小原On-Line

小原克博: 2012年6月アーカイブ

20120630.jpg
 歩数計ごときに「革命的!」とは大げさに聞こえるかもしれません。しかし、伝統的な歩数計(昔は万歩計と言いましたが)を断続的に使っていた私にとって、上の写真の歩数計(オムロン)は iPhone の登場時にも似た感動を与えてくれました。
20120628.jpg
 6月27日、What is necessary for Reconciliation and Peace Building? というテーマの国際会議を同志社で開催しました。グローバルスタディーズ研究科(GS)とCISMORの共催ですが、実行部隊の多くはGSから出されており、今回、私は最後に concluding remarks を述べるだけでしたので、比較的気楽でした(内藤先生は大変だったと思いますが)。
 「先生おじゃまします──自立した国際人となるために」(『同志社タイムス』第678号、2012年6月15日)を追加しました。

 『同志社タイムス』は校友会機関誌なのですが、どれくらいの卒業生が手にしているのかは、私にはよくわかりません。しかし、毎月発行ですから大したものです。
 今回は、『同志社タイムス』の広報委員の矢部さんが取材に来てくださり、まとめてくださいました。ちょっぴり同志社卒業生向けの内容になっています(新島襄に言及)。
20120624.jpg
 40年来、腹の底から(中から?)親しく付き合ってきた友と別れを告げました。写真は、その親友の死亡宣告書です。
20120623.jpg
 遅ればせながら、Facebook を始めました。「友達」も少し増えて、非常に多機能な Facebook の仕組みや魅力も、この1週間でだんだんとわかるようになってきました。
20120622.jpg
 iPhone や iPad などの iOS に対応したアプリ「同志社大学 CISMOR」を iTunes Store にアップロードしました。
20120618.jpg
 今年4月から正式にオープンした学研都市キャンパスに初めて行きました。同志社大学大学院 脳科学研究科の科目「研究安全と倫理」の授業のためです。
20120617.jpg
 近所の川岸にコスモスを植え付ける手伝いをしました。もともとは、雑草生い茂る道だったのですが、近所の杉本さんという方が一人で雑草を抜き、整地され、コスモスを植え始め、この数年、秋には美しいコスモス・ロードが散歩の人の目を楽しませてくれていました。近くをJR湖西線が走っていますので、秋には車窓からも400メートルほどのS字になったコスモスの道を見ることができます。
 今回、杉本さんのご苦労に対し、私が所属している「しがの里山や川を美しくする会」がお手伝いすることになり、私も参加した次第です。30名ほどの方々がコスモスの苗を植え、水やりをしてくださいました。
 植え付けをする距離はかなりの長さなのですが、人数がそこそこいたおかげで、比較的短時間で作業を終えることができました。
 秋には、赤、白、ピンクのコスモスが咲き乱れます。楽しみです。
 6月15日(金)、東北大学の鈴木岩弓先生を講師としてお招きして、宗教倫理学会の研究プロジェクト「3.11以降の社会と宗教」の第4回研究会を開催しました。発表タイトルは「震災以後の宗教者のちから──「心の相談室」から生まれた「実践宗教学寄附講座」」。
 私は授業が5講時まであったため大幅に遅れて会場に到着しましたが、厚かましくも、いろいろと質問をさせていただきました。
 鈴木先生は、3.11以降の取り組みの一つとして「実践宗教学」という講座を開講され、そこで将来的には「臨床宗教師」の育成を目指したいとのことでした。それが欧米におけるミリタリー・チャプレンや病院チャプレンをモデルにしているとのことだったので、具体的な実践の構想や、病院における宗教的ニーズなどについてお尋ねしました。
 議論の中では、「宗教」という言葉が、日本の日常生活の中ではかなり使いづらい表現だということが指摘され、「信仰」やその他の言葉に置き換えることの可能性・必要性についても言及されました。これはなかなかの難問で、私も日頃から考えていることの一つです。
 その他、医療現場に対する宗教的な介入がもたらすことの具体的な効果など、多岐にわたる議論がなされました。
20120610.jpg
 琵琶湖の東岸、琵琶湖大橋を少し北に行ったところにあるマイアミ浜の中にあやめ園があります。たまたま横を通り過ぎたときに、きれいな花の色が目に入ったので、立ち止まり、はじめてこの場所を訪ねました。色とりどり複数の種類のあやめがあり、開花時期も異なるので、まだしばらくは開花したあやめを見ることができそうです。
20120609.jpg
 サミール先生と共に担当している英語による授業(大学院)一神教学際研究演習8 (Encounter of Japanese Culture/Religion and Monotheism) において、ラッシェル・ソトさんをゲスト・スピーカーとしてお招きしました。先週は、ライプチッヒ大学の研究者 Ugo Dessi さんを招いて、グローバル時代における日本仏教について議論を交わしました。このところ、充実した授業となっています。
 ソトさんは、上賀茂神社で研究生として過ごしておられ、夏の間の一時帰国(アメリカ)を来週からされるということで急遽お呼びすることにしました。私も、この日、初めてソトさんにお会いしたのですが、そもそも彼女のことを知るきっかけとなったのは『中外日報』次の記事です。


 上賀茂神社には親しくしている乾さんがいますので(→上賀茂神社へのフィールド・トリップ)、さっそく彼に連絡をとったところ、帰国直前のソトさんから了解を得ることができました。
 同志社のキャンパスに来られたのは初めてということでした。最初に、私が同志社の背景や歴史を簡単に説明し、それからソトさんに、上賀茂神社のことをベースにしながら、神道の説明をしてもらいました。彼女はメソジストの背景を持っているので、神道とキリスト教を比較しながら説明を進めてくれました。
 彼女のフレンドリーな話し方がよかったのか、参加者からは次々と質問が投げかけれら、とても充実した授業となりました。サミール先生からは、イスラームとの比較や、神道好きのサミール先生らしい、おもしろいエピソードをたくさん紹介していただき、場が盛り上がりました。
 同志社では、仏教の授業などは昔からあったのですが、神道について学ぶ機会はほとんどなかったと思います。学生さんたちの満足度も大変高かったので、今後も、こうした機会を作っていきたいと考えています。
20120607.jpg
 このところ毎日、写真(右)にあるような量のイチゴが収穫できています。まだ白いイチゴもたくさんありますので(写真左)、もうしばらくは収穫できそうです。濃厚な赤色になったイチゴは甘みも格別です。
 昨年秋に3株ほどイチゴの苗を買ってきて、そこから増やしていきました。どんどんライナー(つる)を伸ばしていくので場所を確保するのが大変です。例年であれば、トマトやキュウリを植え付ける場所がイチゴに占拠されている状態なので、収穫後にどうするかを思案中です。
 「死刑制度と平和主義──キリスト教を参照軸として」(『まなぶ』第661号)を追加しました。
 紙面の都合上、死刑制度をめぐる問題を網羅するというわけにはいきませんが、持論をまとめてみました。昨晩、オウムの菊池容疑者が逮捕され、オウム関係者の死刑執行に影響を与えるだろう、ということが報道されていますが、こうした場当たり的な死刑論議を続けていてよいのだろうか、と思います。
 関心ある方はご一読ください。
20120603a.jpg
 ホタルが現れる時期になりましたので、近所の川に出かけてきました。以前、ホタルが乱舞していた川辺は、水質の変化のためか近年、ホタルが見られなくなっており、今晩も見つけることができませんでした。もう一つ別の川(住宅街の中にある)では、乱舞とまではいきませんが、かなり多くのホタルを見つけることができました。30匹以上を確認することができました。
 ホタルの光のきれいな明滅は、iPhone のカメラではうまく撮影することはできませんでしたが、比較的きれいに撮れたのが上の写真です。
 ホタルが住めるようなきれいな川を維持することが、私の住んでいる地域でも課題になっています。
 私が会員となっている「しがの里山や川を美しくする会」では、ホタルの生息調査を活動の一部として行っています。
20120602.jpg
 今日は神学部一年生のクラスの一環として、今出川キャンパスのキャンパス・ツアーと同志社墓地の墓参を行いました。
 同志社墓地は若王子の山の頂上近くにあるため、ふもとから20分ほどの登山をすることになります。今日は登ったあと、汗びっしょりになりました。
 同志社墓地の中央には新島襄の墓があり、その左隣に新島八重、右隣に宣教師デービスの墓があります。新島と共に同志社を設立した山本覚馬(新島八重の兄)の墓もあります。
 今、同志社では来年のNHK大河ドラマ「八重の桜」にちなんだ新島八重関係のキャンペーンが多彩に行われています。ドラマが始まると、新島八重の墓を見に来る人も増えるかもしれません。


You are the
 th Visitor
 since 01/07/2004.

自己紹介

近  著

2013年10月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

月別 アーカイブ