小原On-Line

CISMOR: 2005年1月アーカイブ

 朝日新聞の京都版、北大阪版などで明日以降掲載が予定されていますが、一神教学際研究センター(CISMOR)で勤務していただく同志社大学契約職員を募集しています。募集内容の詳細については、下記アドレスにあるPDFファイルをご覧ください。
 京都近郊の方で、同志社大学のCOE拠点であるCISMORで働いてみたいと思われる方はふるってご応募ください。国際色豊かな雰囲気の中で、最先端の動向に触れながら仕事ができますので、かなり刺激的であると思います。もちろん、国際会議の準備や報告書作成など、大変な仕事もありますが、それはそれでやりがいのあることだと思います。形式的には「事務職員」という形で応募していますが、実際には通常の事務職員以上にあれこれと、おもしろい、知的刺激に満ちた仕事にかかわることができると思います。
 お知り合いの方々の中にふさわしい方がおられれば、この募集内容をご案内いただければ幸いです。

■同志社大学契約職員の募集(CISMOR勤務)
http://www.cismor.jp/jp/doc/recruit200502.pdf

 今日は、CISMORの「EUにおける宗教政策」研究会の一環として、一橋大学の内藤正典先生をお呼びして、「トルコのEU加盟問題からみたヨーロッパとイスラーム世界の関係」と題して、お話をしていただきました。
 内藤先生は、一橋大学COEプログラム「ヨーロッパの革新的研究拠点」の副代表でもあります。
 レジュメの内容は下記の通りでした。

1.トルコのEU加盟交渉の経緯と背景
 *トルコはなにゆえ加盟したいのか(歴史的経緯)
 *エルドアン政権にとっての実利
2.ブリュッセル首脳会議における各国の反応
 *現在の政府首脳の対応
 *シニアおよび野党の反応
3.EU諸国における反対理由
 *①人権、②男女不平等、③移民流入への恐怖、④宗教の相違、⑤そもそもヨーロッパになじまない、⑤経済開発の遅れ、⑥人口規模
4.EU加盟問題が「イスラームと西欧」との関係に与える影響
 *人権問題や民主化の進展を障壁とする→近代的国民国家の問題
 *イスラームを障壁とする→根源的にみえるが、ヨーロッパの自己定義としては後退的

 トルコ、フランス、ドイツ、オランダなどにおける事情を丁寧に紹介してくださり、大いにまなぶことができました。とりわけ、オランダにおいて、リベラル多文化主義という言葉が、アメリカ的な文脈で語られる場合とは、かなり違った意味を持っていることを知らされ、新たに考え始めるきっかけを与えられました。

 内藤先生については、下記の本がまずはお薦めです。

■内藤正典『ヨーロッパとイスラーム――共生は可能か』岩波書店、2004年(岩波新書905)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004309050/katsuhirkohar-22

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