小原On-Line

講義・講演: 2013年11月アーカイブ

 私の授業に田辺寿一郎氏(The Centre for Peace and Reconciliation Studies, Coventry University, UK)を特別ゲストとしてお招きし「仏教哲学と平和」というテーマで話してもらいました。多くの学生は、普段、仏教関係の話を聞く機会がないので、非常に新鮮に映ったようです。授業後のコメントからも高い満足度が、うかがえました。
 私自身も、仏教には大きな魅力と可能性を感じています。ただ、その深遠な思想を紛争解決・平和構築というプラグマティクな作業に、どのように関係づけていくかは、まだまだこれからの課題です。それだけに、おもしろい研究分野だと思います。

 今日は、同志社ホームカミングデーということで、同窓生たちが多数キャンパスに集まってきました。各種のプログラムがあるのですが、その一つ、英文科の卒業生(1972年度生)主催のセミナーに招かれ、「同志社建学の理念について──「良心」を現代に生かすための探求」というタイトルで話しました。
 やはり、大半の人が「八重の桜」を見ており、その話題でかなり盛り上がりました。以下のような内容を話しました。関心のある方はご覧ください。
 1)新島襄の略歴、2)同志社の教育理念、3)良心教育とは?

「絶対平和主義(2)──非暴力を実践した人々」(講義「宗教と平和」第6回、同志社大学) をアップしました。さすがに毎週アップしていると、編集の手際が非常によくなっていることを自分でも感じます(笑)。来週はゲストを招いて、「仏教と平和」をテーマとする予定です。

 公開シンポジウム「自然エネルギーを考えるための環境文化・宗教文化──技術と思想が出会う未来を模索する」(同志社大学、2013年11月2日)を追加しました(配布資料付き)。

 また、上に動画をつけておきます。3時間分ありますので一気に見るのはしんどいかもしれません。関心ある部分からどうぞ。以下のような流れになっています。

・趣旨説明
・講演「自然エネルギーが世界を救う」(牛山 泉)(75分)
・講演「環境文化・宗教文化から見たエネルギー論」(小原克博)(35分)
・パネル・ディスカッション
・フロアーとのディスカッション

 牛山先生の話は自然エネルギーの全体像(可能性・問題点)を扱っており、見応えがあるはずです。

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