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K-GURS 第9回研究会

 今日は以下のような形で、京都・宗教系大学院連合(K-GURS)の研究会が行われ、久しぶりに、花園大学を訪ねることができました。

■京都・宗教系大学院連合 第9回「仏教と一神教」研究会
◎日 時:2010年10月16日(土)13:00〜15:30
◎場 所:花園大学 栽松館3階 大会議室

◎テーマ:祈りと瞑想
◎発表者:
 清水大介(花園大学)「キリスト者の祈りと坐禅」
◎コメンテーター
 小原克博(同志社大学)
 藤 能成(龍谷大学)
◎司会
 中尾良信(花園大学)

 発表者の清水先生は、カトリックにおける祈り(黙想・瞑想)についてかなり詳細に紹介してくださり、また、その各段階が坐禅とどのような対応関係にあるのかを説明してくださいました。
 花園大学は「東西霊性交流」というプログラムを25年にわって行ってきており、ヨーロッパのカトリック修道士と禅僧との交流の拠点となってきました。
 今日の研究会でも、禅宗、浄土真宗、真言宗、キリスト教など様々な角度から議論を交わすことができ、多くの刺激を受けました。K-GURSの醍醐味です。
 種智院大学の先生は、大日如来はきわめて人格的な仏であり、この宇宙を生み出した存在として理解されているが、一神教の神との違いがどこにあるのか、という問いを出されていました。(瞑想における)神との合一という視点に立つと、大日如来と一体化するという真言宗の教えに、さらに近接してしまうので、明確な違いを見つけるのがますます難しくなります。私も似たような関心を持っていましたので、これをきっかけに議論がはずみました。

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