小原On-Line

南部陽一郎のクォーク

 私は高校生時代、講談社のブルーバックス・シリーズを片っ端から読んでいくほどに物理好きの人間でした。数あるブルーバックスの中でも、とりわけ感激して読んだのが、南部陽一郎氏の『クォーク』でした。初版は1981年。
 その頃、南部陽一郎がすごい物理学者であるとは理解していましたが、その人がノーベル賞を受賞して、感動もひとしおです。
 難解な素粒子物理学を、実にたくみな説明によって解き明かしてくれます。
 素粒子物理学なんて、今まで縁がなかったという人にもおすすめの一書です。私は、これによって「宇宙の秩序」への関心が開花したと言っても過言ではありません。道を誤って(?)、物理学とはずいぶん離れた方向に来てしまいましたが・・・

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コメント(2)

 小原さん

 南部陽一郎さんがノーベル賞を受賞されたということで、近くの書店の在庫を見てみましたが、丁度ありませんでした。ノーベル賞効果で再入荷するとは思いますが、素粒子物理学に関心ある一人として一度目を通してみたいです。

 小原さんは、南部氏の本によって「宇宙の秩序」への関心が開花したと仰られますが、私も似たようなものです。人間の精神世界について関心を寄せる中で、どうしても素粒子物理学的なアプローチを必要とした頃があり、「そのアプローチに習う形で、人間の精神世界(引いては現実世界)の動向を良い方向へと導く一助は得られないだろうか?」と悩んだ時分もあります。

 ですから、小原さんが今の道を選ばれていることも、私個人としては全く違和感はないです。ずいぶんと離れている方向どころか、かなり密接な領域について扱っていると思います。小原さんが今の道を選ばれていなければ、私がこうしてコメントを寄せさせて頂くこともありませんでしたし、寧ろ有り難く思います。

大和さん
するどいコメント、ありがとうございました。ご指摘の通り、物理学とは表面上大きく離れながら、その目指すところにおいては、意外と近いところにいるのかなと自分でも思います。「宇宙の秩序」というと大げさに聞こえますが、私にとっては、心躍るテーマであり続けているのかなと思っています。

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このページは、小原克博が2008年10月 9日 23:04に書いたブログ記事です。

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