KOHARA BLOG

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努力が必要!

 昨日、2003年度採択分の「21世紀COEプログラム」の中間評価が発表され、今日の新聞でその一部が報道されていました。
 同志社大学の「一神教の学際的研究――文明の共存と安全保障の視点から」は、A, B, C, D評価の内のBでした。研究の着眼点・ユニークさなどは高く評価されていましたが、世界水準の拠点となるためには「努力が必要」と評価されました。
 中間時点でB評価をいただいた方が、今後、ステップアップしてA評価で有終の美を飾ろうという発憤材料になりますので、ありがたいです(苦しい言い訳? (^_^;))。

 関連記事はいくつかありますが、比較的詳しく扱っているのが、Yokoさんがコメントで紹介してくださった『京都新聞』記事です。Yokoさんは、当事者より情報のキャッチが早いです。

https://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005101200055

 記事末尾に、わたしのコメントが入った「京都・宗教系大学院連合」の紹介もされています。実は、昨日、京大記者クラブでCOE評価に関する記者会見を行いました。そこで、「一神教と多神教の比較研究もやっていますよ」という一例として、「京都・宗教系大学院連合」のことに触れたのですが、記者の関心はこちらに集中してしまい、結局、上記のような記事になったのだと思います。
 しかし、COEの目的達成のために、「京都・宗教系大学院連合」を設立したわけではありませんので、上記記事はちょっと誤解を与えかねませんね。あくまでも、両者は研究上のパートナーです。

 COEプログラムはあと2年半残っていますが、我々の研究は「学際・総合・新領域」で採択されており、まさに学際的分野を開拓している途上ですから、一朝一夕に成果が出るものではありません。しかし、短期的な期待に沿えるよう努力をしつつ、同時に、長期的な展望をもった、しっかりとした土台作りを続けていきたいと思っています。「文明の共存」に対する答えを5年で出せるわけありませんからね。

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