小原On-Line

「大統領選挙から見えるアメリカの精神的源流」を追加

 KOHARA Podcasts に新しいコンテンツ「大統領選挙から見えるアメリカの精神的源流」を追加しました。
 なるべく短くまとめようと思ったのですが、結局40分という長いものになってしまいました。動画が入ったりしているので飽きない構成になっていると思うのですが、関心ある方はご覧ください。
 このコンテンツも iTunes での利用を前提にして作っていますが、iTunesをインストールしていない方でも、KOHARA Podcasts on castalia からご覧いただけます。ただし、iTunesと比べると動画(画像)がかなり小さくなってしまいます。

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コメント(3)

質の高いポッドキャスト、有り難うございます。
ライト牧師の件なのですが、一つ気になることがありました。これは、予備選の時、ライト牧師が3日程連続でメディア相手にスピーチをしました(当時私はプラクティカルな理由でヒラリー支持でした)。1日目のインタビューは割と穏やかな内容(PBS)でしたが、2日目3日目にエスカレートし、異常に過激な発言を繰り返したんです。オバマは直ぐに、ライト牧師を”denounce"するスピーチをしました。このスピーチが決定打となり、オバマがヒラリーに勝った訳です。何故、ライト牧師がわざわざオバマを傷付ける様な発言したのでしょうか? これに対し、私なりのセオリーがあるんです。ライト牧師は故意に(自分を犠牲にして)過激な発言をして、オバマにdenounceさせる様強要したと思うのです。ライト牧師との関係を変にくすぶり長引かせるより、完全に関係を断ち切るチャンスを作った訳です。

ライト牧師のスピーチを聞きましたが、内容は過激であってもこの人は非常に頭が切れカリスマ性があります。友達からは、考え過ぎだと言われましたが、3回目のスピーチ以降、ライト牧師はスッカリ姿をくらましたのが、その証拠だと思うのです。

次のポッドキャスト楽しみにしています。

boxerconanさん、早速にポッドキャストをご覧いただき、ありがとうございました。
 ライト牧師とオバマとのやり取りについての boxerconanさんの推理は説得力があるように思います。真実はともかくとして、ドラマ性があっていいです。
 今のアメリカの愛国的主流派には、ライト牧師が過激な人物に映るでしょうけれど、聖書的な視点から見れば、国家の価値をも相対化し、時に厳しく批判することは決して的外れなことではありません。
 オバマとライト牧師の関係は、公民権運動時代のキング牧師とマルコムXの関係を彷彿とさせます。前者は integrationist で、後者は separationalist です。後者の立場にも十分な言い分があるのですが、白人の主流派からはもちろん容認はされません。
 今は雲隠れしているライト牧師が、今後、どのような立ち振る舞いをするのか少々気になります。

■小原さん
 今日、耳を通させて頂きました。実に丁寧に言葉を尽くされていたので、正直驚きました。小原さんの落ち着いた声音がとても心地よく、コンテンツに人気のあることが分かるような気がします。

 先ほど、朝日新聞の電子版の記事の「オバマ氏支持者が差別や暴力の対象になる事件も目立ち始め~、白人至上主義者グループの加入者も増加しているという。」といった記述に目を通すことになりました。最近ではオバマ氏支持者にも銃を購入する人たちが増えているそうですし、その理由として納得する他はありません。

 その上で、小原さんに解説して下さったことを考えるに、「オバマ氏や他の政治家らが余程上手く動かない限り、従来からあった文化闘争(アメリカの二分化)は、今回のことを受け、一層深刻化することとなるのかも知れない。」と、思わせられます。

 最後になりますが、誕生日おめでとうございます。今後とも、御健勝のほど宜しくお願いします。

■boxerconanさん
 ライト牧師についての考え方は、勉強になります。

 オバマ氏が候補として挙がっていた時、バイデン氏が、オバマ氏のことを評していた言葉がありましたよね。私は当時、何故にバイデン氏があのような発言をする必要があったのか分からなかったのですが、ライト牧師に絡んだことが示されたことで納得が行きました。

 私が目を通して来ている限りにおいて、黒人の人たちの弁明として白人らが認知しやすいのは、白人らへの妬みや嫉みと判断しています。黒人のコミュニティ内では日常的に言われていることも、白人のコミュニティに属する人たちにして見れば、実に過激なものと映る。つまり、「そんな過激な発言をするコミュニティに属する黒人など。」という白人の理屈は、ある意味通っていると思います。

 そして事実として肌の黒いオバマ氏を見て、そうした思考を有する白人の人たちは、その懸念を発揮すると思います。しかし事実として、そうした白人の人たちに許した政治を行って来た末として、今のような状況もあるわけですよね。そんな中で「変革」を謳おうとする場合、肌の黒いオバマ氏を容認して貰わなければなりません。

 その容認に際して、ライト牧師との一件は、事実として必要とされた過程ではあろうと思います。が、小原さん同様に、ライト牧師が今後として一体どのような動向を採るのか知れない以上、飽く迄も、「事実として必要とされた過程ではあろう。」としか、私にも言い難いです。ここ最近として報道されているような出来事もあるわけですから。

 本当に一体どうすれば、血気盛んな白人至上主義者グループの人たちと折り合いを付けることが出来るのでしょうね。オバマ氏の勝利演説の内容自体には、文化闘争の克服に繋げたい意図が表現されていますが、その実現に向けて少しでもその歩みが進めば良いですよね。

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このページは、小原克博が2008年11月15日 23:28に書いたブログ記事です。

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