KOHARA BLOG

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2009年2月の記事一覧

踏み絵のミステリーは続く

 先日、神学部所蔵の踏み絵の謎を解くために、キリシタン研究の専門家・青山 玄先生(南山大学名誉教授)に来ていただき、ものを見ていただきました。 「踏み絵 in 神学部」(2.20記事)にも書きましたように、二つある踏み絵の一つに年代が記されており、西暦換算で1669年でした。あまりにも古いので、疑い  ・・・  続きを読む

卒業生3人とディナー

 卒業してから、早5年たった方々と、久しぶりに夕食を共にしました。今日お会いしたのは、卒業後も時々会っているので、5年ぶりというわけではありませんが、やなり懐かしい顔ぶれではあります。 同志社大学 寒梅館7階の Second House Will で食事をしました。昼間と違って夜は空いているので、  ・・・  続きを読む

踏み絵 in 神学部

 神学部図書室の貴重書の保管場所を整理していたときに、偶然見つかったのが右の品です。 ご覧の通り、踏み絵なのですが、使用されて多少すり減っているとはいえ、かなり保存状態のよいものです。 ちなみに、作成年代は「寛文九年」(左下写真)と裏側に記されていました。西暦に直すと、何と1669年! ひょっとする  ・・・  続きを読む

CISMORの新しい研究会

 同志社大学 一神教学際研究センター(CISMOR)は、5年間の21世紀COEプログラムに引き続き、私立大学戦略的研究基盤形成支援事業に採択され、向こう5年間、文部科学省の研究助成を受けることになったことは、すでにこのブログでもご報告しました。 「一神教とその世界に関する基礎的・応用的研究拠点の形  ・・・  続きを読む

「対話する力、させる力」

 「対話する力、させる力」(『京都新聞』2009年2月13日、夕刊)を追加しました。 先月のサウジアラビアの方々との国際シンポジウムを話のきっかけにしながら、「対話」をキーワードにして書いた記事です。 最後の方では、日本の政治家(首相)が「対話する力」も「対話させる力」も欠いており、このままでは日本  ・・・  続きを読む

韓国からの訪問 & CISMOR講演会

 2月14日午前中、韓国の長老会神学大学の先生、学生たち総勢19名が、同志社大学神学部を訪問してくださいました。 長崎で隠れキリシタン関係の場所を見て回り、その後、福岡、大阪、京都へと来られました。長老会神学大学を卒業した学生が、同志社で学ばれたりしていますので、名前は知っていましたが、正式な訪問  ・・・  続きを読む

講演「イスラーム社会におけるインドネシアのキリスト教」

 2月13日、ジャカルタ神学大学学長のジャン・S・アリトナン教授による講演会が行われました(神学部・神学研究科とCISMORの共催)。 世界最大のムスリム人口を有するインドネシアには、10パーセントものクリスチャンがいます。イスラームとキリスト教の関係を軸にして、インドネシアの歴史と今日の問題をコン  ・・・  続きを読む

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