KOHARA BLOG

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ハンブルクでの最終日

 帰国後、ぼ~っとしている内に更新が滞ってしまいました。(^_^;)
 記憶がどかかに行ってしまわないうちに、ハンブルクでの最終日を簡単に報告します。

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 午前中は、ドイツでもっとも評価の高い週刊誌『シュピーゲル』(Der Spiegel)本社の国際関係セクションを訪ね、その編集責任者(上写真・テーブルの奥)と対談することができました。
 『シュピーゲル』はかなり硬派の雑誌ですが、な、なんと毎週300万部以上発行されているそうです。『シュピーゲル』は政治家たちの議論にも影響を与えるほど良質の批評にあふれる雑誌で、わたしもはじめて読んだときには、その考察の深さと幅にうならされたおぼえがあります。日本で『シュピーゲル』に対応するような雑誌は存在しないのではないでしょうか。

 国際関係の責任者は中東問題が専門で、ドイツにおけるパレスチナ問題の取り扱いなどについても話は及びました。ドイツの場合、反ユダヤ主義とのからみがあるので、イスラエルとの関係も一筋縄にはいきません。非常に繊細な扱いがなされていることが、わかりました。

 上の写真で、わたしが手にしているのは最新号の『シュピーゲル』です。見出しには「1.MAI 2004 Das NEUE Europa」(2004年5月1日 新しいヨーロッパ)とあります。このテーマについては、また後日触れたいと思います。
 この号では、日本関係の記事が三つもありました。一つは世界中に流れたニュース。そうです、ダイムラー・クライスラーが三菱との契約を解消した、というニュースです。
 外国のニュースとして"Japan: Drama um Kronprinzessin Masako"(日本:皇太子妃・雅子さんをめぐるドラマ)がありました。皇室入りしてからの雅子さんの苦悩を紹介しています。
 もう一つは「学問・技術」のコーナーで、"Biotechinik: Die vaterlose Maus"(バイオテクノロジー:父親のいないマウス)です。これについては説明は必要ないでしょう。


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 午後、ドイツ・オリエント研究所で少し話をしたあと、諸宗教対話を実践しているイマーム(上写真の右奥のひげを生やした人)を訪ねて、モスクに行きました。
 プロテスタント、カトリックをはじめ、仏教などとも協力関係にあるようで、少し驚きました。
 イスラームの中で、諸宗教対話に対して積極的なイニシアティブを取っている人や団体はそれほど多くないので(あくまでもキリスト教との比較ですが)、話を聞いていて新鮮な驚きを感じました。

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