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エジプシャン・バザールへ

20140310b.jpg 10日のプログラム終了後、内藤先生に誘われて、エジプシャン・バザールへ。目的地は、Malatya Pazari というナッツ類や干し果物などを売っているお店で、ここには内藤先生が懇意にしている店主アフメットさんがいます。
 アフメットさんは、商売で得た利益を、神に対する善行として、学校建設や、さまざまな事業に投じてきた篤信のムスリムです。ヒズメット運動の支持者でもありますが、こうした善意の人々が、イスラーム社会で巨大な社会資本(ソーシャル・キャピタル)を生み出していることを実感することができました。
 隠れた善行を積む美徳(人に自慢するような善行はだめ)は、キリスト教社会にもありますが、スケールと勢いが違うなと感じました。同志社ができた頃の宣教団体やそれを支えた人々は、やはり学校や病院・施設などのソーシャル・キャピタルを生み出しました。今、そのエネルギーをキリスト教に感じることは徐々に難しくなっています(特に日本では)。
 一人ひとりの善行が貧しい人を助けたり、教育の機会を与えたり、結果として大きな変化をもたらすことになります。信仰がもつこうした側面を、より積極的に評価する視点が重要であることを、あらためて考えさせられる貴重な機会となりました。

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