小原On-Line

チベット騒乱に対する中国政府の対応

 上海師範大学のHPに先日の講演の報告が掲載されていました。中国語なので、意味はまったくわかりませんが、きっと、講演の要旨報告だと思います。
http://www.shnu.edu.cn/news/shnunews.jsp?s=3&id=6788

 日本でも、連日のようにチベット騒乱に対する中国政府の対応や、それに対する各国の対応が報道されています。中には、北京オリンピックのボイコットを呼びかけるようなものもあります。
 中国政府の見解は、基本的に、従来と変わっていません。なかなか強硬なものですが、次の人民日報の記事がわかりやすいと思います。
http://www.people.ne.jp/a/e99ea598caaf4c77b0ce24631b15cf75

 真偽のほどは、対話と適切な情報交換を通じて確かめられるべきですから、イギリスなどが仲介しようとしている姿勢はよいと思います。
 かつて、ダライラマとお会いした印象か らいうと、政治的争乱を引き起こし、チベット独立を目的とするような人物には見えませんでした。問題の複雑さは、私などが判断できるような次元をはるかに 超えていますので、軽はずみな論評をするつもりはありませんが、ともかく、双方でかみ合った議論がなされることを期待せざるを得ません。

 もう一つ、人民日報におもしろい記事がありました。全文は以下のページをご覧ください。
http://www.people.ne.jp/a/26c1e850c215421784a80da783a042e1

 興味を引かれた部分を引用すると、

「宗教事務にかかわる党の基本方針を全面的に貫徹し、宗教事務条例を実施し、経済・社会の発展、促進において宗教界の有識者と信者たちの積極的な役割を発揮させる。」

 こうした方向性については、国家宗教事務局を訪ねた際の印象からも、十分に納得できます。しかし、文化大革命直後の時代には、絶対にあり得ない表現でもあり、やはり時代の変化を感じさせられます。

「インターネット・ウェブサイトの整備と管理を強める。文化市場の規範化をはかり、「ポルノ一掃・不法出版物取締り」を堅持する。」

 やはり「管理」を強めるんですね。このように正面切って主張できるところが、中国のすごいところだと思います。先日のYouTubeの一件からも、この点、十分納得できます。(^_^;)

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