小原On-Line

小原克博: 2008年4月アーカイブ

 PhotoStudio に、3月の中国旅行の写真を追加しました。90枚の写真をご覧いただくことができます。短い説明をつけていますので、どのような場所・状況を撮影したかは、おおむね理解していただくことができますが、より詳しいことに関心のある方は、KOHARA BLOG「中国」の記事を読んでください。
 PhotoStudioは、2005年に開設してから、しばらく休眠状態でしたが、今年に入ってから、イラン、中国と続けて写真をアップし、徐々に調子を取り戻しつつあります。(^_^;)
 大量の写真の中から、ある程度見応えのある写真を精選するのは確かに手間がかかるのですが、放っておくと、記憶が遠のき、面倒になり、結局、死蔵することになるので、完璧を求めずに、こまめに更新していきたいと思っています。

 「Essays - 新聞・雑誌記事等」には、最近のポッドキャスト配信関連記事を追加しました。基本情報は同じなのですが、説明の仕方は各社各様なので、読み比べるとおもしろいです。

 「Research - 研究活動」「Essays - 新聞・雑誌記事等」に、少しずつデータを追加していっています。その他の部分も、少しずつ手を入れていますので、小原克博 On-Line は、まだリニューアル最中の状態です。未完成部分、不具合があるかと思いますが、気長にお待ちください。

 同志社社史資料センターがブログを始めました。なかなか本格的な体裁です。

http://d-arc.info/

 「早稲田と同志社」展など旬なテーマについても紹介してくれています。
 先日、私が新島遺品庫に取材にいったことも紹介されています。

080424.jpg インターネット授業「建学の精神とキリスト教」の撮影は、スタジオだけでなく、同志社関係施設を訪ねる形で進められています。各回のイントロ動画に、そうした映像が使われますので、関心ある方はご覧になってください。結構なお宝映像が今後、出てくる予定です。
 右の写真は、通常は入ることのできない「新島遺品庫」の撮影をした際のものです。第3回目および4回目の授業のイントロに撮影内容が収録されています。第3回目はすでに配信中です。
 新島遺品庫は、まさに同志社関係のお宝の宝庫といってもよいのですが、そのお宝の一つを右の写真では手にしています。
 新島襄がアメリカでの生活をはじめて、しばらくしてから学友のシーリーズから譲り受け、障害愛用した英語の聖書です。使い込まれており、新島襄の生涯に付き添った年輪を感じさせられます。心を新たにさせられる、私がもっとも好きなお宝の一つです。
 『宗教と現代がわかる本 2008』平凡社(「アメリカ大統領選挙を左右する福音派内部の動向」担当)を掲載しました。
 この本は、昨年、初めて刊行され、今回のものはその2008年版です。盛りだくさんのテーマ、著名人のインタビューなど300ページ以上の内容で、1600円というのは、かなりお買い得です。巻末には、宗教関係ニュースの一覧や、文献・映画紹介などもついています。
 毎年、これだけのものを作ろうとすると、大変な作業量ですから、編集者の苦労がしのばれます。

 関心のある方はお買い求めください。

■Amazon 『宗教と現代がわかる本 2008』平凡社、2008年3月

 「Essays - 新聞・雑誌記事等」の「新聞執筆原稿」に「国家の威信――揺れる中国」(「現代のことば」)(『京都新聞』2008年4月10日、夕刊)を追加しました。
 先日の中国訪問での見聞を下敷きにして書いた記事ですが、チベット騒乱などが今なお大きな問題として世界の関心を集めており、結果的にタイムリーな記事となりました。
 国際世論は中国批判を強めていますが、問題は中国か、チベット(ダライ・ラマ)か、ということではないと思います。中国の対応に問題があるのは言うまでもありませんが、強硬な態度を、どのようにすれば、多少なりとも、ほぐしていくことができるのか、多角的なアプローチが探られるべきでしょう。
 ダライ・ラマ批判や、国際世論への反発を通じて、中国政府が国内のナショナリズムをあおることは、対立構造を大きくしかねませんので、できれば沈静化する方向にもっていってもらいたいものです。
 一筋縄にはいかない問題ですね。
 小原克博 On-Line を久々に全面的にリニューアルしました。正確に言うと、リニューアル作業を続けている最中です。データを入れるシステムはおおむね構築されたのですが、データ入力は、これからぼちぼちやっていきます。

 これまで文書管理は、別サーバを使って、IBM Lotus Notes/Domino上で行っていたのですが、サーバ管理が面倒になってきましたので、思い切って、Movable Type (ブログ・システム)を使って、www.kohara.ac サイトに統合することにしました。データ入力が完成すれば、既存のデータは一元化され、データ検索などの利便性が大幅に向上します。とはいえ、データベース・システムの移行は、なかなか骨が折れます。

 あと、長年蓄積してきた情報の内、ほとんど更新することのなかったようなページに関しては、これも思い切って、整理統合しました。メニューを作り替えるなどして、必要とする情報に素早くアクセスできるようにしました。小さい不具合はまだ残っているのですが、ぼちぼちとフィックスしていきます。

podcast_banner.gif トップページに、新たに右のような「同志社大学 Podcast」のバナーを追加しました。15分くらいで作った簡単なもので、あまり見栄えは良くありませんが、使いたい人は自由にご利用ください。
 現在、「同志社大学 Podcast」から、私の授業を二つ配信しています。
 先日、『読売新聞』『朝日新聞』『京都新聞』の記事で、この試みが紹介されたことをお知らせしました。その後、クリスチャントゥデイというキリスト教系電子メディアでも以下のように紹介されました。

■クリスチャントゥデイ
http://christiantoday.co.jp/main/theology-news-316.html

 記事になると、いかにも順調にいっているかのように見えますが、実際には、試行錯誤の連続です。正直言って、システム構築からコンテンツ作成まで、これほど苦労することになるとは想像していませんでした。慣れるまで、もう少しかかりそうです。
 しかし、特に「建学の精神とキリスト教」の方は、手間暇かけているせいもあり、結構、見応えのある構成になっていると思います。どなたでも視聴できますので、関心のある方は、どうぞ!
080415_1.jpg 先日、桜の名所として知られている海津大崎(滋賀県高島市)に出かけてきました。9時以降は付近は道路規制されるので、朝5時半くらいに出発しました。
 琵琶湖に沿った道沿いに延々と桜が続いています。
 京都の市内の桜より10日ほど遅れて開花していますので、同じ関西でも、地域による開花時期の差がけっこう大きいことを感じさせられます。

080415_2.jpg 左の写真の桜の向こう側に写っている島は、竹生島です。
 琵琶湖北部は水もきれいで、湖と桜のコンビネーションが絶妙な雰囲気を醸し出しています。
 春学期科目の履修登録が終了し、「建学の精神とキリスト教501」を約560名の学生が登録したことを確認した上で、同志社大学ポッドキャストをプレスリリースしました。
 『読売新聞』『京都新聞』などに紹介の記事が掲載されたようです。

■読売新聞「いつでも、どこでも講義、携帯プレーヤーで再生・・・同志社大」

 ようやく始まり、ほっとした反面、コンテンツ作りがまだ進行中なので、気を抜くことができません。
 一回の授業を作り上げるための手間は、教室でやる授業の何倍にもなります。良質のコンテンツの作るのに近道はないことを、ひしひしと感じています。

 履修学生に限らず誰でもご覧いただけますので、関心のある方はどうぞ。

同志社大学ポッドキャスト

 昨夕、韓国から無事、戻ってきました。
 昨日、朝食をシンポジウム参加の先生方と共にしていたとき、おもしろい話しを耳にしました。
 北京大学のZhao先生によると、中国のプロテスタント教会(中国基督教協会)は、プロテスタントの中心教義である「信仰義認」を強調しないのだそうです。
 なぜか? 社会主義との関係があります。つまり、人間の行動ではなく、信仰によってのみ、神の前で義とされるという考え方は、労働を軽視することになり、社会主義の理念に反するので、「信仰義認」はかなり抑制されているらしいのです。
 いやはや、すごく中国らしい対応状況なので、とても印象に残りました。中国のキリスト教は、なかなか奥が深いです。(^_^;)
080403_2.JPG 4月3日、表題のシンポジウムが、韓国メソジスト神科大学校で行われました。今年の1月に大学の名称が変わったそうで、英語でいうと Methodist Theological Seminary から Methodist Theological University に変わりました。
 アジアで Seminary というと小さい神学校というイメージがありますが、ここは大きな建物が建ち並び、学生の数もかなり多いので、Seminary より University と呼んだ方が実態に合っています。
 無事、ソウルに到着しました。飛行機に乗っている時間は2時間もないので、やはり楽です。韓国へは年に2回くらいの割合で来ていますので、海外に行く、というような緊張感がほとんどありません。ソウルは、私にとってなじみの町といった感じです。
 空港で北京大学の先生と合流し、Methodist Theological Seminary (MTS) のパク先生の車でMTSのゲストハウスに来ました。キャンパスの中にあるのは、やはり便利です。
 明日は、朝7時に集合とのこと。「は、はやい、早すぎる!!」と心の中で叫びましたが、にっこり、「OK! No problem」と答えました。(^_^;)
 明日の午後から、韓国・中国・日本の代表者たちによる120周年記念国際シンポジウムが行われます。
 今日から、ソウルに出かけてきます。
 メソジスト神科大学校(Methodist Theological Seminary)の設立120周年記念の国際シンポジウムに招待されました。
 韓国・中国・日本から2名ずつが招待されて、シンポジウムが開催されます。日本からは、関西学院大学の神田健次先生と私が参加します。
 学期はじめの忙しい時期なので、それに参加して、すぐに帰国するという、慌ただしい韓国出張です。
 時間的余裕があれば、現地から報告したいと思います。
 同志社大学 Podcast が、一応、形式を整えましたので、正式に紹介させていただきます。
http://podcast.doshisha.ac.jp/

 名前は、同志社大学 Podcast となっていますが、実際は、私が管理している実験的サイトです。とはいうものの、このサイトは、同志社大学のインターネット授業の一環として用いられていますので、きわめてオフィシャル度が高いとも言えます。
 現在は、「建学の精神とキリスト教」の2回目までの授業が掲載されています。Podcastとしても、また、Windows Media のストリーミングしても、授業を視聴することができます。
 これは正規の授業でありながら、完全に一般公開されている点に特徴があります。履修学生は、ただ授業を視聴するだけでなく、毎回、小レポートを提出する必要がありますので、決して楽な科目ではないと思います。

 まだ、コンテンツ作成を継続中で、空き時間を見つけては、撮影しています。これがなかなか大変で、まだゴールが見えません。撮影者は横田さん。
 4月になって忙しくなる前に(今でも、十分忙しいですが・・・)収録を終えようと計画していたのですが、まったく不可能でした。
 コンテンツの目玉の一つは、イントロ部分です。普段見れないようなところにまで押しかけて、撮影していますので、結構、見応えがあると思います。これから順次追加していきますので、お楽しみに!
 4月9日に下記のように神学部主催の公開講演会が開催されますので、関心ある方はぜひお越しください。わけあって、講師の名前は伏されていますが、このブログを見てくださっている方は、十分に察しがつくと思います。
 講師は話し上手と聞いていますので、おもしろい講演会になると思います。


神学部・神学研究科 公開講演会
変わるもの、変わらないもの ― グローバル企業としてのアップル ―

 今回、アップルジャパンから講師をお招きします。
 アップルの取り組みの事例を通じて、教育、人材育成、学生生活など多彩な切り口から、情報化社会について大胆に語っていただきます。
 また、同志社大学が今学期から始める、ポッドキャスティングによる講義(「建学の精神とキリスト教」)の配信に触れながら、iPodなど最先端のIT機器が、教育をどのように変えていくのかについても展望します。
 お誘い合わせの上、ご来場いただければ幸いです。

●日 時  2008年4月9日(水)午後5時~6時30分
●場 所  同志社大学 今出川校地 神学館礼拝堂
●講 師  アップルジャパンから

●プログラム
コーディネーター:小原 克博(同志社大学神学部教授)
[講  演]
[質疑応答] 

●入場無料、事前申込不要
●主 催  同志社大学 神学部・神学研究科
 後 援  アップルジャパン
●お問い合わせ 神学部・神学研究科事務室(075-251-3332)

入学式

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080401.jpg 今日は入学式に登壇するために、同志社大学の京田辺キャンパスに行きました。
 京田辺キャンパスは、近鉄電車の最寄り駅から徒歩20分くらいかかるのですが、入学式が行われたデーヴィス記念講堂は正門からさらに奥に10分弱歩いたところにあります。
 人混みがすごく、よけいに時間がかかりました。

 晴れ間が出たり、霧雨が降ったりなど天候は不順でしたが、桜はきれいに咲いていました。
 右の写真は、校舎近くに咲いているものです。このような桜が校舎と校舎の間にずらっーと並んでいるので、なかなかの眺めでした。
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自己紹介

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