KOHARA BLOG

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禁断の木の実

 YouTube「初夏の収穫」を最後までご覧いただいた方はすでにお気づきの通り、私は「禁断の木の実」を手にしてしまいました。7月13日記事で、iPhone不要論を展開しておきながら、わずか数日後の出来事で、まったくお恥ずかしい限りです。人間がいかに誘惑に弱いか、反面教師として見ていただければ幸いです。

 ことの顛末を。
 発売日当日に販売店にまったく相手にされなかった私は「iPhoneなどいらんわ!」と息巻いていたのですが、その数日後、近所のイズミヤの携帯ショップで冗談半分に「iPhoneないですよね?」と尋ねました。京都の市内で一台も残っていないのですから、田舎の携帯ショップにあるはずもありません。
 ところが! 「ええ、3台ありますよ」との予期せぬお返事。しかも、私が望んでいたホワイト・バージョンががあるというのですから、私の動揺は一気にマックスに!!
 落ち着け、iPhoneなどいらん、と言っていたではないか、「禁断の木の実」に手をつけようというのか!と心を落ち着かせるものの、目の前にあるリンゴは「いかにもおいしそうで、目を引きつけ、賢くなるように唆していた」(聖書「創世記」3章6節)のです。

 とまあ、心の葛藤はあったのですが(わずか数秒ですが・・・)、あっさりと予期せぬ誘惑に屈して、iPhoneをゲットしてしまいました。

 聖書の「創世記」の失楽園の物語では、禁断の木の実を食べたアダムは「女」が悪いと言い、「女」は蛇が悪いと言って、責任転嫁をしています。私はイズミヤが悪い、と言います(笑)。
 失楽園の物語を追体験し、人間の罪深さにあらためて目が開かれました。みなさんも、よき教訓としてください。

 いや〜、それにしても、こんな身近に穴場があるとは思いもよりませんでした。田舎はすごいですね。行列に並ぶことなく、早々とiPhoneを手にした、ことの顛末でした。

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