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進々堂、創業100周年──続木斉物語

20130830.jpg進々堂の北山店で朝食を食べてきました。パンの食べ放題がついている「ブレックファースト」を選びました。このお店には時々来るのですが、テーブルの上に「続木斉物語」という冊子が置いてあるのに初めて気がつきました。読んでみると、実におもしろい!

 進々堂が京都の老舗のパン屋の一つであることはよく知られていますが、今年が何と創業100周年とのこと。
 創業者の続木 斉(つづき・ひとし)については、進々堂のウェブサイトについても以下のように紹介されている通り、内村門下生でした。

「私たち進々堂は、大正2年(1913年)京都に創業したベーカリーショップです。創業者-続木斉は学生時代、内村鑑三の門下生として聖書と近代思想を学んだクリスチャン、「パン造りを通して神と人とに奉仕する」と言って進々堂を開業いたしました。」

 手に取った「続木斉物語」には、内村との出会いがさらに詳しく記されていました。そして、「進々堂」という名前は聖書の一節(フィリピ3:13-14)から取られていることも新発見でした。さらに、もう一つ発見が。進々堂のロゴの下にはフランス語が書かれているのですが、フランス語がよくわからない私は今まで気にもとめていませんでした。
Donne-nous aujourd'hui notre pain quotidien.
これは「私たちの日ごとの糧を今日もお与えください」(マタイ6:11)だったんですね。
 創業100年を記念して作られた冊子から、たくさん学ぶことができました。
 ちなみに、その冊子はウェブから読むこともできます。
http://www.shinshindo.jp/sassi/01.html

 今日は、パン以外のものでも、お腹いっぱいの満足感を得ることができました。
 進々堂は京都市内に12店舗ありますが、たぶん、北山店はトップ3に入る大きさだと思います。京大北門前にある進々堂は、今は別法人らしいのですが、ルーツは同じです(1930年創業)。

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