小原On-Line

映画・テレビ: 2010年1月アーカイブ

 3D Avatar を見てきました。2Dは9ドルですが、3Dは12ドルほどで少々高くなっていますが、値段だけの価値はあると思います。
 ジェームズ・キャメロン監督自身が語っているように、アバターは「ダンスウィズウルヴスの宇宙版」といった感じで、侵略者と土地の人々との衝突と交流が描かれています。
 舞台となるパンドラという惑星に住むナヴィたちの世界観は、ネイティブ・アメリカン(インディアン)の世界観をベースにしているという印象を持ちました。聖なるもの、自然、動物たちとのスピリチュアルな交流がナヴィの人たちの生活のベースにあります。日本で言えば、アイヌの人たちの世界観・自然観に近いと言えるでしょう。
 地球からやってきた元海兵隊員が主人公なのですが、はるか未来に時代でも、やはり海兵隊は存在するんですね。
 ストーリー自体は、先の読みやすい、比較的平凡なものですが、何といってもフル3Dの美しさには圧倒されます。時代を画する作品だと言ってよいでしょう。
 アバターは、今日、タイタニックの興行収入を超えて、歴代一位になったそうです。
 新しいもの好きの人は、ぜひ見に行ってください。

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近  著

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