小原On-Line

小原克博: 2011年1月アーカイブ

20110115_4.jpg 1月15日(土)、以下のような内容で CISMOR 公開シンポジウムを開催しました。

中間選挙後のアメリカの政治と社会
[モデレーター] 村田晃嗣(同志社大学 教授)
[パネリスト]会田弘嗣(共同通信社 編集委員室長)、飯山雅史(読売新聞調査研究本部 主任研究員)、佐々木卓也(立教大学法学部 教授)、森孝一(神戸女学院 理事長・院長)
【共催】同志社大学 アメリカ研究所、同志社大学 神学部・神学研究科 
【後援】共同通信社、読売新聞社、京都日米協会

 今回のシンポジウムでは、やはりティーパーティのことが繰り返し言及されました。また、先日のアリゾナでの銃撃事件、オバマ大統領のスピーチ、なおも続く等は的な対立手についても話題になりました。
 不十分ながらメモを取っていますので、関心ある方はご覧ください。

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 この二日ほど、また雪が降り続けています。
 空き地にある雪を集めて、かまくらを作りました。右の写真では小さく見えますが、中は大人4人が入れるほどの広さがあります(もちろん、身をかがめてですが)。
 最初に巨大雪だるまを作り、それをスコップでくりぬいていきます。このサイズのかまくらは、それがベストの作り方だと思います。雪の壁をかさ上げしていく方法は手間がかかるだけでなく、強度が不足しがちで、天井部分まで到達できない場合があります。
 私の経験上、くりぬき方式がおすすめです。今年は、まだ雪が降り積もりそうなので、近くに雪がある方はチャレンジしてみてください。2、3人でやれば、1時間程度で、そこそこのかまくらを作ることができます。
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 1月8日(土)、同志社大学 神学館礼拝堂で「宗教系大学の歴史と未来を考える」をテーマにして、京都・宗教系大学院連合(K-GURS)の公開シンポジウムが以下のように行われました。

基調講演:本井康博(同志社大学教授)
パネル・ディスカッション
司  会:奥山直司(高野山大学)
パネリスト:頼富本宏(種智院大学教授)
      山極伸之(佛教大学教授)
      赤松徹真(龍谷大学)

 以下に私のメモをつけておきます。あくまでもメモですので、正確でない部分もある(かもしれない)点はご容赦ください。

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 マサチューセッツ州にあるウェルズリー大学から10名の女子学生が同志社に来られ、神学研究科の大学院生たちと交流の機会を持ちました。彼女たちは3週間弱日本に滞在して、日本文化・日本宗教・社会問題などから、それぞれが設定したテーマをまとめていきますが、それを同志社の学生たちがお手伝いするというジョイント・プログラムです。
 ウェルズリー大学は、ヒラリー・クリントン国務長官の卒業校としても有名な東部の名門女子大学です。グループ・ディスカッションで、私は神道の建築に関心を持っている方の話を聞きましたが、よく下準備をされており、スマートな質問をされるので感心いたしました。
 こうした国際交流を日常的に行うことができると、日本の学生の意識も変わっていくと思うのですが、G30に選ばれ、国際化を目指す同志社大学も、まだまだ多くのやるべき課題を抱えていると思います。私個人としては、できる限り、こうした国際交流の機会をアレンジしていきたいと考えています。
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 お正月は、普段、宗教心のない人も、神社仏閣へと初詣にでかけ、多少信心深くなるものですが、今日は、何とお地蔵さんを拝んでいるお猿さんを撮影することに成功しました(自宅前)。
 宗教心の有無は、人間とそれ以外の高等霊長類を分ける分岐点と言われてきましたが、ついに猿も宗教心を獲得するまでに進化したということでしょうか。あるいは、ただの「猿まね」なのか?
 と、正月にふさわしい謎かけをしておきたいと思います。
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 小原ゼミ(学部)の卒業生で、現在、東京で漫画家の卵として仕事をされている「松風はるか」(ペンネーム)さんが描かれた年賀イラストです。
 すでに「月刊コミックフラッパー」(メディアファクトリー)などで作品を発表されていますので、漫画家の「卵」というより、もう立派な漫画家と呼んだ方がよいのかもしれません。
 上のイラストは、Photoshop というソフトで描かれたものですが、デジタル作品とは思えないほどに、やわらかい色使いや、きめ細かい筆致が施されており、素人の私からすれば驚嘆するばかりです。
 ちなみに、2008年11月18日の記事でも、彼女が色紙に描いてくれたイラストを紹介しています。
 「松風はるか」ファンの一人として、また何かあれば、このブログで紹介していきたいと思います。

20110101.jpg
 明けましておめでとうございます。
 2011年、世界が少しでも平和になり、貧困や暴力が減っていくことを祈りたいと思います。

 個人的には、アメリカから帰国後の2010年後半は猛烈に忙しく、いつも何かに追われ、また目の前に予定が待ち構えているような状況でしたので、2011年は、もう少し余裕のある生活を送りたいと願っています。

 昨年はアメリカ滞在中に『宗教のポリティクス』(晃洋書房)を刊行することができました。今年は、キリスト教倫理あるいは宗教倫理の関係で、これまでのものをまとめ、新たに書き加えて、一冊刊行できればと考えています。
 やる気はあるのですが、雑用がそれ以上に多くて、なかなか自由な時間がとれないのが悩みの種です。しかし、忙しさを言い訳にはしたくありませんので、日々の生活の中で工夫していきたいと思っています。
 また、忙しさにかまけて、こぢんまりと、まとまってしまわないために、これまで同様、各種の「他流試合」(特に国際的なレベルのもの)には積極的に関わっていきたいです。

 今年の元旦は大雪のせいで、我が家は大げさな言い方をすれば「陸の孤島」状態となり、どこも出かけませんでした(坂道が急なので徒歩も車も大変)。右上の写真はベランダから比良山方向を撮影したものです。カリフォルニア州の中南部には雪はありませんので、こうした雪景色を久々に見て堪能すると共に、冬でも温暖なサンタバーバラを懐かしく思い起こします。
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