小原On-Line

京都: 2004年10月アーカイブ

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 金曜日の小原ゼミ(学部)は御所の公園で行いました。歩いてすぐのところに、上の写真のような場所があるのは、同志社の特権ですね。
 発表する人は、多少気恥ずかしかったかもしれませんが、しっかりとやってくださり、よい経験になったのではないかと思います。
 屋外で発表を聞いていて感じたのは、人間が広い場所で生の声を複数名の人間に届かせるのは、けっこう大変だということ。モーセやイエスらは、何百人という人々を相手に話をしたわけですから、その点だけでも、大したものだな~と考えさせられました。

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 ゼミを少し早めに切り上げて、御所から正午に出発の時代祭を見に行きました。すでにたくさんの人が来ていましたので、近くで見ることはできませんでしたが、それなりに時代祭の行列を楽しむことができました。
 こうして歩いてすぐのところで、京都三大祭りの一つ、時代祭を見に行けるのも同志社の特権ですね。いいところにあります。
 受験生のみなさん、ぜひ同志社へ(今日は宣伝モードでした(^_^;))

■時代祭
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/jidai/jidai.html

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レストラン パスカル ペニョで。左手中央が、R.ルートヴィヒドイツ総領事館副総領事。

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奥には、小さいながら立派なお庭もあります。

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左はドイツ外務省東アジア局長ブルバッハ氏。中央は森先生。周りの家屋がフランス料理店とは思えませんよね!

 今日は2時間目の授業を半分くらいで終えて、来日中のドイツ外務省東アジア局長ブルバッハ氏らとランチを一緒にしました。
 わたしがドイツ外務省の招待でドイツ視察旅行に行ってから、ドイツ政府関係者とは何かとご縁があって、お声をかけていただくことがあります。今回は、同志社大学のシュペネマン先生(ドイツ人。しかし、日本人以上に日本人化している!)と森先生(神学部長)も一緒に行きました。
 行った先は、同志社から比較的近くにある丸太町のレストラン パスカル ペニョ。名前からして、粋なフランス料理店だと思っていたのですが、到着したときには目の前に経っているにもかかわらず、お店がどこにあるかわかりませんでした。何と、京都の町屋を改造したフランス料理店でした。絶妙な組み合わせに、しばし感動。関心のある方は、下記HPをご覧ください。

 ブルバッハ氏は、ずいぶん前ですが、日本語を一年ほどインテンシブに学んだことがあるとのことで、日本語を少し話していました。大した語学力です。みんなでの会話は、英語とドイツ語と日本語がちゃんぽんになった状態でした。
 ドイツの様子を聞いたり、日本の様子を紹介したり、時間はあっという間に過ぎました。
 話は自ずとアメリカ大統領選挙に及びました。ドイツでは、これまでなかったほどに反米的、反ブッシュ的な動きが高まってきているとのことでした。フランスと共に、イラク戦争に反対した国としては当然と言えるかもしれませんが、ヨーロッパの多くの国で、過半数がケリー支持になっているということでした。
 アフガニスタン大統領選挙からも目が離せませんが、アメリカ大統領選挙の結果は、一国だけの問題にとどまりません。これほどアメリカ大統領選挙で外交政策が問題になったことも、また、世界中が神経質に選挙の動向に関心を寄せることも今までなかったと言えるでしょう。

 日本は、アメリカだけでなく、ヨーロッパの動向にも関心を向け、もう少し価値観の幅を広げた方がよいと思います。

■レストラン パスカル ペニョ
http://www.dicube.co.jp/pascal-peignaud/

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 昨日、遠方からの来客があり、その方の希望により、金閣寺に案内しました。
 わたしは今年2月の国際ワークショップの際に、たくさんの外国人研究者と共に金閣寺を訪ねていたのですが(2/22記事参照)、やはりよいものは、何度も見ても飽きませんね。(^_^;)
 昨日は、気持ちの良い秋晴れで、写真も非常にきれいに撮ることができました。 金閣寺は、その建物も素晴らしいですが、周りの池や庭園の雰囲気がよいです。昨日は、柔らかな太陽の光が、水面にも金色の輝きを与えていました。

 金閣寺を含む全体は、正式には鹿苑寺と言います。1994年に世界文化遺産に登録されています。臨済宗相国寺派のお寺です。相国寺は、同志社大学の北側にあるお寺で、わたしの散歩コースにもなっています。将来、その散歩コースが「神学の道」と呼ばれるかもしれません(あり得ないです(^_^;))。

 冗談はさておき、下の写真をご覧ください。

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 これは金閣寺の中のお店にかかっていた、願掛けの種類を表す札です。「家内安全」「無病息災」など伝統的なものもありますが、おもしろいと思ったのは「ガン封じ」「ストレス封じ」。現代の世相を表していますね。「ストレス封じ」には苦笑してしまいましたが・・・

 また京都の風景を適宜お伝えしたいと思います。

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 秋風が心地よい時節になりました。
 上の写真は、清水寺から京都の夕景を写したものです。ちょっと暗くなりすぎていて、三脚なしでは、クリアーに撮影することは難しく、ぼんやり気味のショットになっています。それでも、真ん中あたりに、京都タワーが写っているのはわかるかと思います。

 これから行楽シーズンですが、わたしの場合、お客さんを迎えたとき以外は、観光客がひしめく場所には、なかなか足が向きません。しかし、京都の秋の風景を、折を見て、紹介できればと思っています。

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