KOHARA BLOG

KOHARA BLOG

書籍・雑誌

「キリスト教は環境問題に対して何ができるのか?」

 小原克博 On-Line に「キリスト教は環境問題に対して何ができるのか?」(『福音と世界』2008年1月号)を追加しました。 近年のアメリカ福音派における動向変化を紹介したものとしては、おそらく、日本ではじめてのものになると思います。 これからの期待と責任の気持ちを込めて、「キリスト教は環境問題  ・・・  続きを読む

『大法輪』掲載原稿アップ

 小原克博 On-Line に「生命倫理に対し宗教は何ができるのか――倫理委員会の実際を踏まえて」(『大法輪』2007年12月号)を掲載しました。『大法輪』は、仏教の総合雑誌としては、もっともよく知られているものだと思います。 仏教関係の方々はまだ生命倫理や医療倫理委員会にあまりなじみがないというこ  ・・・  続きを読む

『中央評論』寄稿論文

 小原克博 On-Line に「「宗教」概念の形成――近代から見える現代の課題」(『中央評論』59巻3号)を追加しました。中央大学が発行する総合誌です。今回の号では「宗教研究の現在」という特集が組まれています。  また、現在、店頭に並んでいる『大法輪』12月号に「生命倫理に対し宗教は何ができるか」を  ・・・  続きを読む

「国家と神とマルクス」

 佐藤優『国家と神とマルクス』をざっと読みました。「絶対的なものはある、ただし、それは複数ある」と語ってきた著者にとって並存する絶対的な3項、すなわち、日本国家、キリスト教、マルクスが書名の背後に意図されています。 ただし、本文でこれらががっちと展開されているわけではありません。これまで、佐藤氏が『  ・・・  続きを読む

宗教広報について

 小原克博 On-Line に、「宗教は人類最古の広報エージェント――古くて新しい宗教広報の現場」(『PRIR(プリール)』(宣伝会議)2007年7月号)を追加しました。 6月1日発売の月刊誌です。関心ある方は書店にてお買い求めください。 到着したばかりの紙面を開くと、イスラームは大塚和夫(東京  ・・・  続きを読む

フランスの政教分離

 本や雑誌の紹介が続いていますので、ついでにもう一冊。 目下、フランスで大統領選挙の開票作業が進んでいますが、フランスの政教分離に関するものとして、次の本はおすすめです。 工藤庸子『宗教 vs. 国家――フランス〈政教分離〉と市民の誕生』講談社、2007年(講談社現代新書 1874)。  私が担当  ・・・  続きを読む

『論座』6月号

 今月号の『論座』(6月号)は「日本国憲法」を特集していたので買ったのですが、他にも興味深い記事がたくさんあり、買い得感がありました。 加藤周一氏と樋口陽一氏の対談は、いろいろと考えさせられるポイントを含んでいます。  大学院生には「大学院は出たけれど――夢を追い続ける「高学歴就職難民」2万人」を読  ・・・  続きを読む

『へこたれない:ワンガリ・マータイ自伝』

 まだ読み終わってはいないのですが、読み応えのある本を一冊紹介します。 ワンガリ・マータイ『UNBOWEDへこたれない――ワンガリ・マータイ自伝』(小池百合子 訳)、小学館、2007年。  ノーベル平和賞を受賞した、あのマータイさんの自伝です。イギリスによるケニアの植民地化の歴史から始まり、自らの人  ・・・  続きを読む

ニューズウィーク「キリスト教の基礎知識」

 今週号(4/11発売)の「ニューズウィーク日本版」は「国際情勢入門」が特集となっているのですが、別冊付録として「キリスト教の基礎知識」がついています。右の写真はその表紙です。 私が監修したもので、実際にはかなりの部分を私が書いています。15ページの小冊子ですが、短い説明や図表で何となくキリスト教  ・・・  続きを読む

「医療の現場に対し、キリスト教倫理は貢献できるのか?」

 小原克博 On-Line に「医療の現場に対し、キリスト教倫理は貢献できるのか?」(『福音と世界』2007年2月号)を掲載しました。 紙数が限られていましたので、細かい議論はしていませんが、自分自身の経験を織り交ぜながら、キリスト教倫理の課題について記しています。 「キリスト教倫理は貢献できるのか  ・・・  続きを読む

月別の記事一覧