小原On-Line

新聞記事: 2010年10月アーカイブ

 「排除の力学を越えて──変わりゆく中国」(『京都新聞』2010年10月22日、夕刊)を追加しました。
 中国と日本との関係は、今や一筋縄ではいかないものとなりましたが、中国批判ばかりしていても生産的ではありません。政府レベルでのやり取りとは別に、民間レベルでの交流は前進させていくべきでしょう。
 尖閣諸島の問題が起こってからも、中国在住の中国人研究者からは、ごく普通のメールが届き、ごく普通に返答しています。そういう当たり前さをお互いが維持していれば、問題が大きくこじれることはないのではないかと思います。
 記事では、8月に行った上海・南京での国際会議での様子に言及しながら、現在および過去の問題を考えています。関心ある方は、ご一読ください。
 WCRPについての朝日新聞の記事「紛争・貧困解決求め──世界宗教者平和会議40周年」(『朝日新聞』2010年10月4日、夕刊)をアップしました。記事の4段目に私のコメントが出ています。
 この記事では、私が WCRPのベンドレー事務総長を同志社に招きたいということになっていますが、まだ具体化しているわけではありません。しかし先日、京都国際会館であった「日本の宗教とイスラームの対話」に出席した際、ベンドレー事務総長に声をかけ、CISMORの紹介も兼ねて、あれこれ話をしたところ、日程さえあえば、いつでもニューヨークから京都に来てくれるということでした。来年、うまくいけば実現するかもしれません。
 上記記事は、WCRPの活動をうまくまとめており、また、問題点も指摘しているので興味深いです。先日出されたメッセージについての評価も複数紹介されています。京大の小杉先生が指摘しているように、私も、もっと強い主張があった方がよかったと思います。
 メッセージ原文は、2010年9月23日記事にアップしていますので、関心のある方は、それと今回の記事とを比較されるとよいと思います。
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