキュメニカルな対話に参加するよう招待することはしない、と通告した。同事務局長は、カナダ聖公会の首座主教にも書簡を送り、公然同性愛者の主教叙階一時停止を求めた世界聖公会指導者の要請を受け入れるか否か問いただした。</div><div>　この５月にカンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ氏は、一時停止に応じない聖公会には対応措置を取る、と提示していた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇が『司祭年』終了のミサ、１万５０００人参加</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は６月１１日、カトリック教会が１年間にわたり記念してきた『司祭年』を、全世界９７カ国から訪れた司祭約１万５０００人と共にミサを捧げ、終了した。</div><div>　『司祭年』は、「司牧者の真の模範としてのアルスの聖なる主任司祭」ヨハネ・マリア・ビアンネ神父の帰天１５０年を機に、司祭職の重要性を認識し、司祭らの役務の実りと霊的向上を祈り励ますことを目的に、昨年６月１９日から開催されていた。</div><div>　ミサの説教で教皇は、司祭職の偉大さとは、それぞれの弱さにも関わらず、神の力に助けられ、すべての時代のすべての人々に神の現存を知らせることにあると強調した。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、この「喜びの年」に聖職者による未成年虐待が明るみに出たことで、教皇はこの司祭らの罪に対し、神とこの事件に苦しむ人々に改めて赦しを願うと共に、このようなことが二度と起きることのないよう最大の努力をすることを約束した。</div><div><br /></div><div>《関連速報》</div><div>▽「女性を叙階せよ」とバナーを掲げたグループが６月８日、バチカンのサンピエトロ広場に向けて行進した。折からバチカンは『司祭年』閉幕を記念する式典を計画している所。広場への立ち入りは警察によって阻止された。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米改革派教会が『ベルハル告白』を採択</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米改革派教会（ＲＣＡ＝信徒数１６万６０００人）は、１９８２年に南アで改革派諸教会が制定した、一致、正義、和解に関する宣言『ベルハル告白』を受け入れることにした。創設以来約４００年間、同派は使徒信条、ニカヤ信条、アタナシウス信条とベルギー告白、ハイデルベルク信仰問答、ドルト信仰基準を受け入れていた。</div><div>　同派は６月１０日、協力関係にあるアイオワ州オレンジシティーのノースウェスタン大学で開催した総会で『ベルハル告白』を受け入れたもの。</div><div>　同大学のミッチ・キンシンガー教授（宗教学）は「これは歴史的なことで、告白に社会的側面を持つものを追加する必要があった。歴史的にオランダ系、白人系であった教派にとって、教会とは何か、どうあるべきかについて窓を開けたのだ」と語った。</div><div>　『ベルハル告白』は、アパルトヘイトという白人優位の人種隔離政策が行なわれていた時代の南アで１９８２年に起草され、８６年に『南ア・オランダ改革派ミッション教会』（ＤＲＭＣ）で採択された。原文はアフリカーンス語で書かれている。「信仰の叫び」「誠実と悔い改めへの呼びかけ」として当時反対運動の指導者アラン・ブーサク氏が主導していた。</div><div>　これまでＲＣＡは、朝鮮語系、スペイン語系の教会の存立を認めるなど１６２８年にオランダ語系の教会として結成された当時とは異なり、言語的・民族的差別や男女間差別などを克服して来た。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎行方不明の米「ボーンアゲイン」一家の少女、無事を確認</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ヨットでの単独世界一周航海を目指している米カリフォルニア州の「ボーンアゲイン」一家のアビー・サンダーランドさん（１６）は、インド洋上で６月１０日行方不明となり、安否が気遣われていたが、同日深夜、無事が確認された。</div><div>　　サンダーランドさんは今年１月、無寄港単独世界一周の最年少記録を目指してカリフォルニア州を出航したが、ヨットの故障で南アフリカのケープタウンに寄港し、記録更新を断念。その後も航行を続けることにしていた。５月２１日、ケープタウンを出て豪州に向かったが、大波と突風に見舞われ、６月１０日早朝にインド洋から衛星電話で家族と話した後に連絡が途絶え、行方不明となった。最後に確認されたのは陸地から数百キロの地点。</div><div>　その後ヨットから２度の遭難信号が発信されたため、オーストラリアと米国、フランスの当局が船や飛行機を使った大規模な捜索を行い、豪カンタス航空機の乗員がサンダーランドさんと無線で通信し、無事を確認した。</div><div>　両親はサンダーランドさんのブログに「ヨットは立っているが索具が外れた。ラジオ連絡でアビーは元気だと伝えてきた」と書き込んだ。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎エンパイアステートビルがマザーテレサのライトアップ拒否</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ニューヨークのエンパイアステートビルは、祝日やさまざまなイベントの際、それにちなんだライトアップを行っている。</div><div>　 ところが米カトリック団体『カトリック連盟』が、８月２６日のマザーテレサの誕生日にあわせ、マザーのベールの色である白と青のライトアップを行うことを提案しところ、ビル側は拒否した。</div><div>　同ビルのオーナー『マルキン・ホールディングス』のアンソニー・マルキン氏は、「世界中のさまざまな文化やテーマ、イースターやハヌカ、クリスマスなどの宗教的記念日を祝して、ライトアップを行ってきた」と語ったものの、「いかなる宗教的人物のためのライトアップ、または宗教および宗教団体からのライトアップ要求については受け付けない方針だ」と述べた。</div><div>　『カトリック連盟』は、マルキン側に決定を覆すよう求めている。ニューヨーク市議会議員がオーナーに決定を取り消すよう求める決議を６月９日議会に提出した、とＡＦＰ通信が報じている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>※Twitter速報をフォローされておられる方が２００人を超えました。</div><div><br /></div><div>▽韓国政府は、バチカン大使に、信徒使徒職評議会のトーマス・ハン・ホンスン氏（６７、韓国外国語大学名誉教授）を任命した。</div><div>▽韓国のペンテコステ派大規模教会『ヨイド純福音教会』のリー・ヨンフン担任牧師は、２０１３年に釜山で開かれる世界教会協議会（ＷＣＣ）第１０回大会への支持を、同協議会のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事と６月５日会見した際、再確認した。</div><div>▽中国・内モンゴル自治区オルドス市当局は６月７日、市内唯一のカトリック教会を、道路拡張のために閉鎖した。当局は司祭と信徒１人に手錠を掛けて拘束した。同教会は登録されており、同自治区の司教は中国政府とバチカン双方から認知されている。&nbsp;</div><div>▽中国のキリスト者の人権擁護のために活動し、２００８年にノーベル平和賞の受賞候補者にもなった高智晟弁護士を中国当局が拘束後、釈放していたが、４月末に新疆ウイグル自治区に親戚を訪問、帰途に北京行き飛行機に搭乗して以来また所在が分からなくなっている。</div><div>▽パキスタン治安当局は、ジャン、サルゴダ、ファイサラバード、ラホール、シェイクプラア各市で、キリスト教など少数派の礼拝所、居住地などを対象としたテロの可能性が強まっている、と警告を発した。</div><div>▽パキスタン・パンジャブ州カネワル地区の村長などが、キリスト者２５０世帯に村から出て行くよう命じたことが分かった。現地ではイスラム教徒の地主の下でキリスト者は労働しており、子女は召使いとして雇われているが、地主たちに性的虐待を受ける事件が多発、キリスト者側が抗議していた。</div><div>▽イラクで７日、キリスト者のハニ・サリム・ワディ氏（３４）が殺害されたのを受けて、同国のキリスト者が脅えている、とアッシリア国際通信が報じた。</div><div>▽南アで開催されるサッカー・ワールドカップで優勝する、と教皇ベネディクト１６世が予想しているのは、出身国のドイツではなく、スペイン、ブラジル、アルゼンチンとイギリスだ、とバチカン（ローマ教皇庁）機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』が１０日報じた。</div><div>▽エジプト・コプト教会の最高指導者シェヌーダ２世教皇は、離婚・再婚を認めるように、とのエジプト高裁の決定に教会は拘束されない、との立場を再確認した。</div><div>▽キリスト教宣教も今では「南」から「北」に向かう時代だが、タンザニアのフィドン・Ｒ・ムォムベキ牧師は世界宣教会議で、「南」の宣教活動家は「北」の「閉鎖的な社会」に入るのが困難だ、と指摘した。</div><div>▽コンゴの人権擁護組織『ヴォア・デ・サン・ヴォア（声なき声）』のフロリベール・シェベヤ・バヒジレ会長が首都キンシャサ郊外で６月２日早朝、車の中で死体として発見された。国際アムネスティが「独自調査」を要求している。</div><div>▽南アの週刊紙『メール・アンド・ガーディアン』が預言者ムハンマドの似顔絵を掲載、冒涜だと反発を買ったことで、謝罪した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（６月１３日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★教皇、キプロス訪問＝中東地域の紛争に＝「公正な解決」訴える&nbsp;</div><div>★ガザ支援船団拿捕＝「悲劇的」事件と教皇＝現地の生活条件向上求める</div><div>★ＮＰＴ再検討会議＝最終文書採択し閉幕＝被爆国の教会として―長崎・広島の司教に聞く</div><div>★ブラジル人学校「ピンゴ・デ・ジェンチ」＝元幼稚園で新たに開校＝さいたま教区が協力＝つくば市</div><div>★外国籍住民が多い地で＝聖堂の建て替え考える＝横浜の教会　連続セミナー</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（６月１２日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★"ひとりを大切にする教育を"＝ＮＣＣ教育部　キリスト教教育研修会＝学校、教会、教会学校の課題</div><div>★青山学院＝院長に山北宣久氏</div><div>★世界巡礼から"帰国"＝平和を祈る「被爆マリア像」</div><div>★バイブル・アンド・アートミニストリーズ１５周年＝日韓交流の美術展が実現</div><div>★東京・関東キリスト者平和の会発足＝ＮＰＴ再検討会議の活動を報告</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（６月１３日）＝http://jpnews.org</div><div>★軍政下政治犯の夫と獄中書簡＝ソウル市長選で惜敗の韓国元首相　韓明淑氏</div><div>★聖書をテーマに＝チアにっぽん＝絵画コンクール</div><div>★Ｗ杯サッカー選手　信仰を語る＝伝道用証しＤＶＤ発売</div><div>★平和と正義実現に行動＝首都圏キリスト者ら新組織</div><div>★「主がお入り用」祈祷院で政界入り決断＝牧師の息子、銀行員から転身＝柴橋正直衆院議員</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） http://cjcskj.exblog.jp/</div><div>　☆記事検索は『教会と神学』（小原克博氏制作）をご利用ください</div><div>　　　　　　　　　　　 ........................... http://www.kohara.ac/church/</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1011信（2010.06.07）</title>
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    <published>2010-06-07T07:33:32Z</published>
    <updated>2010-06-07T07:37:42Z</updated>

    <summary>英エディンバラで１００周年記念世界宣教会議教皇、キプロスを司牧訪問、中東シノドス...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>英エディンバラで１００周年記念世界宣教会議</li><li>教皇、キプロスを司牧訪問、中東シノドス準備と対話へ</li><li>「和平」と「和解」願う教皇のキプロス「巡礼」</li><li>フィンランド福音ルーテル教会に初の女性監督</li><li>バチカンもガザ支援船団拿捕でイスラエルに懸念表明</li><li>トルコのカトリック司教会議会長殺害される</li><li>テッド・ハガード牧師が新教会設立</li><li>『神と人について』がカンヌ映画祭で「グランプリ」</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎英エディンバラで１００周年記念世界宣教会議</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】英エディンバラで１９１０年に『世界宣教会議』が開催されて１００年を記念する会議が６月２日から６日まで、「今日、キリストを証する」を主題に開かれた。１００年間の信仰の歴史を振り返り、世界規模でキリスト教の将来を展望しようというもの。</div><div>　会議には、プロテスタント、正教会、カトリック、聖公会、福音派、ペンテコステ派など多彩な伝統を持つ諸教派が参加した。現地のエディンバラ大学、スコットランド教会、スコットランド・ＡＣＴ（教会一致行動）、ローマ・カトリック教会、スコットランド福音同盟、エディンバラ２０１０評議会が共催した。</div><div>　世界中のキリスト教音楽や賛美歌がスコットランド特有のバグパイプと共に歓迎会場に流された。開会までに登録したのは６０国、２９７人。さらに来賓１００人やスタッフが会場を埋めた。</div><div>　２日目の開会祈祷では、世界教会協議会（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事、世界福音同盟（ＷＥＡ）のジョフ・タニクリフ国際会長が総括講演を行った。</div><div>　トゥヴェイト総幹事は、「宣教と一致は一つのものであり、キリストにあって一つとなることは、キリストを共に証することである」と確認した。タニクリフ会長は、この１世紀の進展にも関わらず、「教会の宣教が完全な所は世界のどこにもない。全教会への神の召しは、全世界に全福音を届けることであり、その召しは私たちの全ての世代に新たにもたらされる」と語った。さらに、今なおキリストの福音を聞いていない人がいる一方で、欧州などでは「再福音が本当に必要」とされている、と指摘した。</div><div>　祈り、賛美、討議、交わりなど多彩なプログラムをこなし、会議は不義に対してキリスト者が行動するよう呼びかけて６日閉幕した。</div><div>　英国国教会ヨーク大主教のジョン・センタム氏は閉会式の礼拝で、キリスト教の真価は、信徒の双肩にかかっている、と述べた。十字架にかかる前のキリストをペテロが知らないと言ったことに触れ、センタム氏は、「イエスは今日、私たちの発言と生き方のためにこの世界の法廷に立たされている。イエスと彼の福音が裁判されている」のだ、と語った。</div><div>　閉会式は、教会の多様性を明らかに示すものとなった。各派聖職の服装や民族衣装の参加者が式場にあふれた。祈りはいくつかの言語で行われ、賛美歌もアフリカ、アジア、南北アメリカ、オセアニア、またヨーロッパ各地の文化的背景をもった曲が歌われた。</div><div>　さらに宣教の相互性が必要なこと、西洋は東方のキリスト者から学ぶことが多くあり、「北」は、謙虚さと意欲を示すことに、「南」から学ぶ必要があることが強調された。</div><div>　エジンバラ２０１０会議は、ネット時代とあってウェブサイトが開設された。</div><div><br /></div><div>《関連速報》</div><div>▽英エディンバラで『世界宣教会議』設立１００周年記念会議開催の直前、同会議のダリル・バリア国際会長（南ア出身）の職務執行を停止された。</div><div>▽福音と社会的正義は結びついている、と英エディンバラで開催された世界宣教会議の席上、インドのギーヴァルゲーゼ・モル・クーリロス監督が語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、キプロスを司牧訪問、中東シノドス準備と対話へ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は６月４日から６日まで、キプロス共和国の司牧訪問、パフォス、ニコシア、ラルナカの３都市を訪れた。教皇がキプロスを訪問するのは史上初めて。今回の訪問はベネディクト教皇の１６回目の海外司牧訪問。</div><div>　４日午後、空路パフォスに到着した教皇は、ディミトリス・フリストフィアス大統領と共に歓迎式に空港での歓迎式に臨んだ。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇は、栄光ある歴史を持ち、文化と宗教の交差路としての役割を果たしてきたキプロスが、その精神遺産をヨーロッパや世界に反映させることを期待する、と挨拶した。</div><div>　使徒パウロとバルナバの足跡をたどる巡礼者としてキプロスを訪れたと述べた教皇は、この訪問で正教会をはじめ諸宗教との対話と友好を強めたいと語った。</div><div>　その後、教皇はパフォス市内の『アギア・キリアキ・クリソポリティッサ教会』へ移動、キプロス正教会クリゾストモス２世大主教に迎えられて、聖堂内で祈った後、教会前で正教会とカトリック教会関係者による集いに参加した。</div><div>　教皇は。キリストのすべての弟子の一致を恵みとして神に祈り求め、今日の世界に福音の証しを強めなくてはならないと述べた。</div><div>　４世紀の初代バシリカ跡に中世以降建てられた同教会は、正教会に属するが、カトリックと聖公会の典礼にも開かれている。</div><div>　教皇は５日午前、ニコシア市内の聖マロン小学校の校庭で行われた集いに出席した。キプロスの各教会から聖職者、修道者、信者らが参加した。</div><div>　教皇は、キプロスの信者との温かい出会いに感謝を述べ、これからもキリストにおける信仰を固く保ち、使徒的伝統に忠実であるよう励ますと共に、皆への祈りと支えを約束した。特に、教皇は、同国のカトリック教会が他のキリスト教教会間との友好・協力を育てると同時に、キリスト教以外の宗教との対話をも進することで、平和な社会の構築に貢献して欲しいと希望した。</div><div>　トルコが支配する北部から訪れたマロン派の信者たちに「キリスト者は希望の民」と語った教皇は、分裂に苦しむキプロス島のために善意の人々の努力を励まし、すべての住民によりよい生活が一日も早く訪れるよう祈った。</div><div>　その後、大統領官邸でフリストフィアス大統領と会談、続いて同国の政治関係者・外交団と会見し、キプロスが文明の共生の模範、民族・文化の交流の場として発展することを願った。その後、キプロス大主教館にキプロス正教会クリゾストモス２世大主教を表敬訪問した。同大主教は２００７年６月にバチカンを公式訪問し、教皇と会見している。</div><div>　教皇はキプロス正教会が東西の教会間の対話に積極的な姿勢を打ち出していることを称賛、キプロスのすべての住民が神の助けのもと賢明さをもって諸問題の正しい解決と、平和と和解、信教の自由を含む基本的権利がすべての人に保証される社会の構築に努力することを祈り、闘争状態の続く中東に平和がもたらされるよう共に働き、困難な状況にある聖地のキリスト者たちが平和と発展を享受することができるよう支え祈りたいと語った。</div><div>　この後、教皇はキプロス北部から訪れたイスラム教スフィ派指導者シャイフ・モハメド・ナジム・アビル・アルハカニ師と会見した。</div><div>　キプロス訪問の最終日の６日朝、教皇はエレフテリア・スポーツセンターでミサを行った。シリア、ヨルダン、レバノンからの巡礼、インド、スリランカ、フィリピンからの移住労働者も含め約１万人が参加した。中東シノドス参加国の各典礼派からの使節も一堂に会し、地域に息づくキリスト教の長い歴史とその豊かな伝統を示すものとなった。式中、ギリシャ語、ラテン語、アラブ語、アルメニア語、英語など多言語が使用された。</div><div>　多くの国の教会で『キリストの聖体』が祝われたこの日、教皇はミサの中でキリストの聖体をテーマに説教を行った。</div><div>　式の中で、教皇は代表の司教らに『中東のための特別シノドス』の討議要綱を手渡され、この会議が中東のキリスト教共同体が置かれた状況に対する国際社会の認識を高め、長い闘争によって苦しむこの地に正しい恒久的な解決を求める努力を励ますものとなるようにとの希望を表明した。</div><div>　教皇はこの席で、緊張の続く中東地域、特に聖地に対するアピールを新たにされ、流血の惨事をこれ以上広げないためにも、国際社会のいっそうの働きかけを要望した。</div><div>　中東各地から集まった司教たちと昼食後、教皇は、マロン典礼教会大聖堂を訪問した。</div><div>　教皇は同日夕、ラルナカ空港での送別式を経て、キプロス航空機で帰国した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎「和平」と「和解」願う教皇のキプロス「巡礼」</b></div><div><br /></div><div>　使徒パウロとアンデレが宣教したことが聖書（使徒言行録）に記されているキプロス島は、地中海北東部に位置していることから、政治的、宗教的に複雑な歴史と現状を抱えている。</div><div>　中東各国を席巻した原理主義に立つイスラム教過激派のテロ活動は、イスラエル排除の動きと共に、欧米のキリスト教社会に反発を呼んだ。各国の政治も宗教と部族が利権にからみ複雑な様相を見せている。</div><div>　キプロス島は現在、北部約３分の１はトルコ系住民による『北キプロス・トルコ共和国』が存在し、実質的にトルコの支配下にある。中南部がギリシャ系住民によるほぼ単一民族国家『キプロス共和国』を形成している。ギリシャとの関係が深いものの、住民の大多数を占める正教徒は、コンスタンチノープルのエキュメニカル総主教やギリシャ正教会に属さず、キプロス正教会として自立している。のもとに自治を行っている。さらにマロン典礼、ラテン典礼、アルメニア典礼など典礼は正教会の方式を守りつつ、ローマ司教（教皇）の管轄下に入った『東方帰一教会』が少数ながら混在する。</div><div>　教皇のキプロス訪問は、あくまで「巡礼」旅行であるとの姿勢を貫き、この９月に開催する『中東特別シノドス』への準備を強調している。しかし特別シノドス開催自体が、パレスチナとイスラエルの抗争から、核疑惑を主題とした米国などのイランけん制など、緊張激化の中で、和平を指向するものなのは確か。一方で、中東に影響を与えている正教会との「和解」も視野に入れたものとなった。</div><div>　教皇の「巡礼」旅行は経費も多額になる。緊縮を迫られているバチカン財政の中で、マルタに続く今回の訪問の資金手当も関心を呼んでいる。（ＣＪＣ）</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎フィンランド福音ルーテル教会に初の女性監督</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】フィンランド福音ルーテル教会はイーロ・フォヴィネン監督の引退に伴い、６月３日、イリヤ・アスコラ牧師（５７）を後任に選出した。同派最初の女性監督。監督就任は９月１日。ルーテル世界連盟のイシュマエル・ノコ総幹事は「重大な１歩」と評価している。</div><div>　アスコラ氏は５９１票、対抗馬のマッティ・プウタイネン氏は５６７票だった。５月の弟１回投票で５人の候補者がいずれも過半数を得られず、上位２人の決戦に持ち込まれた結果。</div><div>　現地紙によると、候補者２人は結婚に関しての違いが際立った。アスコラ氏は同性間の結合祝福に前向き、一方でプウタイネン氏は、結婚は１人の男と１人の女の間だけという立場。</div><div>　アスコラ氏は、１９７５年神学修士、８８年聖職に叙階、９１年から９９年までジュネーブで欧州教会会議の活動に従事した。エスプーのミッコ・ヘイッカ監督の神学関係特別補佐を務めていた。</div><div>　同教会は、フィンランド総人口の８割以上、約４５０万人を信徒としている。８６年以来、女性聖職を認めている。これまでにも監督候補として女性が挙げられたことがあったが、実現したのは今回が初めて。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎バチカンもガザ支援船団拿捕でイスラエルに懸念表明</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】イスラエル軍がパレスチナ自治区のガザに向かっていた支援船団『自由艦隊』を拿捕、多数の死傷者が出た問題では、親イスラエル各国からも非難の声が上がっている。</div><div>　バチカン（ローマ教皇庁）報道担当のフェデリコ・ロンバルディ神父は５月３１日、「生命の不必要な損失」と強い懸念を表明した。教皇ベネディクト１６世もクレタ島司牧訪問を控え、中東の情勢を多大な関心を持って注視している、と言う。</div><div><br /></div><div>《関連速報》</div><div>▽バチカン（ローマ教皇庁）が、イスラエルのパレスチナ占領を「市民に政治的不義を課した」とする文書が発表される、とイタリアのＡＮＳＡ通信が報じた。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は、６月２日、水曜日恒例の一般接見の際、イスラエル軍によるガザ支援船団拿捕事件について、この悲劇的な事件の犠牲者を悼み、中東平和の進展に今回の出来事が与える影響に憂慮を示した。対話による正当な解決を求める努力を呼びかけた。&nbsp;</div><div>▽国際カリタスのレスリー＝アン・ナイト総幹事も、イスラエルのガザ救援船拿捕について「暴力と生命損失に至った」ことを遺憾とし、これ以上の対立を回避するための対話を呼び掛けた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎トルコのカトリック司教会議会長殺害される</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】カトリック教会トルコ司教会議会長のルイジ・パドヴェーゼ司教（アナトリア代牧区代牧）が６月３日、運転手兼護衛のムラト・アルトゥン（２６）にイスケンデルンの自宅の庭で殺害された。</div><div>　教皇は、キプロス訪問の途上、同司教のシノドス準備における貢献、エキュメニカル・諸宗教対話の推進、勇気ある信仰の証しを想起し、同司教のために祈った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎テッド・ハガード牧師が新教会設立</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】スキャンダルで、自ら創設した『ニューライフ・チャーチ』を辞任した、テッド・ハガード牧師が６月２日、米コロラド州コロラドスプリングスの自宅で新たな教会の「出発会」を行うと発表。「もう一つメガチャーチを作ろうというのではない。数人でも参加してくれれば幸せだ」と語った。</div><div>　新教会『セント・ジェームズ・チャーチ』はゲイル夫人と設立したもの。６日の礼拝には１００人以上が出席した。</div><div>　『ニューライフ・チャーチ』はハガード氏が辞任した時には信徒１万４０００人と言われていた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『神と人について』がカンヌ映画祭で「グランプリ」</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】アルジェリアでイスラム教過激派に誘拐、砂漠の中で殺害されたシトー派修道会の修道士７人を取り上げた『神と人について』（仮題、グザビエ・ボーボワ監督）が５月２３日に閉幕した第６３回カンヌ国際映画祭で第２位の「グランプリ」を受賞した。１９９６年に実際に起こった事件を取材したもの。また、カトリックとプロテスタントの選考者によって決定される『世界教会審査員賞』も受賞した。</div><div>　最高賞の「パルムドール」にはタイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさん』が選ばれた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽全世界に６９００言語あるとされる中でなお２０００言語には聖書が訳出されていない。『ウイクリフ聖書翻訳協会』は、今後１５年で、全ての言語に聖書を訳出する計画を打ち出した。</div><div>▽ベトナムで３月に殺害されたキリスト者の未亡人が５月３日、警察から遺児２人の親権を放棄するよう迫られたことが分かった。夫妻はベトナム中央部高地に住む少数民族。</div><div>▽パキスタンのラワルピンディ近郊のサニア・ジャメスさん（３３）はキリスト者。４月５日誘拐され、イスラム教徒の男性と結婚、改宗するよう脅迫されていたが脱出した。父親には身代金２５万ルピー（約２６万円）支払いを要求されていた。</div><div>▽パキスタン政府は、イスラム教の教祖ムハンマドの戯画につながるから、と５月１９日から接続を遮断していたＳＮＳのフェイスブックへの接続を３１日認めた。</div><div>▽リトアニアのクライペダ市裁判所が、ナチス・ドイツのシンボルだった「かぎ十字」について「バルト民族文化の価値あるシンボル」との判断を示した。リトアニアでは集会での「かぎ十字」の掲示は禁止されている。</div><div>▽ドイツ司教会議会長のロベルト・ツォリッチ大司教が、１９６０年代に起きた聖職者の性的虐待問題を知りつつ、適切な対応を取らなかったとして、検察の取調べを受けている、と報じられた。</div><div>▽イタリアの考古学者エマニュエル・アナーティ教授は、聖書に記されているシナイ山が、エジプトのシナイ半島ではなく、イスラエルのネゲブ砂漠にあるという自説がバチカンにも近く認められる、と５月２８日語った。&nbsp;</div><div>▽キプロス正教会の首長、クルソストモス２世大主教は、教皇ベネディクト１６世のキプロス訪問歓迎式典に欠席する主教を処罰する、と警告した。</div><div>▽アイルランド・カトリック教会の性的虐待問題を「恥ずかしく、責任を感じる」としていた教皇ベネディクト１６世が正式調査団を５月３１日、任命した。ウエストミンスター前大司教のコーマク・マーフィー＝オコナー枢機卿やニューヨークのティモシー・ドーラン大司教らが調査にあたる。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は５月３１日、ナイジェリア・ベニン市のリチャード・バーク司教（アイルランド出身）の辞任を認めた。２０年間、女性との関係を維持していたことが明らかになり、聖務執行が停止されていた。</div><div>▽英クエーカー派の年会が５月３１日終わったが、今回初めて同派以外のジャーナリストの取材を認めた。</div><div>▽『ナルニア国物語』で有名な作家Ｃ・Ｓ・ルイスの死去５０年を記念して、その伝記の決定版を英神学者アリスター・Ｅ・マクグラスが執筆、２０１３年にティンダル・ハウス出版社から刊行の予定。</div><div>▽イスラエルの失われた１２部族の末裔を捜していたテューダー・パーフィット教授（ロンドン大学中東アフリカ研究学部）が、南アにたどりついた、と発表。またジンバブエで『契約の箱』の複製を発見した、と語った。</div><div>▽米聖公会のキャサリン・ジェファート・ショリ総裁主教は６月２日、カンタベリー大主教ローワン・ウィリアムズ氏による提案は、バチカンの監督に反対して生まれた組織に「中央集権という厄介な巻き返し」だと述べた。世界聖公会共同体内の分裂回避を意図した大主教の書簡に反発したものと見られる。</div><div>▽米宗教専門ＲＮＳ通信のダニエル・バーク記者が、米宗教学会の２０１０年度「宗教に関する詳細報道」賞を受賞した。米国のシンクレティズム（混合宗教）、聖公会初の女性総裁主教選出、大統領の教会出席傾向分析などの報道が評価されたもの。</div><div>▽米コネチカット州ブリッジポートのジャネット・ホール連邦地裁判事が５月３１日、公立高校２校の卒業式を、ブルームフィールドのメガチャーチで行うのは違憲、と判示した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（６月６日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★アジアの女性に関する問題＝教会の取り組みを研修＝ＦＡＢＣ信徒家庭局主催＝台湾</div><div>★カトリック召命チーム＝青年と集い、声を聞く＝東京</div><div>★２０１１年ワールドユースデー＝日本事務局公式ホームページ公開</div><div>★日本カトリック女性団体連盟＝広島で総会開催</div><div>★司教ら講師にシンポジウム＝信教の自由と政教分離＝「２０条の会」主催＝宮城・北仙台教会で</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（６月５日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★《賛美歌工房》＝日本人の作詞・作曲で創作開始＝９月の学会発表に向け調整</div><div>★「正義と平和委員会」２０周年で池住氏＝"イラク戦争は終わっていない"</div><div>★ＮＣＣ部落差別問題委＝春の人権文化セミナー＝「と場」見学で差別を身近に</div><div>★「東方落語」を海外に＝今野家東氏＝ニュージャージーで初公演</div><div>★青山学院＝理事会は｢建学の精神」堅持="「声明」は危機感煽る"</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（６月６日）＝http://jpnews.org</div><div>★日本も対策急げ＝教会乗っ取る異端「新天地」＝韓国異端相談所長が警告</div><div>★造園家・三井宣太郎さん国際ショウで3度目受賞</div><div>★半世紀経たクリスチャン学生寮「東京ティラナスホール」＝卒業生会発足</div><div>★青海省大地震被災地で中国ボランティグループ活動＝日本国際飢餓対策機構が応援</div><div>★名曲と名画で聖書の真髄味わう＝「名曲で描く聖書の世界」コンサート＝東京</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） http://cjcskj.exblog.jp/</div><div>　☆記事検索は『教会と神学』（小原克博氏制作）をご利用ください</div><div>　　　　　　　　　　　 ........................... http://www.kohara.ac/church/</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1010信（2010.05.31）</title>
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    <published>2010-05-31T07:38:46Z</published>
    <updated>2010-05-31T07:42:21Z</updated>

    <summary>カンタベリー大主教が米聖公会を手厳しく批判ウィーゼンタール・センターがＷＣＣを非...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>カンタベリー大主教が米聖公会を手厳しく批判</li><li>ウィーゼンタール・センターがＷＣＣを非難</li><li>宗教と人種差別の矛盾の調査研究結果が米国で公表</li><li>教皇、一般接見で司祭の統治の務めを考察</li><li>バチカンが第二次世界大戦当時の秘密資料を６年以内に公開</li><li>フランスの教区司祭も高齢化進む</li><li>ＢＢＣの宗教番組は「退屈」？</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎カンタベリー大主教が米聖公会を手厳しく批判</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】英国国教会（聖公会）の霊的最高指導者カンタベリー大主教ローワン・ウイリアムズ氏が５月２８日、聖公会共同体に向けて厳しい姿勢の声明を発表、公然同性愛者の主教容認をめぐって米聖公会を公然、批判した。聖公会共同体内部の対立が深化することは必至だ。</div><div>　米聖公会では２００４年のジーン・ロビンソン氏のニューハンプシャー教区主教就任に続き、５月初め、ロサンゼルス教区がメアリー・グラスプール氏を補佐主教に選任するなど、公然同性愛者の主教叙階に反対する動きを無視し続けた形。カンタベリー大主教は、グラスプール主教叙階が、信徒７７００万人を擁する世界聖公会内の対立をさらに深めることになる、と言う。</div><div>　大主教は、「私たち聖公会の交わりが手痛い分裂を経験し続けており、最近の出来事が、完全な和解への道を遠くさせている」と指摘した。「米聖公会の正式機関が、他の教会から求められている道には行けない、と感じていることは、キャノン・メアリー・グラスプールの叙階が明確な徴だ」と言う。</div><div>　カンタベリー大主教には、ローマ教皇のような命令する権限はないものの、今回の声明が、米聖公会など、「合意」を破る場合は対話から降りるべきだ、と示唆したものと見られる。</div><div>　ロビンソン主教任命の際、聖公会共同体は、同性間の結合祝福を権威あるものとしない、同性間の関係を維持している人を主教に叙階しない、許可なくほかの主教区に介入しない、という３条件の順守で合意していた。</div><div>　今回叙階されたグラスプール氏が他の女性と同性関係を１９年も続けていたことは、３条件順守に違反している。ロビンソン氏も叙階時には、同性間関係にあった。米聖公会の反応は今のところ明らかでない。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ウィーゼンタール・センターがＷＣＣを非難</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米国に本拠を置くユダヤ人迫害監視団体『サイモン・ウィーゼンタール・センター』が、世界教会協議会（ＷＣＣ）を非難した。５月２９日から６月４日まで、ジュネーブで「パレスチナに平和を国際週間」を開催するが、それが露骨な「反イスラエル」だというもの。</div><div>　同センターのラビ・エイブラハム・クーパーは「国際週間のためのサイトのロゴが『パレスチナの時だ』とあるのが全てを語っている」として、「イスラエルとアラブ双方に平和と正義を求めるとしている中で、すでに６２年にわたってユダヤ人国家が存在しているのに、ＷＣＣはイスラエルのために何もしてこなかった。イスラエルを殲滅し、ユダヤ人を海に追い落とし、自爆テロで祈祷に集まったユダヤ人を虐殺しようとするアラブ側の狙いに何の応答もしていない」と語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎宗教と人種差別の矛盾の調査研究結果が米国で公表</b></div><div><br /></div><div>　【ニューヨーク＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】米国の宗教と人種について半世紀にわたって調査分析した結果がこの２月発表された。「なぜ私たちは、説いていることを実践しないか＝宗教的人種差別のメタ分析レビュー」と題された調査報告では、宗教信仰があると言って人種的偏見から自由ではないことを「宗教と差別のパラドックス」と名づけている。</div><div>　研究の結論の一つは、宗教的な人種差別は、集団間のダイナミクスを反映している所があること。、そのような人種差別は、宗教も社会的な集団であることから発生する、と研究者の１人、南カリフォルニア大学の社会心理学教授のウェンディ・ウッド氏は述べている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、一般接見で司祭の統治の務めを考察</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は、バチカン（ローマ教皇庁）のサンピエトロ広場で５月２６日、水曜恒例の一般接見を行った。</div><div>　「カテケーシス」（教会の教えの解説）で、教皇は間もなく終了する「司祭年」を念頭に、司祭職についての考察を行った。特にこの日は、司祭の３つの職務「教える務め」「聖化する務め」「統治の務め」の中から、「統治」をテーマに、自分の権威ではなくキリストの権威のもとに、託された人々を治め導く司祭の使命を強調した。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇は、キリストの命によって人々を司牧するという「権威」を今日の文化の中でどのように理解すべきかを問いながら、特に東西ヨーロッパの独裁政治によって、現代人が権力・権威という概念を用心深く扱うようになったことを指摘した。</div><div>　教皇は、恐怖と死をもたらしたあらゆる体制が神を除外し、人間を苦しめたことに対し、司祭の権威は、権力そのものが目的ではなく、神によって創られた尊厳ある人間を目的に、その真の善のために奉仕し、最高善である神を映し出すものである、と述べた。教会はこの「権威＝奉仕」を、自分の名ではなく、イエス・キリストの名のもとに行使するのであり、キリストは教会の牧者を通して、ご自分の民を慈しまれ、牧され続ける、という。</div><div>　教皇は、兄弟たちをキリストに向けて導くことを恐れず、神の御旨に従うことならばすべての言葉と行いは実りをもたらすことを信じるようにと、司祭たちを激励した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎バチカンが第二次世界大戦当時の秘密資料を６年以内に公開</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】第二次世界大戦当時にナチスのユダヤ人迫害に協力したのでは、と当時の教皇ピオ１２世に疑念が絶えない中、バチカン（ローマ教皇庁）でユダヤ教関係を担当しているウォルター・カスパー枢機卿が、当時の秘密資料を学者の研究用に６年以内に公開すると語った。</div><div>　枢機卿は、ホロコースト（大虐殺）からユダヤ人を守った教皇の努力について長い間投げ掛けられた疑問を解くことに資料公開が役立つ、と指摘している。「私たちには隠すべきものはないし、真実を恐れる必要はないというのが信念だ」と言う。</div><div>　ただ枢機卿の発言は目新しいものではない。すでにバチカン資料担当のセルギオ・パガン司教が、問題の資料が５年以内に公開される、とイタリア紙に語っている。資料は１６００万点あり、分類と目録作成に時間が予想以上に掛かっている「技術的な」問題だけだ、とか。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎フランスの教区司祭も高齢化進む</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】フランス・カトリック教会の教区司祭１万４０００人の半数以上が定年とされている７５歳以上で、なお多くが小教区で活動していることが、カトリック日刊紙『ラクロワ』の調査で分かった。バチカン（ローマ教皇庁）が定めた「司祭年」の終了を記念して調査したもの。</div><div>　司祭不足は深刻化する一方だが、地域的な偏りはある。地方では司祭１人の担当は数千人規模だが、パリ近郊など、２万人以上を司牧している所もある。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ＢＢＣの宗教番組は「退屈」？</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】英ラジオ４のキャスター、ロジャー・ボルトン氏が、ラジオやテレビの優秀宗教番組を表彰する『スキャンフォード聖マーティン・トラスト』賞授賞式で、公営ＢＢＣテレビの宗教問題の扱いが、宗教番組は出来たらやりたくない退屈な義務と思っている「世俗的で懐疑的な」人に任されているようだ、と語った。</div><div>　ボルトン氏自身は読者応答番組の司会者として練達の宗教ジャーナリスト。ＢＢＣニュースには、ビジネスや経済担当のデスクがいるように宗教担当のデスクを任命すべきだ、と言う。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報『cjcpress』から。</b></div><div><br /></div><div>▽カトリック教会の聖職者、修道者、神学生や信徒カテキストで２００９年に殺害された人は３７人と、この１０年で最多に。</div><div>▽韓国海軍の哨戒艦が爆破沈没したのを契機に朝鮮半島の緊張が激化している中、韓国カトリック信徒使徒職評議会のチョイ・ホンジュン会長は「平和と和解のために祈るべきだ」と語った。</div><div>▽タイの観光地パタヤで１０代の妊娠が増えている、とウイーラ・ファンラク神父がＵＣＡ通信に語った。</div><div>▽モスクワを訪問しているエキュメニカル総主教バルトロメオス１世はモスクワ総主教キリル１世と共にドミトリー・メドベージェフ大統領と５月２５日会談した。</div><div>▽カトリックが圧倒的とされていたポーランドで、聖職者・修道者志願が急減したのに続き、教会への出席者数が近年初めて減少に転じた。</div><div>▽地動説を提唱した１６世紀の天文学者ニコラウス・コペルニクスは異端として教会から、排斥されたが、名誉を回復、ポーランドの教会に埋葬し直された。</div><div>▽イタリアのカトリック教会は、児童への聖職者による性的虐待について約１００例の報告があったことを初めて認めた。</div><div>▽『トリノの聖骸布』が４月１０日から５月２３日、公開されたが、参観者は延べ２１１万３１２８人だった。&nbsp;</div><div>▽カンヌ映画祭で、１９９６年にアルジェリアでイスラム教過激派に誘拐、殺害された修道士７人を取り上げた『神と人について』（仮題、ハビエル・ボーボワ監督）が第２位の「グランプリ」を受賞した。</div><div>▽米下院は、軍の公式行事の際に、神父、牧師、ラビなど従軍聖職者に閉会祈祷することを認めよう、との提案を否決した。&nbsp;</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（５月３０日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★タイ＝暴力行為　各地に拡大＝教会の支援活動中断</div><div>★教皇庁諸宗教対話評議会＝仏教界にメッセージ＝いのちと環境保護に協働を</div><div>★自死防止と遺族ケア＝東京・麹町教会が取り組み開始</div><div>★カトリック東京教区正義と平和委員会＝創立２０周年を記念＝故白柳枢機卿が創立</div><div>★デジタル時代の宣教＝郡山・鹿児島司教＝「ネットで信仰体験を発信」＝東京</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（５月２９日・休刊）＝http://www.kirishin.com</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（５月３０日）＝http://jpnews.org</div><div>★「全国民を弟子に」 宣教運動の新局面に光＝エジンバラ１００周年記念世界宣教会議・東京大会開催</div><div>★エジンバラ東京会議［１］宣教のＤＮＡの課題＝宣教の「午後５時」で新しい運動</div><div>★基督兄弟団＝成増教会転落死事件で遺族らと示談成立＝「教会の回復に向かって」総会に報告</div><div>★富弘美術館が開館２０周年＝来館者も作者も「生きる力もらった」</div><div>★大阪で景教文書の原本を公開＝「イエス・メシア経」「一神論」ほか</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1009信（2010.05.24）</title>
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    <published>2010-05-24T06:59:17Z</published>
    <updated>2010-05-24T07:02:42Z</updated>

    <summary>エキュメニカル総主教がモスクワ訪問言語学者チョムスキー氏の西岸自治区入りをイスラ...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kohara.ac/news/">
        <![CDATA[<div><ul><li>エキュメニカル総主教がモスクワ訪問</li><li>言語学者チョムスキー氏の西岸自治区入りをイスラエル拒否</li><li>チョムスキー氏がヒズボラ当局者とレバノンで会談</li><li>スコットランド教会はイースターなどでカトリックと共通典礼へ</li><li>ハイチの子ども連れ出し事件、バプテスト派の米国人に有罪判決</li><li>『ユダヤ人をイエスへ』の創設者モイシェ・ローゼン氏死去</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎エキュメニカル総主教がモスクワ訪問</b></div><div><br /></div><div>　【モスクワ＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】コンスタンティノープルのエキュメニカル総主教バルトロメオス１世が５月２２日、モスクワを訪問した。旧ソ連時代とソ連崩壊後の地政学的な混乱に基づく緊張が数十年続いた後で関係修復を促進するものと期待を集めている。</div><div>　バルトロメオス１世はペンテコステの２３日、モスクワ近郊の『三位一体の聖セルギウス・ラヴラ教会』でキリル１世総主教と共に礼典を執行した。</div><div>　ロシア正教会は、世界最大の正教会。またエキュメニカル総主教は、正教会では最重要な象徴とみなされている。しかしモスクワ側は、エキュメニカル総主教をローマ・カトリック教会の教皇に相当するものとされることには抵抗している。</div><div>　ロシア外務省の大学ＭＧＩＭＯにある『教会と国際関係研究センター』の責任者である歴史学者のアンドレイ・ツボフ氏は２１日、ロシア教会が継承したソヴィエトの遺産を克服するためにキリル総主教が働いている、と語った。</div><div>　「キリル総主教は、コンスタンティノープルとローマ双方との関係を徹底的に改善する構想を持って着座した。そしてこの二つの方向に積極的だ」と言う。</div><div>　総主教に２００９年２月着座したキリル１世は、７月にはイスタンブールのエキュメニカル総主教にバルトロメオス１世を訪問した。そこで双方は、相違点を脇に置き、世俗的な悪に対する正教会の連合戦線結成を協議している。</div><div>　バルトロメオス１世のモスクワ訪問は、正教会のヒラリオン府主教のバチカン（ローマ教皇庁）訪問直後に行われた。ヒラリオン府主教は、モスクワ総主教座の対外教会関係部門の議長としてはキリル１世の後任であり、５月２０日にバチカンで行った演奏会には教皇ベネディクト１６世も出席した。ローマ滞在中に、ヒラリオン府主教は、自分の目的はキリル総主教と教皇との会談だ、と述べている。</div><div>　教皇ヨハネ・パウロ２世とアレクシー２世総主教との会談は結局実現しなかった。１９９０年代の双方の関係は、ウクライナでの問題とカトリック教会がロシアで改宗をすすめている、との正教会側の疑念から悪化していた。</div><div>　ソ連の崩壊以来、正教会内の裁知権をめぐる対立から、エストニア、ウクライナなどでは国家の独立に伴い、教会もモスクワ総主教座から離れ、自立を志向する動きに火がついた。他のヨーロッパ諸国では近年ロシア人の流入で教会分割や財産紛争を引き起こしている。またモスクワ総主教座の支配が強まるにつれ、それに反対する側がエキュメニカル総主教座を「避難所」とするようにもなっている。</div><div>　モスクワとコンスタンティノープルは、１９７０年以来、『アメリカ正教会』に独立自治を認める権威がモスクワ総主教座にあるかどうかについても、対立が続いた。</div><div>　「コンスタンティノープルやローマとの関係を悪くしておくことは、ソビエト体制の教会イデオロギーにとって必須条件だった」とツボフ氏。「モスクワ総主教座は、１９４３年に、ソビエト体制が監督出来ないバチカンやコンスタンティノープルに対抗するキリスト教の中心とするため、スターリンによって再建された」と言う。</div><div>　ツボフ氏は、ロシア教会は何十年もこのような考え方に影響されてきた、として「ロシアの主教とロシアの神学者の２世代は、この心理的な遺産と共に登場した」と述べた。「だから今起こっていることは、言ってみればソビエト体制、秘密警察ＫＧＢなどの遺産、教会に対するソヴィエト支配などを克服することだ。...これこそソヴィエト時代の不自然な関係が終わった後の諸教会の間の自然の関係だ」と言う。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎言語学者チョムスキー氏の西岸自治区入りをイスラエル拒否</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】イスラエル入管当局は５月１６日、ヨルダンからイスラエル占領下にあるヨルダン川西岸のパレスチナ自治区へ向かおうとしたユダヤ系米国人で著名言語学者のノーム・チョムスキー氏（８１）の入境を拒否した。同行していた令嬢も入境を拒否された。</div><div>　チョムスキー氏は、西岸を占領するイスラエル側のアルカマラ検問所で３時間にわたり尋問された上、入境を拒否されたもの。「イスラエルはあなたの発言を快く思っていない」と係官が用意された文書を読み上げ、パスポートに「入境拒否」の判を押されたという。同氏は、イスラエルによる占領地への入植などを厳しく批判してきた。</div><div>　同氏はヨルダン川西岸のビルゼイト大学の招きでラマラなどに４日間滞在し、米国の外交政策についての講演や、サラーム・ファイヤード・パレスチナ自治政府首相との面談を予定していた。イスラエル入りの予定はなかった。イスラエルの大学での講演予定がないことが入境拒否につながったようだと同氏は見ている。</div><div>　同氏は１９９７年にイスラエルと西岸を訪問したことがある。入国拒否の経験は、６８年のソ連侵攻後にチェコスロバキアに入ろうとした一度だけだという。同氏は「私の言論を気に入っている政府なんか存在するだろうか」と語り、今回の入境拒否をアパルトヘイト時代の南アフリカに例えて非難した。</div><div>　ＡＦＰ通信によると、イスラエル内務省報道官は、通行拒否を「何らかの誤解」によるもので、同氏は「何の（ブラック）リストにも載っていない」と説明した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎チョムスキー氏がヒズボラ当局者とレバノンで会談</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ヨルダン川西岸地区への入境をイスラエル政府に拒否されたユダヤ系米国人で著名言語学者のノーム・チョムスキー氏（８１）が５月２１日、レバノンに本拠を置く急進的シーア派イスラーム主義組織『ヒズボラ』の指導者ナビル・カオク氏と会談した。</div><div>　『アールル・バイト通信』によると、中東紛争、イスラエルと米国の政策などについて意見交換した。チョムスキー氏は、２００６年のイスラエルによるレバノン攻勢は米国の決定によるものだ、と語った。</div><div>　『ヒズボーラ』は１９８２年結成。イラン型のイスラーム共和制をレバノンに建国し、反欧米の姿勢の下で、イスラエル排除を掲げている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎スコットランド教会はイースターなどでカトリックと共通典礼へ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】スコットランド教会（長老派）は、イースターやペンテコステなどでは、カトリックとの共通典礼を行う準備を進めている。</div><div>　教会間の結びつきへの大きな一歩として、洗礼の際の誓約は、秘跡についての共通の理解に基づくもの、と同教会の報告書は記している。典礼は、両教会の代表によって考察された。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ハイチの子ども連れ出し事件、バプテスト派の米国人に有罪判決</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ハイチで１月に起きた大地震の直後、ハイチ人の子ども３３人を連れ出そうとした米バプテスト派の宣教団体『ニューライフ・チルドレンズ・レヒュジ』の活動家１０人が逮捕された事件で、最後まで拘束されていた指導者のローラ・シルスビー氏（４０）に５月１７日、有罪判決が言い渡された。判決は禁固３カ月と８日だが、勾留期間が刑期を超えているため、首都ポルトープランスで即日釈放された。他の９人は司法手続きを途中で打ち切られてすでに釈放されている。</div><div>　シルスビー氏は米アイダホ州メリディアンの『セントラルバレー・バプテスト教会』に出席していた。教会仲間などバプテスト派の信徒と共に、地震被害にあった子どもたちを、隣国ドミニカで運営している孤児施設に収容しようと１月末、バスで連れ出したところ国境付近で警察に阻止された。ハイチでは、震災孤児の人身売買や違法な養子縁組への懸念が高まっており、警備が強化されていた。</div><div>　シルズビー氏は収監中に、「ドミニカ共和国政府から、わたしたちがドミニカで運営している孤児施設に子どもたちを連れてゆく許可を得ている。わたしたちは、ポルトープランスで孤児施設を運営しているバプテスト派の宣教師から、施設が今回の地震で壊滅したので、ドミニカの施設へ収容するよう依頼されたのだ。書類を整えるために戻ってくるつもりだった。幼児の人身売買の容疑がかかっているが、そんなつもりは全くない。何か悪事をしようとしたことなどなかった」と語っていた。</div><div>　公判で、シルスビー氏は、子どもたちは両親を失ったと思っていた、と述べた。しかし壊滅したカレバス村から連れて来られた子どもたちの家族はＣＢＳニュース記者に、宣教者たちが子どもを教育し、訪問も認めると言うので渡した、と語っている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『ユダヤ人をイエスへ』の創設者モイシェ・ローゼン氏死去</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ユダヤ人への伝道団体『ユダヤ人をイエスへ』（ＪＦＪ）の創設者モイシェ・ローゼン氏が５月１９日、前立腺ガンのためサンフランシスコで死去した。７８歳。</div><div>　１９７３年に設立したＪＦＪは文字通りにユダヤ人の間にイエスをメシア（救世主）として受け入れる人を数千人規模で生み出すに至った。現在１１国で宣教者２００人が活動しており、「メシアニック・ジュー」と呼ばれるユダヤ人キリスト者の組織としては世界最大ともされている。</div><div>　コロラド州デンバーで、東欧からの移民で伝統派ユダヤ教徒の家庭にの子として生まれたローゼン氏は１９５３年、セシル夫人と共にキリストを受け入れた。両親の反対は強く、言葉を交わさなくなったという。</div><div>　ニュージャージー州にあるノースイースタン・バイブル・カレッジで学んだ後、６７年にコロラド州ウイートリッジのトリニティ・バプテスト教会で牧師に按手された。その後の５年間、『アメリカン・ボード・オブ・ミッションズ・トゥ・ザ・ジューズ』というユダヤ人対象の伝道団体で活動、７３年に『ユダヤ人をイエスへ』を設立した。</div><div>　ＪＦＪは大学、ショッピングセンターや繁華街の街頭などで、伝道文書を配布、道行く人に呼び掛けている。ローゼン氏は、ユダヤ人のゴスペル・ミュージック・グループや劇団なども結成し、育成に努めた。</div><div>　「今日のユダヤ教には、キリストの立つところがないので、救いもない」と、死去発表直後に同団体のサイトに掲出された記事でローゼン氏は語っている。</div><div>　キリスト教宣教者の努力はユダヤ教の伝統に沿ったものだというローゼン氏の考えは、ユダヤ人指導者との間で紛糾を呼んでもいる。「精神的な大虐殺を図っている」「ユダヤ教の完全破壊を狙っている」などの批判もある。</div><div><br /></div><div>《連絡》Twitter速報で「ユダヤ人をキリストへ」と誤記したものを掲出、その後に訂正版を掲出しました。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報から。</b></div><div><br /></div><div>▽パキスタンがＳＮＳのフェイスブックを禁止した。あるコンペに参加すると、イスラム教の教祖ムハンマドの戯画につながるから、と。</div><div>▽ミュンヘンで５月１２日から１６日まで行われた第２回エキュメニカル教会大会にはドイツ内外から延べ１３万人以上が参加した。</div><div>▽「トリノの聖骸布」展観は４月１０日の開始以来、約２００万人の「巡礼」を集め、５月２３日終了した。</div><div>▽マラウィの長老教会は、同性愛者男性に禁固１４年の判決が出たことを歓迎。</div><div>▽米カトリック教会シカゴ大司教区は、ガンで死去したジャニーヌ・デノンムさん（４５）の葬儀を拒否した。「司祭」に女性でありながら叙階されたと主張していたため。</div><div>▽米国では大統領が就任式で祈り、「神よ助けたまえ」と祈るが、無神論者のマイケル・ニューダウ弁護士が、これを違憲だとして訴訟を起こす、と語った。&nbsp;</div><div>▽キューバのラウル・カストロ大統領が、カトリック教会のハイメ・オルテガ枢機卿、ディオニシオ・ガルシア司教会議会長と会談。&nbsp;</div><div>▽キューバ・カトリック教会のハイメ・オルテガ枢機卿は、ラウル・カストロ大統領との会談の後、「すばらしい出発」だったと語った。また政治犯２００人の釈放を呼び掛けた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（５月２３日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★教皇、ポルトガル訪問＝教会の宣教姿勢に変革求める</div><div>★高見大司教＝欧米訪問を報告＝参加者　教会外からも</div><div>★長崎大司教の訪問を準備＝「発言する教会」知る契機に＝国際連合日本政府代表部　角茂樹大使</div><div>★長崎・江袋教会＝焼失後　全国から支援受け＝鮮やかに復元</div><div>★子どもら神父に「恋は？」＝大阪教区阪神地区＝司祭年を祝う集い</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（５月２２日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★「十字架背負い平和のために」＝駐日オランダ大使ドゥ・ヘーア氏が教会で講演＝拷問に立ち会った祖父</div><div>★日本エキュメニカル協会＝「社会福祉学会」に功労賞</div><div>★憲法記念日に子どもも"パレード"＝銀座で平和をアピール</div><div>★国際飢餓対策機構＝一般財団法人に衣替え＝公益法人化をめざす</div><div>★早稲田大＝トルストイ没後１００年でシンポ＝辻孝明氏「生涯こそが最大遺物」</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（５月２３日）＝http://jpnews.org</div><div>★家族引き裂く戦争を知る＝日本にゆかりある駐日オランダ大使語る</div><div>★ラブ・ソナタ＝今年も旭川、新潟で開催</div><div>★限界集落に福音届け！＝日本一の高齢村にトラクト配布</div><div>★「声なき者の友の輪」開始＝砂漠を森に変える「神の国」の種まき　全市町村で＝聖書的世界観へパラダイム転換</div><div>★「夢のある教団にしていこう」＝メノナイトブレザレン教団＝一致約して６０周年</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） 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    <title>世界キリスト教情報　第1008信（2010.05.17）</title>
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    <published>2010-05-17T06:13:48Z</published>
    <updated>2010-05-17T06:15:39Z</updated>

    <summary>米聖公会に２人目の公然同性愛主教、対立深刻化へ中国政府とバチカン双方が認めた司教...</summary>
    <author>
        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>米聖公会に２人目の公然同性愛主教、対立深刻化へ</li><li>中国政府とバチカン双方が認めた司教３人目が誕生</li><li>ミュンヘンで第２回『エキュメニカル教会大会』</li><li>教皇、ポルトガルを司牧訪問</li><li>米教会報道協会がＲＮＳ通信やＥＮＩ通信を表彰</li><li>米国に「キリスト教」打ち出したソーシャル・ネットワーク</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎米聖公会に２人目の公然同性愛主教、対立深刻化へ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米聖公会ロサンゼルス教区は５月１５日、公然同性愛者の女性メアリー・ダグラス・グラスプール氏を補佐主教に任命した。</div><div>　式典には約３０００人が出席、「喜びと歓迎の雰囲気に包まれていた」と教区広報担当者。式を阻止しようと、成人男性と少年が、参加者に悔い改めを促し、同性愛は罪だと呼び掛けるなどの事件もあったが、それ以外は予定通りに進んだ。</div><div>　公然同性愛主教は２００３年のニューハンプシャー教区主教に就任したジーン・ロビンソン氏以来のこと。女性同性愛者としては今回が初めて。</div><div>　性問題では寛容な西海岸にあることが影響してか、ロサンゼルス教区は今回補佐主教にさらに女性ダイアン・ジャーディン・ブルース氏を任命している。</div><div>　世界のキリスト教では、カトリック教会、正教会に次いで信徒数は第３位の英国国教会（聖公会）。２００３年に最初の同性愛主教が誕生した時から、保守派、特にアフリカの聖公会に不満が高まっていた。</div><div>　今回の任命は、各国聖公会が加盟している『アングリカン・コミュニオン』（世界聖公会共同体）の自粛要請を振り切って行われた。それだけに全世界の７７００万人の信徒に与える影響は大きく、『アングリカン・コミュニオン』内の対立を深刻化することは必至だ。</div><div>　保守的なアフリカの教会は抗議姿勢を強め、同性愛聖職に対して伝統的な姿勢を守る動きを強めるものと見られる。</div><div>　米聖公会とカナダ・アングリカン教会でも、改革派の動きに抗議して、保守派の一部が離脱、『北米アングリカン教会』結成に動き出している。</div><div>　また女性主教に反対する英国国教会の伝統派は、今回の同性愛主教登場を、離脱してカトリック教会に加入する意向を固める根拠の一つに加えることも確かだ。</div><div>　米国では、今回のグラスプール主教任命で、米聖公会が抱えている、同性愛者の結婚、養子縁組、軍隊内での同性愛者の地位などの問題に新たな論議を呼ぶことになろう。</div><div>　世論調査は一貫して、ゲイやレズビアンが米国社会に受け入れられるようになっていることを示している。一方で、急成長している福音派プロテスタントやモルモン教会は同性愛関係を罪とし、聖書で否定されている、と見なしている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎中国政府とバチカン双方が認めた司教３人目が誕生</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】中国アモイ教区司教に叙階された蔡ビンルイ神父は、バチカン（ローマ教皇庁）と中国政府公認の天主教愛国会双方の承認を得た司教としては３人目。</div><div>　中国本土に共産党政権が成立以来、バチカン（ローマ教皇庁）との関係は断絶した。この間に修復を模索する動きも断続的に続けられて来た。復交の障害の一つが、カトリック教会司教の任命にかかるもので、バチカン側はもっぱら教皇の問題だとして来たのに対し、中国側は、「自治、自養、自伝」という自主を原則とする、バチカンから独立した教会だけを認める政策に出た。</div><div>　その間、政府の呼び掛けに従わず、教皇に忠誠を誓い「地下教会」が組織されたものの、しばしば当局の抑圧の対象になってきた。その中で、公認教会と「地下教会」との一致への動きもあり、その成果として、公認教会の司教叙階に際し、バチカン側も同意するという動きが、和解への動きの中で出てきたのが、今回の叙階にまでなったものと見られる。</div><div>　バチカンはなお台湾との外交関係を維持しており、中国側が復交の前提として台湾との外交関係断絶を要求していることが、次の課題となっている。</div><div>　蔡司教に続く動きも見られており、近く複数の司教が政府、バチカン双方の承認の下に叙階される模様。これらの司教は３０歳代後半から４０歳代初めの人たちで、８０歳代、中には９０歳代に入った現司教と交代することとなろう。この世代間ギャップは、毛沢東時代の宗教抑圧策の結果でもある。</div><div>　中国政府とバチカン双方の認可については、傅鉄山・北京司教の後任として着座したジョゼフ・李山司教を教皇が２００７年９月に教皇が承認、同年１２月には事前に承認を得られた甘俊丘・広州司教が着座した。今回の蔡司教はそれに次ぐもの。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ミュンヘンで第２回『エキュメニカル教会大会』</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ドイツのとカトリックとプロテスタントは５月１２日から５日間、ミュンヘンで「あなた方は希望を持つ」を主題に、第２回『エキュメニカル教会大会』を開催した。</div><div>　プロテスタントとカトリックはこれまで長年の間、別個に参加者数千人規模の教会大会を開催してきた。２００３年にベルリンで行われた第１回大会には２０万人が参加したことから、その再現を目指し準備されたもの。</div><div>　大会主催者は、５日間で延べ１２万５０００人以上の参加を見込んでいる。大会では聖書研究からコンサートまで多彩なプログラムが３０００以上が行われる。</div><div>　世界教会協議会系のＥＮＩ通信によると、大会のプロテスタント側の会長エックハルト・ナーゲル氏は、「もはや対話はカトリックとプロテスタントの間のものではない」と記者団に語った。宗教間の対話は、今大会が『特別な場所』を意味することになったと言う。それはミュンヘンがその町の信仰のために『宗教の市』と呼ばれたことがあるため、と指摘した。</div><div>　ミュンヘン人口の１３６万のうち、約３分の１がカトリックであり、７分の１がプロテスタント。さらにユダヤ教徒９０００人、イスラム教徒１１万人の市でもある。同市のカトリックとプロテスタントはそれぞれ全ドイツの中で３割を占めている。</div><div>　カトリック側のアロイス・グルック会長は、聖職者による性的虐待の問題が大会に影をさしたことを認めた。主催者は、この問題を大会で取り上げることにし、４プログラムを追加した。</div><div>　双方の主催者は、エキュメニズムへの取り組みを強調、バイエルン州のルーテル派ヨハネス・フリードリヒ監督は、教会が「社会の中で力ある存在」であり続けるためには共に行動する必要がある、と語った。</div><div>　ただ指導者は、プロテスタントとカトリック教会がなお聖体（聖餐）共有の問題では一致出来ていないことをが分かれている認めている。この問題は、ベルリン大会の際、プロテスタント教会が行った聖餐式をカトリックの司祭が司式したことで表面化した。問題の司祭はトリーア教区のラインハルト・マルクス司教によって聖務停止処分を受けた。同司教は現在はミュンヘン大司教で、今回大会主催者の１人。</div><div>　マルクス氏は記者会見で、聖体の問題が、カトリックとプロテスタントだけでなく正教会にも影響する、と指摘した。「カトリックと正教会は、聖体共有には教会の見える一致が必要という点で一致している」と言う。</div><div>　ナーゲル、グルック両会長とも、大会では双方が他派の聖体（聖餐）に参加するように、との呼び掛けを批判している。</div><div>　大会で最も注目されるのは１４日夕にミュンヘン市心で行われる正教会の礼典。準備されたテーブル１０００箇所には祝福されたパンが配られる。ただこれは聖体ではない、と大会主催者は強調している。</div><div>　ただナーゲル氏は、「食卓は、共に交わろうという深い欲求の目に見える印だ。それは、すべての人が、その教派や社会的地位に関わらず、キリストに招かれ、歓迎されることを象徴している」と語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、ポルトガルを司牧訪問</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は５月１１日、４日間の日程で、ポルトガルを司牧訪問した。</div><div>　教皇は最初の訪問地リスボンに到着、アルバル・カヴァコ・シルヴァ大統領の出迎えを受け、空港での歓迎式に臨んだ。挨拶で教皇は、ポルトガル共和国の成立１００周年を祝うこの年に同国を訪問した喜びを述べた。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇は９３年前、ファティマに聖母が出現した出来事を想起し、人々が神に扉を閉ざしていた時に、まさにポルトガルに開いたその天は、神が開いた希望の窓であり、聖母は、愛に乏しく希望を持たない人類に救いと希望の源を与える福音の真理を示すためにやって来られたと述べた。</div><div>　空港での歓迎式後、教皇はリスボン市内のジェロニモス修道院を訪問した。１６世紀に大部分が建設され、ユネスコの世界遺産にも登録されている同修道院は、現在は主に外国からの賓客もてなしに使用されている。</div><div>　修道院の前庭で大統領夫妻に迎えられた教皇は、歓迎の儀式に続き、院内の教会や回廊を見学、その後、大統領官邸であるベレン宮殿を表敬訪問した教皇は、大統領と個人会談を行なった。</div><div>　　　　　◇</div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は、ポルトガル司牧訪問２日目の５月１２日午前、リスボンの文化センターで講演した。</div><div>　文化人や研究者、芸術家をはじめ、在ポルトガル外交団、カトリック以外のキリスト教教会代表者、諸宗教指導者ら約１０００人が集まった。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇はこの講演で、教会の使命は現代の文化において真理の追求に人々を目覚めさせ続けることにあると述べ、相互の尊重に基づく真摯な対話の推進に期待を表明した。</div><div>　同日午後、教皇は今回のポルトガル司牧訪問の中心となるファティマ巡礼に向かった。　ファティマの聖母巡礼聖堂到着後、教皇は「出現の礼拝堂」で祈った。教皇は３人の牧童に聖母が現れた場所と同じ位置に立つ聖母像の前で跪き祈った。</div><div>　続いて、三位一体教会で夕べの祈りを行った教皇は、特に「司祭年」にあたり、司祭たちが喜びをもってその奉献を生き、キリストへの忠実を証しできるよう、そして助祭、修道者、神学生、信者ら教会の成員がそれぞれの召命を忠実に生きることができるよう、聖母の保護を願った。</div><div>　ポルトガル司牧訪問３日目の１３日、教皇はファティマで巡礼者たちと共にミサを捧げた。ポルトガル始めヨーロッパ、世界各国から訪れた巡礼者約５０万人は、旗やバンダナを振り、聖母賛歌を歌った。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇はミサの説教で、この巡礼を通し、苦しみに覆われた人類のために聖母と共に祈り、イエスを愛する深い心を聖母に託し、「司祭年」の終わりに当たりすべての司祭と奉献生活者を聖母の保護に委ねたいと述べた。</div><div>　　　　　◇</div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世はポルトガル司牧訪問最終日の５月１４日、巡礼地ファティマから、同国第２の都市ポルトに向かい、同地でミサを行った。</div><div>　中心街のアリアドス大通りで行われたミサには約１２万人が参加した。</div><div>　バチカン放送（日本語電子版）によると、教皇はミサの説教で、キリスト者とは、教会において教会と共にキリストによって派遣された宣教者であると強調、復活のキリストを神から受け取り世にもたらすよう、またイエスに信頼し、そのみ言葉に照らされて、現代の人類に奉仕するよう、すべての信者に呼び掛けた。</div><div>　午後、ポルトの空港で行われた送別式で、教皇は滞在中に受けたポルトガル国民の歓迎に心からの感謝を述べた。４日間のポルトガル司牧訪問を終えた教皇は、同日夜バチカンに戻った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米教会報道協会がＲＮＳ通信やＥＮＩ通信を表彰</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米国の『教会報道協会』（アソシエーテッド・チャーチ・プレス）が２００９年度の優秀賞授賞式を５月８日、バージニア州アーリントンで開催、『通信部門優秀賞』をＲＮＳ通信（本部ワシントン）に授賞した。『宗教通信部門優秀賞』では世界キリスト教協議会（ＷＣＣ）系のキリスト教専門通信『ＥＮＩ』が受賞した。</div><div>　ＥＮＩ通信は『編集の勇気』部門でも、世界教会協議会関係の報道を認められ受賞した。同協議会はＥＮＩ通信を設立した４団体の一つ。「ウォッチドッグ（監視）という伝統の中の偉大なジャーナリズムとして、編集の勇気が最も良く示された。記者にとってリスクは大きいが、読者は評価する」と審査員のアンドリュー・ハーマン氏（シカゴ・サンタイムズ編集長）はコメントしている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米国に「キリスト教」打ち出したソーシャル・ネットワーク</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米福音派系のＡＮＳ通信によると、「キリスト教」打ち出したソーシャル・ネットワーク『ＭｙＢＬＡＢ．ｃｏｍ』が登場した。</div><div>　『ＭｙＢＬＡＢ』は英語で「信者としてリンクされた」という言葉の頭字を連ねたもの。世界中のあらゆる所から、また全ての教派のキリスト者個人、伝道・宣教団体を結びつけたいという。</div><div>　現在では『フェースブック』と『マイスペース』がソーシャル・ネットワークの世界ではトップ争いをしているが、『ＭｙＢＬＡＢ．ｃｏｍ』は、有名な『フェースブック』や『マイスペース』を組み合わせ、それにキリスト教のひねりを加えた感じに仕上がっている。さらに今、急速に利用者が増えている『トゥイッター』とも連動している。</div><div>　『ＭｙＢＬＡＢ．ｃｏｍ』は単にソーシャル・ネットワークの一つとして企画されたものではない。創設者のクリス・バーカート氏は、「世界規模のコミュニティを作るよう、神に命じされていると確信するようになった。インターネットにもう一つ『ノイズ』を加えたいと思っているわけではない」と言う。</div><div>　「私は、人々の生活に何かをプラスさせるネットワークを欲していた。私は教会で牧師の子どもとして育った私は、互いに働き掛け、助け合い、ネット上に『教会を作る』ことで、信者のための世界的なコミュニティを作りたい、と強く思っていた」とバーカート氏。</div><div>　バーカート氏は３年間で、ソーシャル・ネットワークのために膨大なプログラムを開発し、それは現在有名なものと同様な機能を持つものとなったが、キリスト者のためということで安全性や環境に配慮したと言う。</div><div>　「ユーザー、すなわちコミュニティがらみのコンテンツを作りたかった。他のネットワークは、世俗的な会議の場所だが、私たちは『ＭｙＢＬＡＢ．ｃｏｍ』をもっと安心出来る場所にしたかった」とバーカート氏。</div><div>　そう言っても、キリスト者以外を排除するものでは絶対にないとして、「『ＭｙＢＬＡＢ．ｃｏｍ』のビジョンは、互いに信仰の旅路で助け合う、地球上の全ての信仰者のコミュニティーを形成することだ。それにはインターネットを利用すること以上の方法を思いつかない」と言う。</div><div>　ただいくら「世界規模」と言っても、考案者が米国人であることから、使用言語は現在、英語しか想定されていない。</div><div>　※注：『ＭｙＢＬＡＢ』＝www.MyBLAB.com。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報から。</b></div><div><br /></div><div>▽中国のキリスト者の人権擁護のために活動し、２００８年にはノーベル平和賞の受賞候補者にもなった高智晟弁護士が拘束されていたことが分かり、国際社会の反発を呼んだことから４月６日釈放されたが、同月２０日からまた所在が分からなくなった。</div><div>▽ベトナム・カトリック教会のハノイ大司教ジョセフ・クァン・キエト氏が５月１３日辞任した。同氏は、ベトナム政府との緊張緩和を望むバチカンの意向によるものだ、との報道を否定した。</div><div>▽インド西部ゴア州ヌヴェム村のカトリック教会のトーマス・レメディオス・フェルナンデス神父（３７）州都パナジ南郊のギャルギバガ海岸にピクニックに来たが、教会員の青年３人が荒海に溺れそうになったのを助けようとしたところ、心臓発作で５月９日死去した。</div><div>▽ミュンヘンのカトリック教会カテドラルで行われたエキュメニカル集会で、この２月にドイツ福音教会議長を飲酒運転で辞任したマルゴット・ケースマン監督が避妊用のピルを「神の賜物」と見られる、と語った。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世が著作『ナザレのイエス』の第２巻の草稿を完成した。第１巻を受けて、受難と復活を取り扱っている。&nbsp;</div><div>▽バチカン市国は携帯電話２０００台分の契約を伊ボーダフォン社と５月１４日契約した。</div><div>▽バチカン司教省長官にジョージ・ペリ枢機卿が任命される、と消息筋から情報が流れた。保守派の論客だけに、実現すればバチカンの右旋回が現実のものとなる、と関心が高まっている。&nbsp;</div><div>▽米カトリック教会バーモント州バーリントン教区は５月１３日、聖職者による性的虐待被害者に対し２０００万ドル（約１８億５０００万円）以上の慰謝料を支払うことに合意した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（５月１６日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★核廃絶　被爆マリア像と共に＝長崎大司教　米国を訪問＝ＮＰＴ再検討会議に合わせ＝被爆地の願い訴える</div><div>★聖アグネス像に献花＝２つの被爆像　米国で再会</div><div>★教皇＝世界の指導者に＝完全な核廃絶へ＝取り組みを呼び掛け</div><div>★核兵器の非人道性＝高見三明大司教＝学生らに率直に語る</div><div>★混乱期にこそ使命＝カト校であり続けるために＝東京＝学校長・理事長・総長管区長の集い</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（５月１５日・休刊）＝http://www.kirishin.com</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（５月１６日・休刊）＝http://jpnews.org</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには ..............................</div><div>　　　　　　　　　　　　　（閲覧用） http://blog.livedoor.jp/skjweekly/&nbsp;</div><div>　　　　　　　　　　　　　（転載用、非整形） http://cjcskj.exblog.jp/</div><div>　☆記事検索は『教会と神学』（小原克博氏制作）をご利用ください</div><div>　　　　　　　　　　　 ........................... http://www.kohara.ac/church/</div><div><br /></div>]]>
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    <title>世界キリスト教情報　第1007信（2010.05.10）</title>
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    <published>2010-05-11T02:01:13Z</published>
    <updated>2010-05-11T02:03:26Z</updated>

    <summary>英国国教会が女性聖職実現へさらに前進米南部バプテスト連盟が新伝道方策を打ち出すや...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>英国国教会が女性聖職実現へさらに前進</li><li>米南部バプテスト連盟が新伝道方策を打ち出す</li><li>やはりおかしい？『ノアの方舟』発見説</li><li>『キリスト軍団』を教皇が直接掌握へ</li><li>ポーランド首座司教にコワルチック大司教</li><li>バチカンのサイトに『教会法』の中国語版</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎英国国教会が女性聖職実現へさらに前進</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】英国国教会が女性聖職実現への歩みを進めている。世界聖公会共同体（アングリカン・コミュニオン）の中で、聖職者は男性のみとする伝統派との「決別」に至る可能性を否定できなくなってきた。</div><div>　このほど明らかになった教規改定草案は、女性は男性と同じ基準で主教に叙階すべき、としている。保守派の『アングロ＝カトリック』派を失望させることは決定的で、これまで国教会内で「部制」のような二重構造を望んでいた同派の動きが注目される。すでに一部には昨年１０月、英国国教会からカトリックへの転向を容易にした教皇ベネディクト１６世の提案を検討する可能性も出ている。</div><div>　同教会の改定委員会は、伝統派の教会に、男性司教に祝福と叙階の実行を委ねる権限などを認めるなどの提案を行った。しかし、新教区や特別主教設定などの要求には応じていない。</div><div>　改定案は、この７月にヨークで開催される教会総会に提案される。順調に進んでも、英国国教会に最初の女性主教が登場するのは２０１４年のことと見られている。</div><div>　女性の聖職叙階は、同性愛主教、同性間結婚と共に、７７００万人が加わっている世界聖公会共同体内の深刻な対立課題になっている。現在、女性主教は米国、カナダ、ニュージーランドでは実現している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米南部バプテスト連盟が新伝道方策を打ち出す</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米国プロテスタントでは最大教派の南部バプテスト連盟『大使命復活タスクフォース』が、受洗数減少傾向に対し５月３日、新伝道方策を打ち出した。信徒個人と翼下の伝道組織に奮起を訴えるもの。</div><div>　新方策は、信徒個人に財政支援を訴え、献金額を現在の年収の２・５％平均から少なくとも１０％に増やすよう要請する。また伝道組織『国際宣教部会』には、これまでの海外での伝道に加えて米国内の在住外国人も対象にするよう求めている。</div><div>　「南部バプテスト連盟が創設された当時、世界を『内国伝道』と『外国伝道』とに分けて考えるのが普通だった。交通や人々の移動の革命により、"世界"が"北米"になった」とタスクフォースが５月３日発表した報告書は指摘している。</div><div>　報告書は、信徒の家庭は休日を伝道旅行に用いるよう勧め、また伝道活動強化のため、各教会や州大会から中央の伝道活動プログラムへの献金を増やすよう求めている。</div><div>　報告書は、６月にフロリダ州オーランドで開催される大会に提出される。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎やはりおかしい？『ノアの方舟』発見説</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】聖書に登場する『ノアの方舟（はこぶね）』を探す中国とトルコの探検家チームが香港で４月２６日、方舟が漂着したといわれるトルコ東部のアララト山（標高５１３７メートル）で、方舟の木片を発見した、と発表した。</div><div>　この発見は、聖書の記述が史実に沿ったものだという主張を補強することになり、天地は比較的近年に、創世記の記述通りに７日間で創造されたと主張する人を勢いづけることにもなる。</div><div>　しかし、福音派キリスト者でかつてはチームの一員だったランダル・プライス博士は、今回の発見が綿密な検証には耐えられない可能性がある、と語った。</div><div>　「もしも世界が、これは驚くべき発見だと思いたいなら、それはそれで良い。問題は結局のところ、まっとうな分析の結果、これが偽物となると、キリスト者とはだまされ易いということで、それこそ問題が多過ぎる」と言う。</div><div>　プライス博士は、バージニア州リンチバーグのリバティ大学ユダヤ研究センター所長。明言はしなかったものの、現地のクルド族が資材を担ぎ上げて中国チームのために偽物を作り上げたと信じられる根拠を確認した、との報道もある。黒海地方の古建造物から採った木片を２００９年夏までにアララト山に持ち込んで、洞穴の中に置いたという。</div><div>　プライス博士だけではない。テキサス州ダラスにある『創造調査研究所』のジョン・Ｄ・モリス所長も２００５年以来、チームに協力していたが、香港で行われた今回の記者会見への参加を断わった。「私は科学者だ。明確な証拠が欲しいが、今のところはない」と言う。</div><div>　今回のチームは『国際ノア方舟宣教団』が派遣したもの。このような疑問が出るのを予想してか、チームに参加している香港のドキュメンタリー映像作家、楊永祥氏は、「方舟を見た人はいないのだし、どんな形なのか、誰も知らない。聖書や現地の信仰などを含め歴史的にみて、これがノアの方舟だということを９９％確実だ、と言っているだけだ」と語っていた。</div><div>　進化論・創造説をめぐる議論には確たる証拠を求める動きがつきまとう。「現代科学は聖書物語に挑戦してきた。聖書を字句通りに受け取りたい人たちは、証拠を見つけることに熱心になる」とコネチカット州ニューへブンにあるエール大学の歴史・宗教学担当のカルロス・Ｍ・Ｎ・アイア教授。</div><div>　ノアの方舟を発見したからといって、それで何かが決まるというものではない、とモリス氏。キリスト教信仰は信仰によるもので、証拠によるものではない。「私の信仰はノアの方舟にはない。しかし方舟は、私が信じているものに基礎づけられた物質的な確認にはなるだろう」と言う。</div><div>　これまでにもアララト山に探検に出かけ、ノアの方舟のものだ、という「証拠」を持ち返った例はある。フランスの探検家フェルナンド・ナヴァラは５０００年前のものと見られる方舟の一部を発見した、と報告したものの、後になってせいぜい５００年から７５０年前のものだ、と判明した。「二度あることは三度ある」とアイア氏は語る。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『キリスト軍団』を教皇が直接掌握へ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は、修道会『キリスト軍団』（レギオナリ・ディ・クリスト）を管理する教皇代理を任命する。バチカン（ローマ教皇庁）報道事務所が５月１日発表した。</div><div>　『キリスト軍団』は、マルシャル・マヒエル神父が１９４１年、メキシコで創設した団体。マヒエル神父は、幼児性愛、神学生への性的虐待で告発されたものの、２００４年まで軍団を支配した。０８年に８７歳で死去したが、さらに愛人と令嬢がいることも報じられた。</div><div>　１日の発表は、『キリスト軍団』を教皇の指示により司教５人が調査、報告書を提出したのを受けてのもの。</div><div>　強い表現の声明で、バチカンは司教５人が『キリスト軍団』の「深刻な再評価」の必要に関し意見が一致した、と指摘している。</div><div>　教皇代理は、『キリスト軍団』を管理し、現在の指導者はその指示に従うことになる。会則検討委員も任命される。また教皇は、『キリスト軍団』関連の信徒運動である『レグヌム・クリスティ』を指導するため、『訪問者』を任命する。</div><div>　物議を巻き起こして来た『キリスト軍団』にバチカンが介入することは、会員が正常化への道を踏み出すことを助けるためだ、と声明は指摘している。</div><div>　声明は創始者、故マルシャル・マヒエル神父の重大な不正行為が、『キリスト軍団』に厳しい問題を引き起こした、と認めている。</div><div>　声明は、創設者メシエル神父が問題を隠蔽する仕組みを作り上げていた、と指摘した。信頼、秘密、沈黙によって、カリスマ性のある創始者としての自らの役割を強化し、巧妙にその行動を隠蔽したため、会員の多くが実態に気がつかなかった、と言う。</div><div>　『キリスト軍団』は世界２２カ国にいる約８００人の司祭と２５００人以上の神学生が会員。信徒運動である『レグヌム・クリスティ』の会員は約７万人と見られる。</div><div>　教育に力を入れ、小神学校、神学校を含め学校、大学をメキシコ、ベネズエラ、コロンビア、チリ、ブラジル、アイルランド、仏、独、カナダ、米国、フィリピンなどで運営している。</div><div>　総資産は２５０億ユーロ（約３兆円）とイタリアのニュース週刊誌『レスプレッソ』は評価している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ポーランド首座司教にコワルチック大司教</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世がポーランドのヘンリエク・ムスジンスキー首座司教（７７）の高齢による辞任申し出を認め、後任に、現教皇庁使節のヨーゼフ・コワルチック大司教（７１）を任命した。同氏は同時に中西部グニェズノ大司教に任命された。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎バチカンのサイトに『教会法』の中国語版</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】バチカン（ローマ教皇庁）が『教会法』の中国語版をインターネットのサイトに掲出した。同サイトは１年前に聖書や第二バチカン公会議文書などを掲出していた。この３月には『カトリック教会のカテキズム』も掲出した。繁体語と簡体語の双方がある。</div><div>　バチカンのサイトはイタリア語、英語、仏語、スペイン語、独語、ポルトガル語、ラテン語でも提供されている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報から。</b></div><div><br /></div><div>▽ハノイ協働司教に任命されたペトロ・グエン・ヴァン・ノン氏の就任式典が５月７日、ハノイの聖ヨセフ大聖堂で行われた。反対派信徒が多数、プラカードなどを持って集まった。</div><div>▽イラク・モスル大学のキリスト者学生が乗っていたバス３台が５月２日襲撃され４人が死亡、１７１人が負傷。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は５月９日、子どもをはたいたと非難され辞表を提出した独南部アウグスブルグ教区のワルテル・ミクサ司教（６９）の辞任を認めた。</div><div>▽トリノの聖骸布、参観希望者は１８０万人を超えた。２３日の閉幕までに２００万人突破は確実。</div><div>▽カトリックの反体制神学者として著名なハンス・キュンク神父が４月２７日、オンライン・ニュースサービス『ユーロピアン』とのインタビューで、性的虐待問題で教会と聖職者を全体として非難することに、警告した。</div><div>▽ベルギー司教団は５月３日、バチカンで性的虐待問題処理の協議を開始。</div><div>▽英国国教会の主教３人がバチカン教理省との会談で、カトリック教会に加入の意向を示した。サンデー・テレグラフ紙が報じた。</div><div>▽スコットランド長老教会は、教勢退潮と献金減少への対策として、教会生活を大改革する新モデルを検討、２０１１年の総会に提案する。</div><div>▽タンザニアの福音ルーテル教会は、同性間の結婚の合法化を認め、支持する団体からは金銭や支援を受けない、と決定。&nbsp;</div><div>▽米週刊誌ニューズウイークの元宗教担当編集者ケネス・ウーダル氏が、教皇と教会の性的虐待問題を結びつけようとしている、とニューヨーク・タイムズ紙を批判した。「何か新しい事件かのようにスキャンダルをでっち上げている、と言う。</div><div>▽米教会協議会のマイケル・キナモン総幹事は５月２日、ニューヨークのタイムズスクエアで開催された集会で演説、同協議会総会と『カトリック世界奉仕』の決議を引用して、「私たち全てを絶滅させる前に、核兵器を廃絶する時が来た」と語った。</div><div>▽米ニュージャージー州シートン・ホール大学理事会は、今秋から開設予定の同性間の結婚に関する講座を中止するか検討している。ニューアーク教区のジョン・Ｊ・マイヤーズ大司教が、教義に反すると述べたのを受けてのこと。</div><div>▽米福音キリスト教出版協会（ＥＣＰＡ）が２０１０年度の「キリスト教書賞」の６部門の受賞を発表した。年間総合賞にはリチャード・スターン著『ザ・ホール・イン・アワ・ゴスペル』（トーマス・ネルソン社）が選ばれた。</div><div>▽カトリック救援団体『カリタス・カナダ』がタイで支援している，ＮＧＯ『フォーカス・オン・ザ・グローバル・サウス』は開発途上国で妊娠中絶や避妊を推進しているので不適当だ、と批判されている。</div><div>▽米聖公会の元アルバニー主教ダニエル・ハーゾグ氏は２００７年に離脱してカトリックに加入していたが、聖公会に復帰した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（５月９日・休刊）＝http://www.cwjpn.com</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（５月８日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★普天間基地・県内移設反対「県民大会」に９万人　"基地０沖縄"へ思い熱く</div><div>★青山学院＝元教職員らに危機感＝"建学の精神を守れ"</div><div>★カリタスジャパン＝カトリック教会の意識調査　結果を発表＝根深い「自死は罪」３１％＝「身近に経験」が約半数</div><div>★『新改訳聖書』改訂へ＝聖書学の進展など受け２０１６年に刊行</div><div>★カトリック教会　性的虐待事件＝欧米で司教辞任相次ぐ</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（５月９日）＝http://jpnews.org</div><div>★再発見？！　キリスト教の世界＝雑誌が相次ぎ特集＝創刊以来の売れ行き</div><div>★"子どもたちを救いたい"＝ワールドビジョンジャパン＝２７３７人の「手」差し伸べ</div><div>★「地上は悲惨でも希望は上に」＝被災地ハイチにはげまされた＝緊急医療支援から帰国の看護師根本律子さん</div><div>★若者にイエスの情熱を＝パッション東京＝５千人期待</div><div>★中国青海省地震＝ＮＣＣも緊急支援募金</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ http://twitter.com/cjcpress/</div><div>　☆活動紹介・購読（無料）お申し込みは</div><div>　　　　　　　　........................... http://homepage3.nifty.com/cjc-skj/</div><div>　☆既刊号をご覧頂くには 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    <title>世界キリスト教情報　第1006信（2010.05.03）</title>
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    <published>2010-05-04T04:20:47Z</published>
    <updated>2010-05-04T04:23:13Z</updated>

    <summary>教皇が『新福音宣教評議会』設立へ、と伊紙報道「インターネットに魂を」と教皇が演説...</summary>
    <author>
        <name>小原克博</name>
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        <![CDATA[<div><ul><li>教皇が『新福音宣教評議会』設立へ、と伊紙報道</li><li>「インターネットに魂を」と教皇が演説</li><li>教皇、トリノを訪問、「聖骸布」の前で祈る</li><li>欧州福音同盟の新総幹事にオランダのトランパー氏</li><li>オバマ大統領、ビリー・グラハム牧師を自宅に訪問</li><li>イエスが洗礼受けたあのベタニア村へ訪問者増える</li><li>『ノアの方舟』を確率９９・９％で発見？</li><li>統一教会がワシントン・タイムズ紙を売却へ</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎教皇が『新福音宣教評議会』設立へ、と伊紙報道</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世が新たに『新福音宣教評議会』を設</div><div>立する、と伊紙イルジオルナーレが４月２５日報じた。バチカン（ローマ教皇庁）</div><div>専門アンドレア・トルニエリ記者の記事を掲載した。</div><div>　同評議会は、これまで「キリスト教国」とされていた国を「再福音化」するこ</div><div>とを意図したもので、イタリア人のリノ・フィシケラ大司教が議長に就任すると</div><div>見られている。ただバチカン関係者はコメントを避けている。</div><div>　教皇はヨーロッパ初め西側諸国で信仰の根源を革新する必要があることをしば</div><div>しば指摘して来た。新評議会が実現すれば、教皇着座以来最初のバチカン上層部</div><div>改革になる。</div><div>　「新福音」という言葉を最初に使ったのは故教皇ヨハネ・パウロ２世。『イル</div><div>・ジオルナーレ』紙は、この活動を１９８０年代に推進したのは、「コミュニオ</div><div>ンと解放」運動をイタリアで始めたルイジ・ジウッサニ神父だと指摘している。</div><div>さらに「新福音」をベニスのアンジェロ・スコラ枢機卿が現教皇に再提案し、教</div><div>皇が実施を決めた、と同紙は報じている。</div><div>　実現すれば、新評議会は、欧州と北米というかつてはキリスト教が優勢だった</div><div>が世俗化が急速に進んだ地域に福音を広めることに力を注ぐ。ほとんどが南半球</div><div>にある「宣教地」での教会成長に責任を持つ福音宣教省（長官イヴァン・ディア</div><div>ス枢機卿）とは別個の組織になる。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎「インターネットに魂を」と教皇が演説</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は、イタリア司教会議が開催した</div><div>「デジタル証」に関する会議で４月２４日演説、「インターネットの絶え間ない</div><div>コミュニケーションの流れに魂を入れる」ことを、インターネットのブログで発</div><div>言する「ブロガー」のキリスト者に奨励した。「恐れることなく、私たちはデジ</div><div>タルの海に出て行かなければならない」と教皇は参加者に語った。</div><div>　福音のメッセージの範囲を広げるため、教会は常に大胆に利用可能な最新の技</div><div>術的手段を使用して来た、と教皇は指摘した。</div><div>　インターネットなどデジタル世界に習熟した人とそうでない人とを区別する</div><div>「デジタル・デバイド」ような、インターネットに関連したいくつかの問題に、</div><div>教皇は言及した。インターネット自体は本来平等であるが、それは誰もがそれを</div><div>利用することでのみ実現出来る、と言う。</div><div>　教皇はまた、適合と制御、知的道徳的な相対主義、の危険について「それらは</div><div>すでに、批判の精神の減少、意見の相互作用で薄くなった真理、個々の親密さに</div><div>対する様々なさまざまな形の軽視と屈辱といったことで明らかになっている」と</div><div>指摘した。これらの問題は、"精神の汚染"につながると言う。</div><div>　問題解決（ソリューション）は、人々が「魂なしの身体になり、交換され消費</div><div>されるものになる」ような傾向に対して闘って、インターネットにキリスト者が</div><div>積極的に関わり、真理と人間の尊厳を推進することだ、と教皇は語った。他者に</div><div>対し、共通の利益のために現代の通信メディアを使用するよう勧めることで、積</div><div>極的な信仰が、「人間的なものにする要因」となりえる、と言う。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、トリノを訪問、「聖骸布」の前で祈る</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は５月２日、イタリア北西部のトリ</div><div>ノを日帰りで訪問した。教皇は、十字架から降ろされた後のイエス・キリストの</div><div>遺体を包んだとされる「トリノの聖骸布」が１０年ぶりに公開されている大聖堂</div><div>を訪問、聖骸布の前で祈りをささげた。</div><div>　教皇は、聖骸布前で４分ほど祈りをささげた後、「すべての血の痕跡が、愛と</div><div>人生について語りかけている」と語った。「聖像」という言葉を用い、「遺物」</div><div>という表現は避けた。</div><div>　教皇はその後、大聖堂そばのサンカルロ広場で野外ミサを行い、集まった若者</div><div>たちに向かって、自分の存在意義を十分に生かす選択をするよう語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎欧州福音同盟の新総幹事にオランダのトランパー氏</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】欧州福音同盟（ＥＥＡ）はトルコで開催した年次総会で、コ</div><div>ードン・ショウエル＝ロジャース総幹事の後任にオランダのニーク・Ｍ・トラン</div><div>パー氏を選出した。</div><div>　トランパー氏はオランダ福音プロテスタント教会牧師。現在ロッテルダム近郊</div><div>のヴラアルディンゲンで牧会に当たっている。改革派の宣教団体『リフォームド</div><div>・ミッション・リーグ』（ＲＭＬ）に１０年間、参加した経験がある。ワーゲニ</div><div>ンゲン大学、ユトレヒト大学卒。</div><div>　トランパー氏は９月に就任の予定。それと同時にＥＥＡ事務所も現在のロンド</div><div>ンからオランダに移転することになろう。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎オバマ大統領、ビリー・グラハム牧師を自宅に訪問</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】バラク・オバマ米大統領がノースカロライナ州へ旅行した際、</div><div>著名な大衆伝道者ビリー・グラハム牧師（９１）の自宅を４月２５日訪問、同氏</div><div>と３５分間会見した。グラハム氏は聖書を２冊、大統領自身とミシェル夫人に贈</div><div>呈した。会見には、子息で伝道に従事しているフランクリン・グラハム氏も同席</div><div>した。</div><div>　グラハム氏は会見後、大統領の訪問を歓迎、「全てのキリスト者に、私たちの</div><div>大統領のため祈るよう」呼びかける声明を発表した。ホワイトハウスは、訪問を</div><div>会見と「私的な祈り」ためのものであり、大統領は「グラハム氏と会見する時間</div><div>を持ったことを特に喜んでいる」と明らかにしている。</div><div>　グラハム氏は、１９５０年に当時のハリー・Ｓ・トルーマン大統領と会見した</div><div>のを初め、６０年以上にわたって歴代の１２大統領と会見したことになる。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎イエスが洗礼受けたあのベタニア村へ訪問者増える</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ヨルダン川東岸のベタニア村は、聖書『ヨハネによる福音書』</div><div>で洗礼者ヨハネがイエスに洗礼を授けた場所とされる。聖地巡礼に訪れた人がイ</div><div>スラエルから国境を超えてベタニア村を訪れる例が増えている。</div><div>　『北米ヨルダン政府観光局』の発表によると、今年１～３月の米国人の同村訪</div><div>問は前年比２４％増だった。</div><div>　ヨルダン政府も受け入れに力を入れ、ベタニア村からさらに国内各地の「聖地」</div><div>に観光客を呼び込もうとしている。イスラエルとパレスチナ自治区がほとんどの</div><div>「聖地地図」にヨルダンも書き込まれるようになることを目指すという。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎『ノアの方舟』を確率９９・９％で発見？</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】聖書に登場する『ノアの方舟（はこぶね）』を探す中国とト</div><div>ルコの探検家チームが４月２６日、方舟が漂着したといわれるトルコ東部のアラ</div><div>ラト山（標高５１３７メートル）で、方舟の木片を発見した、と発表した。</div><div>　聖書『創世記』には、堕落した人類を大洪水で滅ぼそうとした神が、ノアに方</div><div>舟を作ってあらゆる動物をつがいで乗せるように命じたという記述がある。洪水</div><div>が引いた時、方舟が漂着した陸地がアララト山の山頂とされている。</div><div>　福音派の考古学者ら１５人からなる探検チーム『ノアズ・アーク・ミニストリ</div><div>ーズ・インターナショナル』によると、木片はアララト山の標高およそ４０００</div><div>メートル地点で発見した構造物から採取したもの。炭素同位元素による年代測定</div><div>を行ったところ、『ノアの方舟』がさまよったとされる今から４８００年前と同</div><div>時期のものであることが確認されたという。</div><div>　探検に参加している香港のドキュメンタリー映像作家、楊永祥氏は、「１００</div><div>％とは言い切れないが、９９・９％は確信している」とＡＦＰ通信に語った。</div><div>　発掘作業が完了するまで現場を保存するためユネスコに世界遺産指定を申請す</div><div>るよう、地元自治体がトルコ政府に要請するという。</div><div>　炭素同位元素による調べで木片が４８００年前のものだとしても、それが『ノ</div><div>アの方舟』のものであると決定出来ないし、『ノアの方舟』だという構造体その</div><div>ものが、それだけ旧いものだ、とも決め付けられない。</div><div>　『ノアの方舟』捜しは、聖書の記述をその通り事実とする福音派系の学者によ</div><div>って、これまでも行われ、その成果が報道されることもあるが、いずれも決定的</div><div>なものと、学者間で一致した見解を得られるまでには至っていない。今回の報道</div><div>についても、実際に見るまでは何とも言えないとの反応が多い。発見場所を明ら</div><div>かにしていないことも、問題視されている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎統一教会がワシントン・タイムズ紙を売却へ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】文鮮明系統一教会が出資している米『ワシントン・タイムズ』</div><div>の幹部ニコラス・チアイア氏は、文鮮明氏の一族が年間約３５００万ドル（約３</div><div>２億５０００万円）の助成金支出を撤回したことから、同紙の売却を進めている、</div><div>と語った。</div><div>　同氏は、理事２人の中の１人で、統一教会が買収したＵＰＩ通信社長をも兼務</div><div>している。売却計画は同氏が、ワシントン・ポスト紙に語ったもの。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報から。</b></div><div><br /></div><div>▽イスラエル農業・地域開発省は、４月末からガリラヤ湖での漁業を２年間禁止</div><div>する、と発表した。稚魚の成長を待つ必要がある、と言う。同湖の漁獲は２００</div><div>５年には２９５トンだったのが２００９年には８トンにまで激減した。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は５月９日の「世界広報の日」のメッセージで、全世</div><div>界の司祭たちにウェブサイトや動画、ブログを司牧奉仕の手段として用いるよう</div><div>呼び掛けた。</div><div>▽教皇ベネディクト１６世は『キリスト軍団』を監査する代表者を任命する。バ</div><div>チカンが５月１日発表した。</div><div>▽バチカンが発表した教会年鑑によると、世界のカトリック者は２０００年の１</div><div>０億４５００万人から０８年に１１億６６００万人と１１．５４％増加した。</div><div>▽英外務省が、教皇ベネディクト１６世をからかう内容のメモを職員が作成した</div><div>ことで、バチカンに謝罪した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（５月２日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★中国・青海＝修道女ら地震被災地へ＝物心両面で援助開始</div><div>★カリタスジャパン＝中国・青海地震＝救援募金　呼び掛け</div><div>★台湾司教協議会＝「死刑廃止」で声明発表</div><div>★カリタスジャパン　モンゴルを視察＝ゲルに住む子どもたちの幼稚園を訪問＝</div><div>３年計画の支援最終年に</div><div>★自立支える"添え木"に＝地域福祉の向上目指して＝財団法人「東京カリタス</div><div>の家」</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（５月１日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★新総幹事に初の女性＝ＣＣＡ総会でフタバラット＝レバン氏選出</div><div>★ＷＣＲＰ日本委＝各派の青年宗教者ら１２０人＝広島で核廃絶へ署名活動</div><div>★教皇＝訪問先のマルタで被害者を接見＝「全力あげて調査」と約束</div><div>★袴田死刑囚救援で議連発足＝鈴木宗男氏ら超党派議員が発起人</div><div>★関西の教会に消火器　またも＝「謝罪文」届いた後も止まぬ被害</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（５月２日）＝http://jpnews.org</div><div>★ショートラック日本代表選手　桜井美馬さん＝念願の受洗「新しい自分に」＝</div><div>悔しさバネにソチ五輪でリベンジ</div><div>★卞在昌牧師＝準強姦事件で初公判＝わいせつ行為を全面否認</div><div>★「日の丸・君が代」処分激減＝「最後は子どもたちと」＝退室・休暇などで回</div><div>避＝音楽教員　岸田静枝さん</div><div>★ウェスレアン・ホーリネス年会＝今後１０年の宣教方針決議</div><div>★日本福音自由協議会が６０周年＝新会長に拝高真紀夫氏</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ 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    <title>世界キリスト教情報　第1005信（2010.04.26）</title>
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    <published>2010-04-26T18:40:11Z</published>
    <updated>2010-04-26T18:42:46Z</updated>

    <summary>教皇、聖職者の性的虐待へ対応する、と公開接見で言明カトリック教会、司教辞任相次ぐ...</summary>
    <author>
        <name>小原克博</name>
        <uri>http://www.kohara.ac/</uri>
    </author>
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kohara.ac/news/">
        <![CDATA[<div><ul><li>教皇、聖職者の性的虐待へ対応する、と公開接見で言明</li><li>カトリック教会、司教辞任相次ぐ</li><li>中国・青海省地震にキリスト教団体も支援に協力</li><li>アジアのキリスト教指導者はエキュメニカル組織の刷新求める</li><li>米国防総省が全国祈祷日の奨励者にグラハム氏招待を断念</li><li>あのスーザン・ボイルさんが教皇の面前で歌う？</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎教皇、聖職者の性的虐待へ対応する、と公開接見で言明</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は４月２１日、サンピエトロ広場で行われた水曜日恒例の公開接見で、マルタ訪問の際に性的虐待の被害者と会い、「その苦しみを分かち合い、教会が行動すると約束した」と語った。</div><div>　教皇の発言は、すでに遺憾の意を表明してはいるが、性的虐待に関する初めての公式態度表明とメディアは受け取って、大きく報じている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎カトリック教会、司教辞任相次ぐ</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】世界のカトリック教会で聖職者による児童の性的虐待事件が相次いで明らかにされている。また問題を引き起こした聖職者に対し、上長である司教の対応も、実態を明らかにせず、別の理由で人事異動を行い、さらに新任地で被害者を増やす結果になるなど、隠蔽体質への批判も高まっている。さらには現教皇ベネディクト１６世も教皇着座前に、問題聖職者への配慮を優先させたのではないか、と火の手は一向に衰えない。</div><div>　チリのカトリック教会は４月２０日、聖職者による児童の性的虐待が未確認を含め、２０件あったとして、被害者に許しを求めた。</div><div>　世界各地での問題報道に、バチカン（ローマ教皇庁）はメディア報道を風評によるもの、と無視する姿勢をとっていたが、マルタを訪問した際、教皇は被害者と接見、深刻な思いと許しを求めるまでに至った。</div><div>　ただ教皇が述べた言葉があいまいだ、という被害者グループの批判を受けてか、２１日、水曜恒例のサンピエトロ広場での一般接見の際には、教会は「行動」を取る、と語った。</div><div>　イングランドとウエールズの教会首座であるウエストミンスター教区のヴィンセント・ニコルズ大司教は、教会の「虐待を受けた人たち、無視され、信頼を失った、裏切られたと感じている人たちに対する心からの謝罪と深い悲しみ」を司教会議で表明した、大司教は、聖職者の犯罪を「教会全体を深刻な恥をもたらした」「深刻なスキャンダル」としている。</div><div>　ドイツではアウグスブルグ教区のヨゼフ・ミクサ司教が性的虐待ではないものの、身体的虐待、財務上の不祥事に関する疑惑が絶えず辞任を教皇に提出した、と報じられた。教皇が辞任を認めたかは、まだ明らかになってはいない。</div><div>　教皇は２２日、アイルランド・カトリック教会キルデアとリーフリン教区のジェームズ・モリアーティ司教の辞任を承認した。聖職者の児童虐待疑惑問題の処理を誤ったという非難の中で辞任を迫られていたもの。</div><div>　ベルギーでは、ブリュッヘ教区のロジャー・ファンゲルーウェ司教（７３）が司祭時代から少年に対する性的虐待を認め、辞表を提出していたが、教皇は２３日、辞任を認めた。</div><div>　聖職者による少年への性的虐待問題で、米国の被害者の男性が、バチカンと教皇ベネディクト１６世が虐待の事実を知りながら隠蔽していたとして、関係書類の公開などを求める訴訟を米ウィスコンシン州の裁判所に起こした。</div><div>　バチカンは２３日、この訴訟に「バチカンは原告の被害に関与しておらず、虐待の事実を知ったのも発生から数十年後だった」という声明を発表している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎中国・青海省地震にキリスト教団体も支援に協力</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】中国国営新華社通信は、青海省玉樹チベット族自治州玉樹県で４月１４日発生したマグニチュード７・１の地震による死者が２２２０人になったと明らかにした。被災者は１０万人以上と推定されている。</div><div>　中国政府の救援活動が進む中、教会系団体も被害者支援に動き出している。ただ被災地は海抜３７００メートル。過酷な自然が救援スタッフを悩ましている。特に高山病対策を立てずに緊急に現地入りした人の中に重症化が増え、死者も出るなど、現場から撤収を余儀なくされた例も見られる。</div><div>　国際社会の関心は高く、外交部の姜瑜報道官は定例会見で、中国政府・国民に慰問の意を表した国や国際・地域機構を紹介している。支援金も総額４００万ドル（約３億７０００万円）超えたと見られるが、政府は現地での直接救援活動を認めない方針とも伝えられる。</div><div>　教会系団体も、カトリックは華北省に本拠を置く『進徳公益』、プロテスタントは南京の『愛徳基金』を通じるか、香港の救援組織を通じるしか手段が見つからない現状。</div><div>　国際カリタスや翼下の各国カリタスは、救援に中国の信者と協力したい意向を進徳公益に伝えている。</div><div>　被災地に「進徳」のマーク入りのテントが張られているが、これは『進徳公益』の活動が現地住民に認知されていることを意味する。すでに医療チームの診療は行われている。孤児たちへのカウンセラーも派遣された。ただ降雪が激しく、遠隔地への移動はままならない。カリタス・ドイツからアドバイザーとして派遣されていたオリヴィア・シモンズは反省会に参加するため現地を離れた。</div><div>　『愛徳基金』は青海省の地震被害地救済へ米約４５トン、小麦粉約２・５トン、インスタントラーメン８５０箱、飲用水３５０カートン、ブランケット４８０枚、敷布３００枚を送った。</div><div>　『愛徳基金』は、これまでも現地で調理・照明用にバイオガスや太陽熱利用設備を供給して来ており、これからは救援から復興協力に向かうものと見られる。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎アジアのキリスト教指導者はエキュメニカル組織の刷新求める</b></div><div><br /></div><div>　【クアラルンプール＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】アジアのキリスト教指導者は、地球規模と地域のエキュメニカル（教会一致の）組織が制度的な固定化を避け、時代の関心により効果的に応答出来るよう変革することを訴えている。</div><div>　４月１４〜２１日に開かれたアジア・キリスト教協議会（ＣＣＡ）総会の際に、インドのマランカラ正統シリア教会のヤコブ・マル・イレナイオス主教は、ＣＣＡが地域連合体として加盟している世界教会協議会（ＷＣＣ）について、「私はＷＣＣが単なる国際組織であるよりは運動となれないか、と夢見ている」と語った。「これはＷＣＣをいかに刷新するかという挑戦であり、それが出来れば世界規模で様々な教会の預言的な声を強めることになる」と言う。この発言は１６日、アジアのキリスト教指導者とＷＣＣのオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事との会談で行われたもの。</div><div>　トゥヴェイト総幹事は、ＷＣＣとアジアのキリスト教指導者との関係強化のために対話を求めた。</div><div>　イレナイオス主教は、ＷＣＣとＣＣＡが神学や宣教について多くの研究を行い発表しているが、「その多くは紙の上だけのものだ」と言う。</div><div>　バングラデシュ合同教会議長のポール・シシル・サルカル監督も、ＷＣＣとＣＣＡとの間の神学的対話は「ほとんど知識人向けのもの」と言い、「エキュメニズムに関する神学的思索をどのようにして草の根レベルにまで持ってゆくか」に取り組むことが課題だ、と語った。そしてＷＣＣとＣＣＡが、活動内容やスタッフを「非集中化」するよう提案した。</div><div>　キリスト教団体の財政問題への懸念も、他の参加者から表明された。</div><div>　インドネシアの『開発文化センター』のヨセフ・プルナマ・ウィジャットマジャ代表幹事はＣＣＡの基金の７〜８割が欧州の教会関係の献金だ、と指摘した。「私たちは、ＣＣＡ憲章が想定しているように自立を目指し、時代の要請に応えるエキュメニズムのあり方について再検討する必要がある」と言う。「私には答えがないが、私たちの使命と理想を掘り直す時だ」と言う。</div><div>　トゥヴェイト総幹事は、「責任と力を担う」方法を探そう、と語った。「紙を作ることだけにがんばるつもりはない。私たちは単純な方法でエキュメニズムを果たす方法を見つけなければならない。組織構成より結果を重視したい」と言い「私たちの関係を打ちたてはぐくむ道を見つける」ことが重要だ、と指摘した。</div><div>　１６日、ＥＮＩ通信とのインタビューでネパール教会協議会のカリ・バハドゥル・ロカヤ総幹事は、ＣＣＡの改革は、ＮＧＯ（非政府組織）間の開発プログラムの重複を避けることになる、と示唆した。その代わりにＣＣＡは主張を強力にし、「政府の施策に影響力」と持つようにすべきだ、と言う。「ＣＣＡは、憲章を修正し、組織を再編、貧困、人権侵害、軍事主義、非民主政権、宗教的過激主義、政情不安などに反対する預言者的な声を挙げることに力を入れるようになる」と語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎米国防総省が全国祈祷日の奨励者にグラハム氏招待を断念</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】米国の反キリスト教監視団体『軍事宗教の自由財団』（ＭＲＦＦ）のマイキー・ワインスタイン会長がが４月２０日、ペンタゴン（米国防総省）で行われる５月６日の全国祈祷日の奨励者に大衆伝道者フランクリン・グラハム氏を招くことに反対する、とロバート・ゲイツ国防長官に書簡を送った。同氏がかつてイスラムを『悪魔』としたことがあり、それが国防省に勤務しているイスラム教徒を中傷するものだから、招待を取り消すべきだ、というもの。</div><div>　同氏を招くことは、キリスト教を激しく侮辱する人を招いた時のことを考えればわかるとして、イスラム教過激派を刺激し、米軍部隊を危地に陥れることにもなりかねない、と指摘している。</div><div>　政教分離原則上にも配慮してか、国防総省はグラハム氏招待を断念した。グラハム氏は２２日、国防総省の断念決定を遺憾とし、軍隊のために祈り続ける、という声明を発表した。</div><div>　グラハム氏は、著名な大衆伝道者ビリー・グラハム氏の子息で、父親の創設した『ビリー・グラハム伝道協会』や国際救援組織『サマリタン・パース』の会長兼ＣＥＯ。</div><div>　２００１年の同時多発テロ事件の際、グラハム氏はイスラムは「非常に悪であり邪悪な宗教」と語ったが、今もなお撤回していない。</div><div>　ウィスコンシン州の連邦地裁判事は、全国祈祷日が、宗教的な行動を求めるのに等しいとして違憲判決を下している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎あのスーザン・ボイルさんが教皇の面前で歌う？</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】スコットランド・カトリック教会は、突如有名になった美声の持ち主スーザン・ボイルさん（４９）に、教皇ベネディクト１６世がこの９月に英国を訪問する際に、面前で歌ってほしい、と願っている。グラスゴーで行われる公開ミサで歌ってもらえれば、と教会の報道担当が明らかにした。ただ正式な申し込みはまだしていないという。</div><div>ボイルさんは東部ブラックバーン出身。</div><div>　教皇は９月１６〜１９日に、グラスゴーのほか、ロンドン、コヴェントリーを訪問する。１９世紀の神学者ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿の列福も行う予定。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報から。</b></div><div><br /></div><div>▽教皇ベネディクト１６世は４月１８日、グラナリ広場で屋外ミサを行い、性的虐待の被害者と接見、マルタの青年と会談した後、訪問を終え、ローマに空路帰着、バチカンに戻った。</div><div>▽「被爆マリア像」を携えた高見三明・カトリック長崎大司教ら平和を祈る巡礼団が２１日、バチカンのサンピエトロ広場で行われた定例の一般接見に参列、教皇ベネディクト１６世に核兵器廃絶に対する長崎の思いを伝えた。</div><div>▽米国の著名なクリスチャン・ミュージック・シンガー、ジェニファー・ナップは２００１年に「ウエイ・アイ・アム」以来、活動を休止していたが、このほど復帰を発表、同時に同性愛であることを明らかにした。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（４月２５日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★中国・青海地震＝教皇、被災者のため祈る</div><div>★教皇　マルタ訪問＝キリスト教信仰の固持促す</div><div>★高見大司教、国連へ＝５月３日、事務総長と会談</div><div>★取り壊しまでを撮影＝写真集完成＝被爆した旧・浦上天主堂</div><div>★バチカン、非難報道に対応＝手続き公開＝性的虐待の調査手順・審理方法・罰則など</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（４月２４日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★新潮社の雑誌「考える人」が特集＝"はじめて読む聖書"</div><div>★「反戦・平和」で積極的に行動　カトリック・井上ひさしさん死去</div><div>★椎名麟三の「たねの会」５０年＝記念礼拝で三枝禮三氏が説教</div><div>★日本カトリック映画賞に『風のかたち』　小児がんの子どもと家族描く</div><div>★「トリノの聖骸布」公開＝１５０万人が参観予約</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（４月２５日）＝http://jpnews.org</div><div>★「新改訳聖書」２０１６年に全面改定＝ロードマップ、翻訳理念、編集委員１５人を公表</div><div>★ＡＮＲＣ１０＝海外から日本の教会へ＝キーワードは「人」</div><div>★舟喜順一氏逝く＝「新改訳聖書」編集を主導＝聖書同盟、聖書神学舎を設立</div><div>★同盟基督総会＝女性教職に門戸広く＝新理事長に安藤能成氏</div><div>★東京基督教大学＝新体制で初の入学式＝３年次編入の「教会教職課程」に１６人</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ 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    <title>世界キリスト教情報　第1004信（2010.04.19）</title>
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    <id>tag:www.kohara.ac,2010:/news//3.1915</id>

    <published>2010-04-19T17:21:03Z</published>
    <updated>2010-04-19T17:27:24Z</updated>

    <summary>米ソが新核軍縮条約に調印、キリスト教界は歓迎アジア・キリスト教協議会、クアラルン...</summary>
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        <name>小原克博</name>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.kohara.ac/news/">
        <![CDATA[<div><ul><li>米ソが新核軍縮条約に調印、キリスト教界は歓迎</li><li>アジア・キリスト教協議会、クアラルンプールで総会</li><li>アジア・キリスト教協議会次期総幹事にフタバラト＝レバン氏</li><li>エジプトでキリスト者少女にも迫害の火</li><li>教皇、マルタを司牧訪問</li><li>教皇、マルタで性的虐待の被害者を接見</li><li>ノルウェーの司教辞任も性的虐待が原因とバチカン確認</li><li>解散から４０年、バチカン機関紙がビートルズを称賛</li><li>リオデジャネイロのキリスト像に落書き</li><li>《短信》</li><li>《メディア展望》</li></ul></div> ]]>
        <![CDATA[<div><br /></div><div><b>◎米ソが新核軍縮条約に調印、キリスト教界は歓迎</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】バラク・オバマ米大統領とロシアのドミトリー・メドベージェフ大統領はチェコの首都プラハで４月８日、戦略核兵器の配備数を初めて制限した第１次戦略兵器削減条約（ＳＴＡＲＴ１、昨年１２月失効）に代わる核軍縮条約「新ＳＴＡＲＴ」に調印した。</div><div>　両国議会での批准を経て発効すると、７年以内に配備戦略核弾頭数をそれぞれ１５５０に制限することになる。</div><div>　キリスト教界は調印に早速歓迎の意向を表明している。</div><div>　バチカン（ローマ教皇庁）の機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』も条約は「冷戦の論理を覆すもの」と称賛した。</div><div>　世界教会協議会（ＷＣＣ）のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト総幹事は、調印は長く待ち望んでいたニュースだと語った。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎アジア・キリスト教協議会、クアラルンプールで総会</b></div><div><br /></div><div>　【クアラルンプール＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】アジア・キリスト教協議会（ＣＣＡ）第１３回総会が４月１４〜２１日、マレーシアの首都クアラルンプールで開催された。「預言、和解、癒しへ召されて」をテーマに開かれた総会にはアジアの教会指導者や来賓３８０人以上が参加した。</div><div>　プラワテ・キダルン総幹事は今回総会のテーマを、「政治・経済、民族、性、宗教、信仰、文化伝統などをめぐる根の深い違いが運命共同体を形成するのを妨げている」ことを意識して決めた、と語った。このテーマが、アジアの人たちの「正義、平和、持続可能な社会を求める叫び」について総会議員たちが語ることへの助けになるよう期待し祈る、と言う。</div><div>　同協議会はアジア各国１００教派、各地域の１６教会協議会で構成されている。総会では討議のほか、聖書研究、礼拝、証し、講演なども行われる。</div><div>　マレーシアが今回総会の会場に選ばれたことに、同国教会協議会のトーマス・フィリップス牧師とヘルマン・シャストリ牧師は「マレーシアはアジアのミクロコスモス（小宇宙）だから」と共同声明で述べている。マレーシアの歴史はアジアの偉大な文明・文化の影響を受けている。またマレーシアが「西と東アジアの出会う所」であったとし、またマレーシアが「本当にアジア」であることを示す文化的宗教的遺産が豊かにあることを両氏は挙げている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎アジア・キリスト教協議会次期総幹事にフタバラト＝レバン氏</b></div><div><br /></div><div>　【クアラルンプール＝ＥＮＩ・ＣＪＣ】アジア・キリスト教協議会（ＣＣＡ）総会は４月１５日、次期総幹事にインドネシア・スラウェシのヘンリエッテ・タビタ・フタバラト＝レバン牧師を選出した。同協議会総幹事としては初めての女性。</div><div>　同氏は、世界で最も人口の多いアジアで「社会においてだけでなく、私たちの教会の中でも」傷を癒す手助けをしたい、として「今のような時に兄弟姉妹として、私たちは『預言、和解、癒しへ召されて』いる、と総会のテーマを引用して語った。</div><div>　フタバラト＝レバン氏は、牧師の家庭に生まれ、１９９２年、聖職につき、以後は、世界改革教会連盟副議長、世界教会協議会とローマ・カトリック教会の合同作業グループのメンバーなど指導的立場についている。</div><div>　来賓として参加した世界教会協議会のオラフ・フィクセ・トゥベイト総幹事は、ＣＣＡ総会は「アジア諸教会の共通の道のりの中の道しるべ」であったとして、フタバラト＝レバン氏の選出はエキュメニカル（教会一致の）運動で、新たな重要な節目であり、「あなたとその仲間と協力し同僚の関係をきづきたい、そしてそれぞれの仕事と役割について相互に支援する道を探りたい」と語った。</div><div>　世界改革教会連盟のセトリ・ニョミ総幹事は「フタバラト＝レバン氏の指導力と地球規模のエキュメニズムへの深い関わりによって大いに助けられている。彼女の新たな役割に歓迎の意を表したい」と語った。</div><div>　フタバラト＝レバン氏は、プラワテ・キダルン総幹事が１０月に退任するのを受けて、１１月にタイ北部チェンマイにあるＣＣＡ事務所に着任する。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎エジプトでキリスト者少女にも迫害の火</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】『アッシリア国際通信』によると、エジプトでイスラム教からコプト教（キリスト教）に改宗した人たちへの迫害が続いている。</div><div>　３月末、隠れ家から水を求めて出て来た１５歳の少女ディナ・エルゴーハリさんが強酸性の物質を掛けられ上着が燃えた。父親のマヘル・エルゴーハリ氏は３５年前にキリスト教に改宗している。</div><div>　イスラム教では背教者に「血を流す」ことを求めており、それは死を意味しているという。そのため一家は頻繁に居所を変え、友人が食糧を提供して来た。</div><div>　ディナさんは、ホスニー・ムバラク大統領に宛て、最近生まれの孫娘に対する大統領の愛情に触れて、「あなたの孫娘が私のような状態で暮らすことを受け入れますか。私は教会に行く時、通りに出るだけでも、いつも恐れています。私には友だちもいませんし、教育も受けられないのです」と書き送った。</div><div>　米国のバラク・オバマ大統領にも訴えた。ムバラク大統領からは返事がまだ来ていないが、オバマ大統領は反応した。一家は、エジプトで米国の国際宗教自由委員会の関係者と接触、米国への亡命を要請した。</div><div>　エジプトの裁判所は、身分証明書の宗教欄の変更とピーター・アタナシウスという洗礼名の記載要請を拒否した。</div><div>　『アッシリア国際通信』によると、裁判所は、イスラム教徒の改宗はイスラム・シャリア法に違反し、エジプトでは「公共の秩序」を危うくする、と判示している。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、マルタを司牧訪問</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】教皇ベネディクト１６世は８３歳の誕生日を迎えた翌４月１７日、マルタ共和国を司牧訪問した。教皇は、同日夕、ルクア国際空港に到着、ジョージ・アベーラ大統領らが出迎えた。</div><div>　２日間のマルタ共和国滞在で、教皇は首都ヴァレッタでの大統領との会見、ラバトの聖パウロ教会訪問、フロリアーナで市民参加のミサ、ヴァレッタでの若者たちとの出会いを行う。</div><div>　空港で行われた歓迎式で、教皇は使徒パウロのマルタ島での難破・上陸から１９５０年を記念する今回の巡礼を通し、人々の信仰を強め、共に祈りたいと語った。</div><div>　使徒パウロが逮捕されローマに護送される途中、船が暴風に襲われ、マルタに漂着、乗船していた人々が同島で手厚い歓迎を受けたエピソードは新約聖書・使徒言行録２８章に記されている。</div><div>　教皇は東西南北の架け橋となるマルタの地理的・文化的役割を強調。移民問題をはじめ様々な重要問題において、寛容・相互理解の精神を役立てて欲しいと希望を表明した。</div><div>　教皇は１９日で選出５周年を迎えた。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎教皇、マルタで性的虐待の被害者を接見</b></div><div><br /></div><div>　【バレッタ（マルタ）＝ＺＥＮＩＴ・ＣＪＣ】教皇ベネディクト１６世は４月１８日、訪問先のマルタで、聖職者による性的虐待の被害者を接見した。バチカン（ローマ教皇庁）広報事務所が明らかにした。</div><div>　接見後に発表された声明は、接見が駐マルタ教皇庁使節館で行われ、教皇は「被害者とその家族が受けたことを聞いて深く感動し、自ら恥ずかしく思い、また悲しんでいることを表明した」と明らかにしている。「教皇は一緒に祈り、教会がやっていることを今後も続け、全力をあげて調査し、虐待の責任者に正義の下に置き、将来的に若い人たちを保護するように努める」という。</div><div>　１３日には、マルタのパウル・クレモナ大司教が１９８０年代に虐待を受けた男性のグループと会見した。大司教は、被害者が事態を公表したことを称賛し、正義が行われなければならない、と確言した。現地紙『タイムズ・オブ・マルタ』が報じている。</div><div>　大司教はまた、事実を伝えるよりも教会への反対を人々に掻き立てている国際的なメディアの一部を非難した。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎ノルウェーの司教辞任も性的虐待が原因とバチカン確認</b></div><div><br /></div><div>　【バチカン市＝ＺＥＮＩＴ・ＣＪＣ】バチカン（ローマ教皇庁）のフェデリコ・ロンバルディ神父（報道担当）は４月７日、ノルウェー・トロンハイムのゲオルグ・ミュラー司教が２００９年１月に辞表を提出、６月に辞任した件について、当初理由が明らかにされていなかったが、「１９９０年代初め、児童に性的虐待を加えており、それを１月に教会当局が把握した」ためであることを確認した。</div><div>　問題が明らかになると、教理省の指示で敏速に調査が行われ、２００９年５月、司教が辞表を提出、受け入れられたので６月辞任、教区を離れた。自身で治療を受け、その後は司牧活動は行っていない。被害者は今では成人しているが、氏名の公表は望んでいない、と言う。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎解散から４０年、バチカン機関紙がビートルズを称賛</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】全世界で最も知られたロック・バンド『ビートルズ』を、バチカン機関紙『ロッセルバトレ・ロマノ』が「美しい」音楽、と称賛した。</div><div>　薬物使用や豪勢な生活ぶりには目をつぶった形。ジョン・レノンが１９６６年に、ビートルズは「キリストより人気がある」と言い、キリスト教は死に掛かっていると示唆してカトリック教会を怒らせてから４０年以上が経過した。</div><div>　同紙は１面トップに、「ビートルズのメンバーは麻薬に手を出し、自分たちはキリストより偉大だと言い、悪魔的ともいえる不可解なメッセージを生み出しもした。決して、若者の最高のお手本ではなかった」としながらも、「しかし、彼らの美しいメロディは音楽に大きな影響を与え、今も人々を楽しませている」と指摘した。「ビートルズがなかったら、ポップ・ミュージックの歴史も変わっていただろう」と前向きの評価。</div><div>　今なぜビートルズなのか、アイルランド教会聖職者による性的虐待スキャンダル以来、バチカン（ローマ教皇庁）の対応に批判が強まる中でのビートルズ称賛には、「虐待問題より先にビートルズが出てくるのはおかしい」と、不審の声も上がっている。</div><div>　同紙は２００８年にも、ジョン・レノンの発言について、「英国の労働者階級出身の若者がエルヴィス・プレスリーの時代に成長し、予想外の成功を手にしただけ」と、事実上容認する記事を掲載している。</div><div>　一方、ドラムスのリンゴ・スターは「バチカンは悪魔的だと言ったじゃないか。それでも許すと言うのかい。バチカンはビートルズよりおしゃべりだと思うよ」とそっけない。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>◎リオデジャネイロのキリスト像に落書き</b></div><div><br /></div><div>　【ＣＪＣ＝東京】ブラジル・リオデジャネイロのコルコバードの丘にある巨大なキリスト像に、暴力行為や未解決犯罪が多いことについて批判する内容が黒いスプレーで落書きされているのが見つかった。</div><div>　ほかにも「鬼の居ぬ間に洗濯」の意味の「ネコがいなくなるとネズミたちが遊び出す」との落書きもあった。</div><div>　コルコバードの丘は、ブラジルを襲った集中豪雨で異例の全面閉鎖となっていたため、その間に落書きされたようだ。４月１６日、落書きを消す清掃作業が行われた。</div><div>　キリスト像は１９３１年にブラジル独立１００周年を記念して建てられた。高さ３０メートル、左右２８メートル。日没後はライトアップされて、リオデジャネイロの名物になっており、２００７年７月には新・世界七不思議の一つに選ばれている。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《短信》ＣＪＣ通信Twitter速報から。</b></div><div><br /></div><div>▽フィリピン司教団が、ヘルスワーカー４３人が２月に逮捕されたままになっていることに、違法で人権と市民の自由侵害、と批判した。</div><div>▽インド・ルーテル教会指導者の神学者クンチャラ・ラジャラトナム氏（８９）が４月７日、チェンナイで死去した。&nbsp;</div><div>▽バグダッドで４月３日、キリスト者がオーナーの酒販店で爆破事件があり、店主ら３人が死んだ。</div><div>▽カトリックが優勢なドイツ南部で教会を離れる人が急増している、と現地紙報道。</div><div>▽スウェーデン教会（ルーテル派）が女性を聖職に初めて叙階してから５０周年を記念している。</div><div>▽米国の民権運動指導者ベンジャミン・ローソン・フックス牧師（８５）が４月１５日死去。</div><div><br /></div><div><br /></div><div><b>《メディア展望》</b></div><div><br /></div><div>　　＝カトリック新聞（４月１８日）＝http://www.cwjpn.com</div><div>★東京教区＝幼稚園連盟が発足＝園同士のつながり深めるため＝新入教職員研修会開く</div><div>★バチカン紙が称賛＝米ロ新核軍縮条約</div><div>★宣教に向けた共同体へ＝活性化目指し続く＝鹿児島教区の試み</div><div>★サッカー通じて現地学習＝信徒宣教者会＝上智大生などカンボジアで</div><div>★日本カトリック女性団体連盟＝「いのちを守る運動基金」１０年目</div><div><br /></div><div>　　＝キリスト新聞（４月１７日）＝http://www.kirishin.com</div><div>★都教委＝新たに４人を懲戒処分＝卒業式の「君が代」不起立・伴奏拒否で</div><div>★"沖縄をまただますな"＝普天間基地＝県外移設求め国会前で座り込み</div><div>★東京・町田＝「しゅろの葉パレード」に１３０人＝"イースター知ってほしい"</div><div>★英語なら無料で読める＝リバイバル・ジャパン＝購読者がサイト開設</div><div>★中国の国家宗教事務局長が香港訪問＝「家の教会」登録の必要強調</div><div><br /></div><div>　　＝クリスチャン新聞（４月１８日）＝http://jpnews.org</div><div>★祈祷課題は「日本代表」＝サッカースクール・エスペランサからプロ誕生か＝古川頌久さん</div><div>★米ゾンダーバン社＝キリスト教書千点を「ｉＰａｄ」に</div><div>★聖職者の性虐待で揺れるバチカン＝隠蔽疑惑＝教皇にも火の粉＝アイルランド・ドイツ・アメリカ</div><div>★日本の礼拝には日本語で＝作曲家、オルガニストらが定例創作の集い＝「賛美歌工房」発足</div><div>★裁判員制度、キリスト教会だからできること＝ＮＣＣ・カトリック対話集会で討議</div><div><br /></div><div><br /></div><div>　　　　　　　　　　　●世界キリスト教情報●ご案内</div><div>　☆速報をTwitterで発信しています ............ 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