小原On-Line

香港四日目(香港中文大学、Alliance Bible Seminary)

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 今日も猛烈に濃密な一日でした。本当にたくさんの人と会い、また、朝から晩までほとんど休むことなくしゃべり続けたのではないかと思います。

 午前中、香港中文大学(Chinese University of Hong Kong)を訪問しました。ここには、Department of Cultural & Religious Studies と Divinity School とがあります。両方の関係者と懇談の時を持ちました。私が同志社のことなどを紹介し、その後、質疑応答の時間を持ちました。この大学は、旧知の友も多いので、パーソナルな信頼関係をさらに組織的な関係に発展させていくことができればと願っています。

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 キャンパスの食堂で昼食を共にした後、長洲島にある Alliance Bible Seminary に向かいました。長洲島は香港島の港からフェリーに乗って35分のところにあります。到着してから、さらに山を徒歩で登って15分ほどのところに学校があります。観光客が多く訪ねる風光明媚な島ですが、さすがに毎日ここに通うのは大変なので、多くの学生は学校内の宿舎に住んでいるようです。
 この Alliance Bible Seminary はアライアンスというアメリカ生まれの教派の宣教師が建てた学校ですが、現在は教派的伝統にこだわらない教育を行っているとのことでした。アライアンスと聞くと保守的な印象を持つのですが、実際、この学校はそのような印象には収まりきらない、非常に進歩的な教育プログラムを持っていました。
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 特に、彼らが関心を示しているのは、CISMORの活動です。というのも、数年前、この学校も新しい研究センターを作り、そこでユダヤ教やイスラームの研究を始めているからです。その研究所にも立ち寄り、図書室なども見せてもらいましたが、かなりまじめに取り組もうとしている様子が伝わってきました。
 この学校でも、まず私がプレゼンテーションをし、その後、質疑応答の時間を持ちました。あれこれの質問が投げかけられましたが、集中して場数を踏んできたおかげか、かなり手際よく答えることができました。質疑応答をしながら、どのような点に関心を向けられるのかを知ることができるのは収穫でした。

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 ひとしきりディスカッションが終わってから、山を下り、海の前のお店で夕食を共にしました。質問され、それに答えなければならないので、食べ物をとる暇もないほどだったのですが、親切にも、どんどん、私の皿とお椀の中に入れてくれるので、しゃべっては食べ、食べてはしゃべりという感じでした。

 最後に、ホスト役の Lau 先生が学生たちに「小原先生に質問することはもうないか」と聞かれました。すると一人の学生が日本のアニメについて、かなり突っ込んだ質問をしてきて、その知識の豊富さに驚きました。Lau 先生は、たぶん神学的な質問を学生にしてほしかったのだと思いますが、かなりオタクな質問が投げかけられ、それに対し、かなりまともに答えていたので、聞いていた周囲の人は呆れていたのではないかと思います。
 しかし、香港で、「ガンダムOO」や「コード・ギアス」、「新世紀エヴァンゲリオン」の質問、しかも、かなり込み入った最終話の分析に関する質問をされるとは思いも寄りませんでした。私が、すべての質問にビシビシと答えたので、オタクな学生も感無量の様子でした。
 聞けば、香港では、日本で放送されたアニメが、数時間後には中国語の字幕付きでインターネットにあがるそうです。まあ、このあたりの事情は世界共通ですが、日本のアニメ、漫画文化のインターナショナルな強さを再認識させられた次第です。

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コメント(2)

アニメ・オタクは、アメリカでもすごいです。 日本語を習いにくる男性は、殆どがアニメ・オタクらしいですよ。

とはいえ、いろんな分野にオタクさんたちが居るからこそ、科学、医学、テクノロジーが進歩するのかもしれませんね。今回の金融危機も複雑な金融プロダクトを造り出した、オタク達の責任かもしれません。と最近考えてました。

 おそらく、アメリカだけでなく、世界の多くの地域で、日本語学習者(男性)とアニメ・オタクの集合は重なりが多いと思います。日本文化(サブカルチャー)の牽引力になっているという意味ではありがたいのですが、確かに、バーチャルなマネー・ゲームもオタク的世界で繰り広げられていますので、なかなか手放しには喜べませんね。
 それにしても、アジアにおける日本のマンガ、アニメの存在感は圧倒的なものがあります。

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このページは、小原克博が2009年3月11日 00:10に書いたブログ記事です。

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