12月2日、ヤコブ・ラブキン教授(モントリオール大学)による講演「無神論者としてのユダヤ人の創出──ロシア、その他」がありました。
ユダヤ戦争の時代から始まり、ヨーロッパ、ロシア、イスラエルなど幅広い地域と歴史プロセスにおけるユダヤ・アイデンティティの変遷について話されました。
改革派ユダヤ教徒、正統派ユダヤ教徒、そして「無神論者」(=トーラーを実践しない)ユダヤ教徒の誕生についも触れられました。
イスラエル建国時に対立していたシオニストと正統派ユダヤ教徒との対立は、今に至るまで続いています。
講演会後、今日司会をしてくださった手島先生(写真右)らと共にラブキンご夫妻を囲んで夕食を共にしました。各種専門家がいたので、ロシア語、フランス語、英語、ヘブライ語が一つのテーブルの間で飛び交いました。それらすべてを自在に操るラブキン先生はさすがにすごいです。
ユーモアのセンスも抜群で、現代ユダヤの知性の奥深さに触れる思いがしました。

小原さん
一般の身の私としては、その講演内容の一端なりとも聞いてみたい気持ちで一杯です。
事実として、ユダヤ・アイデンティティの変遷として、「無神論者」(=トーラーを実践しない)ユダヤ教徒の誕生については聞くことが出来ているのですが、改革派ユダヤ教徒や正統派ユダヤ教徒との関係性云々について知る機会はないに等しいですから。
ヤコブ・ラブキン教授(モントリオール大学)は、その見識の程として窺われることを考えるに当然と言うべきか、ロシア語、フランス語、英語、ヘブライ語すべてを自在に操られるということで、溜め息が出そうになります。
実に、羨ましいです。