KOHARA BLOG

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大本訪問(動画付き)

071203_1 韓国から帰国してから、かなりばたばたと忙しい日々を過ごしていました。
 先週、綾部市の病院で医療倫理について講演したのですが、せっかくの機会なので前日から綾部に行き、大本(おおもと)を訪問することができました。
 大本は、綾部と亀岡にそれぞれ聖地を持っていますが、綾部は主として儀礼の中心とされています。大きなお祭りなどは、綾部で行われます。
 綾部の聖地は梅松苑と呼ばれていますが、今回、梅松苑菅事の鹿子木さんに大本の施設を案内していただくことができました。

 最初に訪れたのは、陶器を焼いたり、機織りをする場所でした。大本では、信仰と芸術と生活が一体となっているという説明を聞きながら、機織りの様子を見ていました。
 出口 紅(くれない) 教主が使われる機織り機の説明を聞き、「へぇ~、教主さまも機織りをされるんですか~」などと言っていると、何という偶然か、その教主が機織りにその場に現れたではありませんか!? 上の写真は、「おり工房」前での教主とのツーショット。こりゃ、ほとんど奇跡ですね。

 世界宗教者平和会議や比叡山宗教サミットなどでは、遠くから、立派な着物を着た威厳に満ちた教主の姿を、羨望の眼差しで見ていただけに、作業着を着てあらわれた素朴なたたずまいの教主のお姿がかえって新鮮でした。
071203_2  私にとっては、ダライ・ラマと会って、話しをしたときに匹敵する、あるいは、それ以上の感激の体験でした。何と言っても、突然でしたから、心の準備も何もあったものではありません。今度は、じっくりお話ししたいものです。(^_^;)  普段は、亀岡におられるそうなので、綾部で会えるのは、本当にラッキーなことのようです。

 左の写真は「おり工房」。看板の字は教主の直筆だそうです。この「おり工房」の前で、五代教主とお会いすることができました。

071203_3  少し言葉を交わしたのですが(正直言うと、かなり緊張しながら・・・)、驚くべき事実を耳にすることができました。五代教主のお父様の廣瀬静水(やすみ)氏は、な、なんと、同志社大学神学部の卒業生だということでした。廣瀬氏は、今年、亡くなられたのですが、晩年、大本の総長を務められ、また、国際的な舞台で諸宗教対話に尽力した人物です。その廣瀬氏が神学部の卒業生であったとは・・・ まったくの初耳でした。

071203_4  短い対面でしたが、強烈に印象深い経験となりました。

 右上の写真のように、梅松苑の随所で、目を見張るような美しい紅葉を見ることもできました。

 左の写真は本殿の一部ですが、そこで夕方の礼拝の様子をうかがうこともできました。

 しかし、多くの神殿は、戦時中の大本が不敬罪のかどで弾圧されたときに徹底した破壊の憂き目にあっており、今の神殿は、その後の再建されたものです。こうした大本の歴史を忘れることはできません。

 今回の訪問を通じて、地に足の着いた(生活に根ざした)大本の姿に触れることができたように思います。

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