小原On-Line

講義・講演: 2010年12月アーカイブ

 第57回コルモス研究会の二日目のパネルディスカッションにおける私の発表の際の配付資料をアップしておきました。
 日本での宗教教育の見直しがオウム真理教による地下鉄サリン事件(1995年)以降、起こってきたのに対し、欧米では9.11以降、宗教教育をめぐる議論が活性化してきたことを指摘しました。


 稲垣恭子先生(京都大学大学院・教育学研究科教授)による講演「師弟教育の現在──人生の師と学校の先生と」のメモを以下につけておきます。師弟関係の変化について語っておられます。普段、あまり意識しませんが、学生との関係も、歴史的に見れば大きく変わってきたのだな、ということを再認識させられました。「三尺下がって師の影を踏まず」といった伝統は、もはや神話の世界に属しているかのような激変ぶりです。

 井上順孝先生(國學院大學教授)による「宗教文化教育の現状と課題」のメモを以下につけておきます。来年から始まる新しい資格制度「宗教文化士」ができるまでの歴史や背景、課題について話して折られます。

 12月26─27日、京都国際ホテルを会場にして毎年年末恒例の「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)に参加してきました。昨年はアメリカにいたため、2年ぶりの参加となりましたが、懐かしい顔ぶれに多数再会することができました。
 コルモスは、一線の宗教研究者に加え、宗教界の指導的人物たちが参集するユニークな会合です。ちなみに、現在の会長は大村英昭先生(関西学院大学)、副会長は島薗進先生(東京大学)です。

 今年のテーマは「宗教文化教育と心の教育」で、初日の基調講演を、宗教文化士の推進役である井上順孝先生(國學院大學)と、教育学の専門家である稲垣恭子先生(京都大学大学院)がなされました。私は、二日目のパネルディスカッションで発表しました。
 二日とも、最初から最後まで、一番前の席に座らされていたため、身動きとれず、写真を一枚も写すことができませんでした。文字ばかりの報告になりますが、今回は持参した愛機 MacBook Air で比較的まじめにメモをとりましたので、それを記事をあらためて掲載したいと思います。
 新型 MacBook Air (11インチ) はバッテリーのもちも十分で、6時間程度は余裕です。よほど激しく使わない限り、充電なしで一日の仕事に耐えることが今回体感できました。
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近  著

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