KOHARA BLOG

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CISMOR国際ワークショップ(1日目)

071020_1 CISMORの国際ワークショップが、今日と明日行われます。
 初日の今日は、フランシス・フクヤマ氏(ジョンズ・ホプキンス大学)とヴァエズィー氏(イラン・バーゲロルオルーム大学)に発表してもらい、二つのセッションを行いました。
 今回、全部で4つあるセッションのうち、二つの司会を私がすることになっており、少々気疲れしますが、今日のセッションは非常に白熱し、実りある議論がなされました。

 フクヤマ氏はさすが、というべきか、非常にシャープな方でした。世のように投げかけられる質問にも、丁寧に答えられていました。
 フクヤマ氏の『歴史の終わり』『アメリカの終わり』は、まだ読まれていない方にはおすすめします。その主張に賛成するかどうかはともかくとして、現代アメリカのトップレベルの知性のあり方をかいま見ることができます。
071020_2  右上の写真は、レセプションのときに撮影したものです。中央にいるのがフクヤマ氏です。彼はまったく日本語をしゃべることができないのですが、その落ち着いた謙虚な物腰は、現代日本人が失ってしまった美徳を体現しているかのようでした。
 「ラスト・サムライ」と呼びたくなるような雰囲気をたたえています。映画「ラスト・サムライ」の続編があれば、トム・クルーズの代わりに、フランシス・フクヤマに主役をつとめてもらった方がよいと思うほどです。(^_^;)
 世界的に有名な、ほんとうに立派な先生だと思いますが、まったくえらそばったところがありません。

 フクヤマ氏との会話で教えられた、驚いた話しがあります。彼のお父さんは、アメリカで宗教社会学、教会史(特に会衆派)の教授だったのですが、1970年代にはじめて日本を訪れ、同志社大学神学部に半年間、客員研究員(あるいは客員教授)として滞在されていたそうです。意外にも身近なところにつながりがあったのだと驚いた次第です。

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