小原On-Line

学問: 2007年9月アーカイブ

 「宗教の歴史」が、90秒ほどでわかるページを紹介します。

■ History of Religion
http://www.mapsofwar.com/

 通常の歴史年表と異なり、動的に、宗教の拡大を把握できるのがミソ。なかなか、よくできています。ただし!(ここからが重要)
 言うまでもないことかもしれませんが、あくまでも「粗い色分け」だということを忘れないように。
 実際には、ほとんどどの国においても、様々な宗教が入り交じっており、たとえばキリスト教だけの地域なんて地球上に存在しません。キリスト教一色に塗られているヨーロッパでは、ムスリムが多数住んでいますし、同じ事は、アメリカやアジアについても言えます。
 比較的単純に色分け、つまり、宗教の棲み分けがなされていたのは、せいぜい19世紀くらいまでです。その後、宗教の多元化が各地域で進んでおり、それが現代社会の問題にもなっていることを考えながら、上に紹介したページをご覧いただきたいと思います。

070923  日本基督教学会での私の発表を至近距離で聞いてくださっていた大学院生のbashi さんから、右の写真をいただきました。質疑応答の最中の顔だと思います。
 漫才でもしているかのような、緊張感のない顔ですね。(^_^;)
 しかし、自分で自分の写真は撮れませんので、bashi さんのご親切に感謝です。

 今日は日本基督教学会 学術大会の2日目で、午前中に研究発表を行いました。
 「近代日本における「宗教間対話」――宗教概念の形成と政教分離を中心に」というタイトルで発表しました。直前に短時間で仕上げたので、少々あらい部分もあったかもしれませんが、無事、発表を終えることができました。
 私が指導する大学院生たちも、無事発表を終えて、ほっと一安心です。なかなか、よくやってくれたと、心密かに満足しています。

 午前の研究発表終了後、関学の神田先生と京大時計台下のレストランで昼食をとりました。昔の京大からは想像もできないほどに、おしゃれな感じのレストランだったので、記念にと1500円のお昼のコース料理を頼みました。
 お味の方は・・・ まあまあ、でした。同志社びいきに聞こえるかもしれませんが、同志社寒梅館のSecond House Will の方が、質・量ともに少し勝っているかな、と思いました。
 それにしても、京大でコース料理が食べられるなんて、隔世の感があります。

 今日は京大で行われた日本基督教学会 第55回学術大会に参加してきました。午前中の司会も当たっていたので、居眠りしないよう、前日はいつもより早めに寝ました。しかし、司会をしている最中、私の隣に座っていたタイムキーパーの学生さんは爆睡状態。ベルを鳴らす時間も忘れ熟睡していたので、私がベルを押しましたが、何となくおかしくて、笑いをこらえるのが大変でした。
 朝一番から、私の指導している大学院生たちが発表にあたっていたので、もれなく会場を巡回し、発表を見守りました。かなり発表に慣れてきているので、最近は、見ていても比較的安心できるようになりました。質疑応答も無難にこなすと、ほっと一安心です。
 明日は、指導する大学院生たちの発表も少し残っていますが、私自身の発表もあります。恥をかかない程度にがんばりたいと思います。

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近  著

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