KOHARA BLOG

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書籍・雑誌

『原発とキリスト教』(新教出版社)

 『原発とキリスト教』(新教出版社)を Research(研究活動)にアップしました。 内容の詳細については、新教出版社の下記紹介ページをご覧ください。■原発とキリスト教、新教出版社 私は「原発問題の神学的課題」というタイトルで寄稿しています。かなり多彩な文章が収められていますが、十分、議論の出発点  ・・・  続きを読む

書評「アクセル・カーン著『モラルのある人は、そんなことはしない──科学の進歩と倫理のはざま』」

 台風による強風で、キウイの棚が崩壊しました。プラスチック製だったのですが、前回の台風でひび割れており、今回の台風で支柱が折れてしまいました。キウイを棚から外し、杭を打ち込んで、かなりいいかげんな応急処置のみしました。 今は仕事がたまり、用事が詰まっているため、棚の再構築はしばらく先延ばしですが、写  ・・・  続きを読む

「宗教教団の暴力性──オウム真理教」

 京都・宗教系大学院連合(K-GURS)のチェーン・レクチャーの第5回目として佐々木 閑先生(花園大学)により「宗教教団の暴力性──オウム真理教」と題して、話をしていただきました。 若い学生にとっては、オウムの一連の事件は幼い頃の記憶の彼方にありますので、佐々木先生が時系列的に詳細な説明をしてくださ  ・・・  続きを読む

『知的文章とプレゼンテーション』

 最近出たばかりの黒木 登志夫『知的文章とプレゼンテーション──日本語の場合、英語の場合』(中公新書)を読みました。この手の本は、個人的な関心があるだけでなく、学生に薦めることができるかどうかチェックするために、比較的幅広く読んできました。 著者は、高名な、がん研究者。40年にわたる論文執筆等の経験  ・・・  続きを読む

『原発と日本の未来──原子力は温暖化対策の切り札か』

 吉岡 斉『原発と日本の未来──原子力は温暖化対策の切り札か』(岩波ブックレット)を読みました。 東日本大震災の直前に出版されたものです。63ページという薄い本なので一気に読むことができますが、考えさせられる重要なデータや論理がたくさん詰まっており、読み応えがありました。 今回の原発での事故は、日本  ・・・  続きを読む

著者セントラル

 「頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム」のヒアリング審査を終えました。かなりシャープな質問が矢継ぎ早に投げかけられましたが、何とか冷静に答えることができたと思います。これで、やるべきことはすべてやりましたので、あとは結果を待つだけです。 ヒアリング終了後、昔の教え子で、現在、上智大学の  ・・・  続きを読む

「現実的脅威の中で、どのように平和主義・平和憲法を貫いていくのか」

 「現実的脅威の中で、どのように平和主義・平和憲法を貫いていくのか」(『まなぶ』(労働大学出版センター)増刊号「日米安保50年、これから」)を追加しました。 「日米安保50年」を特集した増刊号ですが、私は安全保障の専門家ではありませんので、そのあたりはあまり触れず、平和主義の理念と現実の葛藤やすり合  ・・・  続きを読む

『宗教のポリティクス』なか見!検索

 Amazon で、拙著『宗教のポリティクス』の「なか見!検索」ができるようになりました。 本を購入する際、目次や内容の一部が読めると、安心感があるので、私は「なか見!検索」をよく使います。 一冊 Amazon に献本すれば、Amazon がスキャンして「なか見!検索」ができるようにしてくれます。  ・・・  続きを読む

新刊書『宗教のポリティクス』

 私の新刊書『宗教のポリティクス──日本社会と一神教世界の邂逅』(晃洋書房、2010年7月)が刊行されましたので、案内いたします。 目次や序論の冒頭部分は下記ページでご覧いただけます。■ 小原克博『宗教のポリティクス』 私の近年の研究成果をまとめた著作です。扱ってる対象は宗教や政治なので、決して一筋  ・・・  続きを読む

『科学時代における人間と宗教』

 武田龍精先生退職記念論集刊行会編『科学時代における人間と宗教』(法蔵館、2010年)を追加しました。 まだアマゾンに掲載されていないのですが、書誌データとしては以下のものがあります。■仏教書総目録刊行会:『科学時代における人間と宗教』 上記の本が、本日、私の手元に届きました。私は「近代国家における  ・・・  続きを読む

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