小原On-Line

旅行・地域: 2012年3月アーカイブ

 大行寺は江田島にあるのですが、私は呉のホテルで宿泊し、そこから船で江田島に出かけていました。
 その呉の港にある観光スポットの一つが大和ミュージアム。今は、呉も平清盛ブームですが、その前に多くの観光客を集め、また今も集め続けているのが大和ミュージアムです。
 大和関係の資料が豊富に揃えられていますが、私が感心したのは、映像関係のクオリティが非常に高かったことです。当時の再現映像など、非常に手間暇かけて作られた見応えあるものが多くありました。
 以下、大和ミュージアムの写真をいくつかあげておきます。

 大教寺での春季彼岸会(ひがんえ)三日目の話を終えて、京都に戻りました。三日目は、仏教と平和について話しました。
 二日目の空き時間を利用して、江田島の観光スポットである海上自衛隊幹部候補生学校(旧・海軍士官学校)を訪ねることができました。日本近代史を凝縮したような濃密さに触れることができました。西洋列強に対峙するための海軍力増強の要が、この場所にあったことを、ひしひしと感じさせられました。
 以下、写真で様子を紹介します。

20120325_1.jpg 呉のホテルから港に向かい、そこから高速艇に乗って、江田島に向かいました。江田島の小用(こよう)から大行寺まではタクシーを使います。大行寺は高台にあるので、瀬戸内海を眺望することができるのですが、じっと見ていると潜水艦が動いているのが見えました。このあたりには海上自衛隊関係の施設があるためだと思います。本物の潜水艦を目の当たりにしたのは初めてで、かなり大きいことに驚きました。

20120325_2.jpg
 今日は大行寺で朝と午後の二回、話をしました。朝は、浄土真宗のエッセンスについて、午後は、葬儀・終末期医療とと仏教について話しました。
 檀家の方々がたくさん来てくださり、熱心に聞いてくださっている姿には心励まされました。
 広島は「安芸門徒」と呼ばれる浄土真宗の門徒がたくさんいる土地柄です。江田島だけでも20ほどの本願寺派寺院があるようです。日本の中でも、広島は真宗門徒の人口密度がもっとも高いところではないかと思います。

20120325_3.jpg
 お寺で、私が浄土真宗について話すのは、考えてみれば奇妙なことかもしれませんが、外部の人間がどのように浄土真宗をとらえているかを知るのは、門徒の方々にとっては一定の意義があると思います。特に、浄土真宗が当たり前の地域では、自分たちの信仰を客観的にながめ、自覚的にその輪郭をつかむという作業は欠かせないでしょう。
 私は、仏教の他の宗派やプロテスタントなどとの比較を交えながら、浄土真宗のユニークさについて話をしました。「他力本願」「信心一つ」という教えは、絶大な自由度を真宗門徒に与えますが、それは同時に大きな責任と(自覚的な)選択を伴うものであることを強調しました。

 午前と午後の話の合間に、近くにある海上自衛隊幹部候補生学校(旧・海軍士官学校)の見学にでかけました。後日、写真をアップしたいと思います。
20120324.jpg
 本日から三日間、浄土真宗本願寺派 大行寺(広島県江田島市)で話をするために江田島に向かいました。
 新幹線で広島まで行き、そこから港のある宇品まで移動し、そこからは右の写真にある高速艇に乗って20分ほどで江田島に到着です。
 お寺での法話は初めての経験でしたので、最初は緊張しましたが、初日は仏教を中心に自己紹介的な話をしました。みなさん熱心に聞いてくださるので、一時間という時間があっという間に過ぎていきました。
 今日は時間の余裕がありませんので、明日、引き続き報告をいたします。
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