小原On-Line

神学部・神学研究科: 2005年2月アーカイブ

050220 19日(土)に神学部公開講演会「戦争・平和・宗教-日本とドイツ-」(→1/20記事参照)が行われました。
 雨模様にもかかわらず、来場者は180名を越え、会場はほぼ満席となりました。
 なるべく早くに、全体の様子がわかるよう、動画ファイルを用意したいと思っています。
 とにかく長かったです。1時半から始まって、終了は5時半近く。4時間は長いですよね~。でも、ほとんど途中で席を立つ人がいなかったことを考えると、内容的にはかなりおもしろかったのではないかと思います。
 ドイツの総領事も来てくださったのですが、非常に満足しておられました。
 上の写真の一番左が総領事、真ん中左が小川氏、真ん中右がティーセン氏です。ティーセン氏は、蝶ネクタイをつけて、おしゃれでした。わたしも、いつか真似してみたいです(似合わない!?)。

 先週は、猛烈に忙しくて、BLOG更新もままなりませんでした。
 突然ですが、今日から韓国に出かけてきます。うまくいけば、韓国からBLOGを更新できるかもしれません。
 今回は、ソウルにはほとんどとどまらず、それ以外のところに足を伸ばすので、楽しみです。

050210 一昨日、武岡洋治さんがやってきて、スーダンについて2時間ほど話しました。
 武岡さんは、名古屋大学名誉教授で農業が専門。農地開発を視察するために滞在していたスーダンで、抗マラリア剤の薬禍により瀕死の重傷に陥り、やがて健康を取り戻すものの片目を失明されます。このあたりの事情は『光遙かに―薬禍を超えて』 (新教出版社)などで詳しく説明されています。
 その後、同志社大学大学院神学研究科で学ばれました。その際、わたしのゼミに出られていたので、親しくしていたのですが、大学院修了後はお互い忙しかったせいもあって、2~3年ぶりくらいの再会でした。
 スーダンは、北部のイスラム政権と何部のキリスト教系反政府勢力とが長い抗争を続け、今年1月にようやく和平が締結したばかりですが、スーダン西部のダルフールにおける内戦も、まだ完全には終わっておらず、そこで繰り広げられたジェノサイドが国際的にも批判を浴びてきました。
 宗教的にも、民族的にも、一筋縄ではいかない状況にありますが、そこに、日本の自衛隊が平和維持活動のために派遣される云々の議論が始まっています。
 そのスーダンに武岡さんの親しい知人がいるのですが、その彼がわたしにコンタクトを取ってきて、一度、スーダンに来い、というので、その様子を聞くため、武岡さんから話をうかがうことになった次第です。
 まだどうなるかわかりませんが、ひょっとすると、この夏、スーダンに行くかも・・・

040208 マサチューセッツ州の Hebrew College から、Solomon Schimmel 先生が来られ、お迎えしました。一ヶ月という短い期間ですが、神学部の客員研究員として京都で過ごされます。
 Schimmel 先生の専門は、ユダヤ教教育学・心理学。近著に、"Wounds Not Healed By Time"という興味深い本があります。
 神学部にユダヤ教を専門とする客員研究員が来られたのは、今回が初めてではないかと思います。Schimmel 先生は、インターネットで、CISMORや、わたしのページを見て、同志社に来てみたいと思った、というのですから、インターネット時代ならではの国際交流です。
 ちなみに、Schimmel 先生は、英語への自動翻訳で、このBLOGも見ています。会って早々、「大阪YMCAで講演をしただろう~?」と言われ、どうしてそんなことまでしっているのか、と一瞬唖然としたのですが、KOHARA BLOGのリピーターだったのでした。
 自動翻訳の英語はかなりひどいものですが、それでも、ないよりはましだということを、今回、あらためて思いました。

 Schimmel 先生は、日中、神学館4階におられることが多いので、関心のある方は、ぜひ訪ねてみてください。

 まずは、小原克博On-LineのWhat's Newから引用します。

「Virtual Lectures」に新しいコンテンツを三つ追加しました(左側)。講演会を音声および動画として視聴することができます。また、「授業内容」「卒業論文データベース」「修士論文データベース」に今年度提出の論文を追加しました。

 Virtual Lecturesは久々の更新。今後は面倒がらずに動画(音声)データを載せていきたいと思います。

 卒論データベースと修論データベースも、それなりに楽しんでいただけるのではないかと思います。中には力作もあります。内容の問題はさておき(^_^;)、各人が一つの到達点を形にしたという意味では、他に代え難い価値を持っていると言えるでしょう。

 「小原ゼミ」の「2004年度小原ゼミ」のコーナーに、コンテンツを大幅追加しました。
 先日記事(→1/27)でも触れたボーリング大会、新年会の写真(スライド形式)、思い出のシーンのムービー(音楽付き。Shockwaveプラグインが必要)、そして、今年度提出された卒業論文8本です。
 自分で言うのも何ですが、どれも力作ですので、ご覧ください。

■小原ゼミ
http://www.kohara.ac/seminar/

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