KOHARA BLOG

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大阪トルコ文化センター ラマダン食事会

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 9月4日(土)、ホテル日航大阪(大阪・心斎橋)で開催された大阪トルコ文化センター主催のラマダン食事会に参加してきました。
 トルコ通の内藤正典先生(同志社大学グローバルスタディーズ研究科)に誘われたのが、そもそものきっかけで、普段、私はトルコとの特別の接点を持っているわけではありません。しかし、(まだアナウンスするのは早いかもしれませんが)今年12月にイスタンブールで国際会議を予定しており、そこで私も話をすることになっているので、そのご縁で、今回のラマダン食事会にも招かれた次第です。
 30数名ほどの方々がいましたが、他のテーブルの様子はよくわかりませんでした。私のテーブルには、オルジャイ・オジャクル氏(トルコ文化センター理事長)、内藤先生、同じくグローバルスタディーズ研究科の加藤千洋先生、大阪大学法学研究科の河田先生らがいました。
 加藤千洋先生は、長らく朝日新聞の記者を務めた方で、中国を中心にアジアからの報道で活躍された方です。私も名前は知っていましたが、今回、はじめて顔を合わせました。
 上の写真は、理事長はじめ、大阪トルコ文化センターの方々です(iPhone 4で撮ってもらったのですが、光の加減で、ちょっと画質が悪いです)。みなさん、日本語がおじょうずで驚きました。また、とてもフレンドリーな方々ばかりでした。

 今年は、トルコにおける日本年だそうです。日本との友好120年を記念して、様々な行事が予定されています。京都とイスタンブールが、パートナー・シティの締結をするそうです。

 トルコでは、目下、政治的な大きな節目を迎えようとしています。9月半ばにレファレンダムがあり、建国以来の厳格な世俗主義が、少し緩和される可能性があります。もう少し具体的に言うと、これまで公共の場で禁じられていたヒジャーブなどの着用が認められる方向に向かいつつあります。
 政教分離論を扱う中で、私自身、トルコの世俗主義には関心を寄せてきましたが、もう少し本格的に首を突っ込んでみようかと思っています。

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