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講義「聖戦論(2)──近代日本の場合」

 「聖戦論(2)──近代日本の場合」(講義「宗教と平和」第11回)をアップしました。「八重の桜」の最終回とその前の回は、この授業のテーマとも響き合う部分が多かったため、授業冒頭で、「八重の桜」最後の2話を振り返り、山本覚馬のメッセージ、八重と徳富蘇峰の愛国心をめぐる議論を取りあげています。

 最終2話をつないでいる伏線は以下の聖書の言葉です(このフレーズの一部が繰り返されます)。「主は国々の争いを裁き、多くの民を戒められる。彼らは剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。」(旧約聖書・イザヤ書2章4節) 戦記ものが大半を占めるNHK大河ドラマのメッセージとしては、かなり特異なものであり、今の時勢に対するタイムリーな風刺となっています。

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